かずの里山ハイク

山や花、日常の出来事などの気まぐれブログ

草山 アオモジ

2016年02月23日 | フィールドメモ

アオモジの開花を確認すべく、草山をちょこっと歩いてみた。山頂の一部の木が開花を始めていた。

あと1週間もすれば、開花が進むことだろう。10日後ぐらいに盛りを迎える?

アオモジは善城寺山頂でも群生しており、楽しめる。

雌花をアップして撮ってみる。雄花が花も大きくて見栄えはするのだが。

おまけ:開花の進むナガバノタチツボスミレ


牛頭山(ぎゅうとうざん 別名 ごずやま)

2016年02月21日 | 山歩き

年初より気になっていた下ヶ原林道~牛頭山を往復してみた。今回のコースは3/4以上
林道歩きで、かつ山道は笹薮ぎみ、山頂も含め展望は望めないので、一般の方にはお勧め出来ない。

しかしながら下ヶ原川沿いの林道は渓谷が美しく、滝や沢の水音を聴きながら歩くのも気持ち良い。
ややワイルドなノルディックウオーキングや渓谷観賞のハイキングのコースとして使えそう。

取り付きから上流に民家は一切無いことから、沢歩きにはうってつけのルートに思えた。
途中に堰堤があるが、下流から堰堤まで、堰堤からさらに上流と2ルートに分けて歩けば良さそう。
なお、堰堤付近には車3台は駐車できるスペースがある。堰堤までは愛鳥林Pから歩いてもすぐに
入渓できる。

コースタイム 愛鳥林駐車場(13:10)→牛頭山(15:10)→愛鳥林駐車場(16:40)
上り 2時間 下り 1時間30分 歩行距離 約11.5km

林道下ヶ原線入口

沢がとてもきれいで癒される。

二段滝

林道横を流れる沢

小さな山頂標識

三角点も無く、展望も効かない、地味な牛首山山頂、「ぎゅっとして」もらおう(笑)と思ったが、
さにあらず、写真2枚撮っただけで、そそくさと山頂を後にした。

きれいな流れじゃのー。

手つかずというのがいい。

ここを歩いたらさぞ楽しかろう!!

ついでに津々良ヶ岳もと思っていたのだが、午後出発ゆえ時間が足りなかった。次回持ち越しだ。

余談:牛頭山や津々良ヶ岳は日暮ヶ岳から大原湖を挟んで対岸にそびえる山になる。山頂を踏んでおけば、
日暮ヶ岳山頂から説明する時に「どんな山なのか」説明する時にネタとして使えそうだ。

余談2:事前に登山ルートの情報は得ており、イメージとして頭にあったが、今回の牛頭山登山は昼休憩後に
急に決めたもので、紙地図やコースマップなどは無く、スマホで牛頭山周辺の地図をキャッシュし、
地図を表示させながら歩いた。時々、現在地確認や地図読み(地図と実際の地形を照合する)をしながら
歩いた。地図読みといっても、平坦で特徴の無い地形だと現在地もわかりづらいことがある。
遠くの目標物から現在地を割り出すこともあるが、GPSを上手く使えば、現在地確認に役立つ。
事前にコースをGPSに入れておき、ナビ替わりに使うのも一つの手段だが、いざという時は地図読みが
出来ないと、どうにもならない時がある。普段から地図を片手に地形を確認しながら山を歩くと、
道迷いの時などにずいぶん役立つ。


小さな森カフェ下見

2016年02月20日 | フィールドメモ

※当記事は2月21日10時~12時に実施したものです。編集の都合上、作成は20日になっている。

来る2月28日に国立山口徳地青少年自然の家で森林セラピー山口主催の小さな森カフェが開催されます。
森歩きやコーヒー焙煎、クラフト体験などが予定されており、今日はその下見をすることになり、参加した。
なお、今日の様子は中国新聞の取材も受けたので、一部掲載されるかも?
弊ブログを見られたゲストの皆さま、振るってご参加下さい。楽しいですよー。

下見予定の打ち合わせ

当日を想定して、会場を細かく視察、確認しました。駐車場の近くにあります。

森歩きコースの下見と説明内容の確認など。

冬の森歩きも、ポカポカして楽しいものですよ。

野外炊事棟では学童のグループが野外料理を楽しまれていました。

クロモジの冬芽他を確認中。

12時に終了し、昼休憩しました。午後からミーティングの予定でしたが、私は当日都合により、
参加出来ないこともあり、辞退しました。午後は、森林セラピー基地の新たなアクティビティ探索のため、
下ヶ原林道から牛頭山登山に向かいました。


高羽ヶ岳~物見ヶ岳縦走

2016年02月11日 | 山歩き

今日も森を歩いて気持ちよくなりたくて(笑)、林道コースより高羽ヶ岳~物見ヶ岳を往復縦走する。
高羽ヶ岳は古くからタタラコースがあったが、やぶ漕ぎ必須のコースで入山にはそれなりに覚悟が必要だった。
最近、タタラコースと共に林道コースも整備が進み、ずいぶん歩きやすい登山道へ変貌を遂げていた。

今回は林道コースを往復したが、長門峡道の駅を基点として、沢コースから物見ヶ岳に上り、高羽ヶ岳へと縦走、
タタラコースを下山し、長門峡道の駅へと戻る周回コースも選択肢の一つになる。

