かずの里山ハイク

山や花、日常の出来事などの気まぐれブログ

小浜山~日地山周回縦走

2016年02月08日 | 山歩き

郷土の山で未踏だった日地山を小浜山から縦走して歩いてみた。なお小浜山山頂から日地山を下山する
までルートは不明確で藪こぎの連続、一般の方にはお勧め出来ません。

藪道というのは予想できたので、着古した登山ズボン、帽子、スパッツ、作業用ウインドブレーカー、
重登山靴といういで立ちで歩いたが、シダ、サルトリイバラなどの棘で足は傷だらけになった。
やはり厚手の作業ズボンの方が良かったようだ。

また、藪道という緊張感なのか、行動中は無飲食で歩き通した。日地山の三角点はシダ藪に埋もれ、
山頂もやや平坦なことから、三角点探しに悪戦苦闘?標識を発見し、その近くに三角点を発見した。

低山なれどちょっとした冒険心を満たす山行きになった。今のままでは再度歩く気にはならない。
小浜山、日地山は海岸から直接立ち上がった山なので、登山道を整備すれば、海辺の山の気持ち良い
ハイキングコースになりそうな気がした。

コースタイム 赤崎神社P(10:50)→小浜山山頂(11:30)→日地山(13:10)→赤崎神社P(14:25)
全コースタイム 3時間35分 歩行距離 4.3km
ガーミンGPSのトラックログ

スマホGPSのトラックログ(バッテリーの消耗を防ぐため、測位間隔70m毎)
現在地確認と三角点位置を探すため、数回スマホGPSで現在地を確認した。
なお、歩行ログは国土地理院地図のルートより北側にずれていることが多いが、シダ藪を少しでも
避けるため、このルート取りをしたもの。ルートの概要を示すにはこれでもいいかな?

小浜山山頂より火の山連峰をズーム。

ルートから少しそれ、樹間越に海景色を楽しむ。

このようにシダ藪が無く、歩きやすいところは、ごくわずかだった。

発見した日地山の三角点

シダに埋もれていたが、かき分けて露出させてみた。

最終的にこの標識が三角点発見の決め手になった。

下山途中の祠跡、奥に基台の石があり、何か祀られていたのだろう。周囲に道の形跡はない。

今日は紙地図とコンパスを持参していたが、スマホGPSで代用させた。戦力?になったようだ。

余談:ヤマレコなどに掲載されているものや、自身の既存GPSデータのスマホ移行のやり方が2/9に
なってようやくわかった。ネットで掲載されている方法など試したがNG、自分なりにやってみると
ようやくOKになった。これで自分で作ったルートも含めGPSナビとして使える目途が立った。
ルートの無いやぶ山や冬山などで役に立ちそうだ。それにしても操作に慣れるまでは面倒!
そのうち何とかなるだろう。これでスマホGPSの使いこなしの目途が立ったことになる。それにしても
高齢のじじいにとってこの近代兵器はなかなか難解で戸惑った。とほほ!


スマホGPS性能確認

2016年02月07日 | 山歩き

Dropboxtというアプリを使えば、スマホとPCでデータ移行など出来るということで、
スマホGPSのデータをPCのカシミールに読み込んで比較してみた。

まず、測位条件を揃えずに小浜山で上りのログを取ってみた(青線がスマホGPS)。
スマホのGPSが一部測位が抜けているが、これを除けば実用上支障はなさそう。

中腹より北東方面、大海山、楞厳寺山、右田ヶ岳、佐波川の奥には物見ヶ岳と高羽ヶ岳の稜線も見える。

小浜山頂より北面、大海山、火の山連峰など。

大海山、勘十郎岳、火の山連峰などをズーム。

小浜山頂より、南面は海景色が広がる。佐波島、姫島、国東半島など。

続いて火の山で測定間隔を30秒に統一して測位してみた(青線がスマホGPS)、スタートを同期させて
おらず、スマホGPSの測位開始が遅れている。スマホのバッテリー消耗を少なくするには70m間隔で
測位する方がよさそう。細かく測位しようと思えば1秒間隔の測位も可能だが、バッテリーの消費が
多くなりそうだ。70m間隔で測位しても現在地の確認はできる。

