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受けが悪い安全保障関連法案

2015年08月11日 21時11分24秒 | 音楽

安全保障関連法案が衆議院を通過し、参議院で審議中。与党の選挙公約なので、審議が行われるのは当然ながら、批判的な意見や報道が目立ちます。

与党は国民の生命と安全を守るための法案と言うのに対し、野党は戦争法案と呼び、徴兵制まで持ち出していますから、妥協点を探すどころの話ではありません。

安全保障と日本国憲法はどうやら相容れないものらしく、私の理解力でも自衛隊が合憲である理由が分かりません。もっとも私は自衛隊は有るべきと思っていて、明らかに矛盾がありますが、案外多数意見ではないかな。

アメリカに守って貰えばよいと考える人も多いと思います。だが待てよ。例えは悪いと思いますが、殺人教唆では教唆した人も実行犯も罪に問われます。アメリカが日米安全保障条約に基づいて武力行使しても、日本が主体的に行なわないので憲法に触れない? 何かおかしいと思います。

日本の周囲を見回すと、中国や北朝鮮は従来から何をするか分からないし、現に無作法を繰り返しています。ロシアも潜在的に危険。韓国は西側陣営に居ながら、日本を秘かに敵国扱いして海軍の増強、ミサイルの配備をしていると聞きます。日本は人間で言えば泥棒とストーカーで囲まれているようなもの。

核兵器も通常兵器も持たずに平和が実現する事が究極の理想であると誰しも思います。しかし現実にこの世界情勢で防衛体制を旧来のままにしておくのは極めて危険な賭け。警察だって昔は拳銃使用に慎重だったため、世田谷区だったか警官が刺された後に発砲し、警官は殉職と言う痛ましい事件があり、使用基準が緩和された事がありました。

報道で見る限り、安全保障関連法案には在野の反対意見が多いように感じます。我が国では国民の負託を受けた国会議員が議論する議会制民主主義が浸透していますから、異論のある人は代表者を国会に送り込んで討論や議決に参加した方が効果が挙がりますが、面倒なのか金にならないからか、言うだけに終わっています。


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