今回歩いたコース、新緑や紅葉の頃、また歩いてみたい衝動?にかられた。どうかな?
いいコースと思うのだが、今日は、下山まで一人の登山者にも会わなかった。

コースタイム 登山口(9:30)→展望地(10:00)→高羽ヶ岳(10:40~10:50)→物見ヶ岳(12:05)→
狼岩(12:10~12:35)→物見ヶ岳(12:45)→高羽ヶ岳(13:55)→展望地(14:20)→登山口(14:50)
所要時間 5時間20分 歩行距離 約8km ・・・8kmぐらいの行程だが、それなりに歩き甲斐はあった。

小さな標識だが林道コース登山口に設置してある。

山口市の標識から数m西側に登山口がある。

登山口、ガードレール横から歩き始める。

約30分歩くと前方に高羽ヶ岳山頂が見える展望地に着く。

少し歩くと北面の展望が良い所に出る。大蔵ヶ岳と十種ヶ峰。

青野山、野道山、高岳山、弟見山など。

所々残雪があり、ちょこっとスノーハイク気分を味わう。

一部雪の深いところもあったが、キックステップで乗り切る。

超おひさの高羽ヶ岳山頂

山頂風景はやや様変わり。

物見ヶ岳山頂の手前、左側が沢コースの登山道、踏み跡が薄いが右側が高羽ヶ岳の縦走路になる。

昼休憩はさえぎるものの無い展望が210度ぐらい広がる狼岩で、狼岩より高羽ヶ岳、近くに見えるが
1時間ぐらいかかる。

狼岩より東面の展望

狼岩のスケールをザックを置いて表現(?)してみる。

超豪華昼食!!!

復路でおひさの物見ヶ岳山頂を撮る。

なお、狼岩の進入路は前回笹で覆われ行けなかったが、現在は笹刈がされている。
前回の物見ヶ岳のレポはこちら

余談
その1 スマホGPSは機内モードにして、時々現在地確認に使ったが、バッテリー残量を確認
してみると、使用前 98% 使用後 92% と6%の減少に留まった。70m間隔の測位だと
ロングコースでも十分使えることが、確認出来た。

その2 往路は9号線を経由し、長門峡方面から登山口に着いたが、復路は白井川の沢の様子を確認
するため、遠回りだが、徳地へと抜けた。沢歩きをするなら最上流の砂防ダムより上流が良さそうだ。
車数台は置けるスペースもあるし。今夏トライ出来たらいい。

その3 老爺心ながら、今日のように単独で登山者が多くない山を歩く時は、五感を集中させ、
歩行ルートを見極めないといけない。では道に迷ったり、ルートがわからない時はどうするか?
蛮勇をふるって突撃は、こと山歩きでは禁じ手になる。原則はルートがはっきりしているところ
まで引き返し、もう一度冷静に判断しなければならない。これでどれだけ救われたことか。
実は今日も数度そのようなことがあった。積雪や倒木によりルートが不明確なところがあったのだ。

その4 すでにお気づきでしょうが、今日踏んだ高羽ヶ岳の山頂は、旧市町でいうと山口市、阿東町、
徳地町の境界地点で、国土地理院の高羽ヶ岳の三角点は北東部すぐにあるが、やぶに囲まれており、
あえて突撃はしなかった。旧市町の境界が実質山頂ということ。なお、登山口から高羽ヶ岳までは
旧阿東町と旧徳地町の境界尾根、高羽ヶ岳から物見ヶ岳間は、旧阿東町と旧山口市の境界尾根を
歩いたことになる。現在は山口市に編入されたので、最新地図では2点鎖線(郡・市の境界線)は
存在しない。



大海山周遊

2016年02月10日 | 山歩き

特にこれといった動機や理由は無いが「森を歩くと気持ちよくなる」らしい。今日は一覧の
お絵かき(トラックログ)が一部抜けているコース(青線表示)を歩いてみた。
定番の左回り周回コースは南尾根の上りがだらだらとやや単調、東登山口より南尾根に上り、
分岐から大正池コース~不動滝コース~大海山~鞍部分岐~池往復~勘十郎岳~公園Pと歩いた。
大海山から縦走路へ這い上がるコースは周回コースに比べややワイルドで小沢の渡渉も数回あり、
変化に富んでいる。ビギナーの方はちょっと苦しいかも知れないが、挑戦してみる価値がある。

見晴台、中岳で偶然お会いした元勤務先OB二人組に抜きつ、抜かれつで長めの休憩を取った。
二人組さんとは中岳~勘十郎岳まで同行したが、勘十郎岳で「先に行って下さい」と懇願?された
ので、勘十郎岳から公園Pまではトレラン気味に速足で駆け下った。

所要時間 4時間50分 歩行 7km

不動滝コース途中で過日歩いた小浜山~日地山の山並みを確認する。

手前 経納山・・・我が地区の共有林の山で学童の頃よく遊んだ山だが、現在やぶ山と化している。
奥が過日歩いた串山連峰、左奥に草山が見える。

大海山、福西山の鞍部分岐からは沢を下る。

第2亀尾滝

久しぶりに訪れた仮称「幻の池」エメラルドブルーの水をいつもたくわえている。

幸せが住むと言われるが?果たして如何に(笑)。

今日の山行で多少スイッチが入りかけた気がする。早く目覚めないと。

今日大海山を歩いてみて、車道を通らずに回れることや、体力に応じ、老若男女でいろんなコース取りが
出来ることから、ミニ森林セラピー基地みたいな活用が出来ればいいなと、ふと思った。

大海山、15年前ぐらいは歩けるコースは2~3コース、藪に覆われ、登山者もほとんどいない山だったが、
登山愛好家の手により、色んな方に愛される山へ変貌を遂げた。これからも支持を集めることだろう。