登山道をゆっくり歩いていると、周南山岳会の坂口さんにばったり遭遇し、びっくりした。
ご挨拶、ちょっとお話をさせて頂き、お別れした。

火の山山頂より南西方面、日の山、霜降岳など。

山頂より南東方面、亀山、大海山など。遠くに午前中あるいた小浜山も見える。

ここ数日、スマホGPSのテストを行ったが、ほぼ使いこなせそうだ。測定間隔を精密に1秒設定でも
試してみるつもりだが、やはりログはガーミンGPS、現在地確認はスマホGPSという当初の使い方に
落ち着きそうな気がする。残りは既存ログデータのスマホGPSへの活用ということになる。

余談:細かな話ですが、過日歩いた串山連峰のトラックデータを拡大し、切り取ってみました。
赤線:ガーミンGPS 青線:スマホGPS 実歩行は赤線が近く、青線は誤差が見られます。
赤線は階段のほぼ中央ですが、青線はカタヨリが見られ、かつジグザグしています。
実際に青線のように歩くはずありませんんよね。実用上支障にはなりませんが。


スマホGPSで大海山

2016年02月05日 | 山歩き

スマホGPSの性能を確かめるべく、大海山を歩いてみる。今日は測位中に機内モードにして
バッテリーの消耗具合も確かめてみた。測位も早いし、バッテリーの消耗もガーミンと遜色ない。
しかし、スマホは緊急連絡用も兼ねており、長期になると連続使用はちょっと問題だが、いざと
いう時、現在地の確認などには役に立ちそう。日帰り山行では十分対応できることが確認出来た。
歩行 4.7km 所要時間 3時間18分(大海山と勘十郎岳山頂で常連さんと長めの談笑)
見晴台より定番画像

照葉林のトンネルを抜ける。

大海山頂三角点にて、スマホは正確に測位し、現在地は三角点と同じだが、標高は約5mの誤差がある。

勘十郎岳西峰直下より東峰、後方に楞厳寺山など。

勘十郎岳西峰の測位、緑の矢印は磁北を示している。

今日の測位と高度推移グラフなど。

さて、スマホでもログコレクションを始めるか?
ガーミンGPSでもコレクションは続けるが。


串山連峰周遊

2016年02月03日 | 山歩き

スマホGPS(山旅ロガーゴールド+地図ロイド)の性能を確かめるべく、
コミュニティセンターから串山連峰を周遊してみた。

帰途、メインの通りから外れ、路地裏や民族文化財など歩いて楽しんだ。
郷土と言えども他地区の路地裏の道はすべて知っている訳でもなく、
移り行く郷土の家並みの風景など見ながら歩いた。

歩行 6.5km 所要時間 2時間40分

善城寺山から日地山、小浜山、右後方は楞厳寺山と右田ヶ岳

楞厳寺山と右田ヶ岳をズーム。

中間休憩所より西方の眺望。べたなぎで海水面は鏡のよう。

登山道より中道湾、べたなぎなので潮騒は当然聞こえない。

北東部の眺望。大海山が亀の甲羅のようにそびえる?。

大岩より西方の秋穂湾、山口湾の向こうにはきららドームが。

行者様

行者堂跡から西方の眺望。

初めて訪れた加茂石風呂、この辺りは漁師が多かったので疲れを癒したのだろう。

石風呂全景

スマホGPSの性能はまずまず。ただしPCやカシミールなどとのやり取りが面倒、スマホ本体にはログは
記録されるので、スマホ単体では楽しめる。遠征時などの使い方は、道迷いの時など現在地確認に使おうと
思っている。ナビ的に使うと山歩き本来の楽しみが失われる気がする。スマホがあったとしても、紙地図や
コンパスなどは、変わらず必須装備になる。一助に使えればいい。