ヴァイオリンとフルートのRio

ヴァイオリンとフルートに取り組んでいます。

フルートにもドローン

2015年08月27日 10時13分22秒 | フルート
 フルートを吹かれる方ならご存じのドローン。首相官邸や善光寺に落下してお騒がせしたアレではありません。

 管体からの機械的な引き上げ加工により、フルートのトーンホールの立ち上がり部分であるチムニーを作る加工方式。現在のフルートの製造方法の主流。

 お騒がせ君の方のスペルはdrone、フルートの方はdraw、drew、drawnの最後のやつ、じゃない、今思い出しました、past participle。ドローンでないフルートはと言うと、昔から行われている半田付けによるものでソルダードと呼ばれます。

 ドローンもソルダードも英語。楽器名のフルートも英語であるにもかかわらず、フルートの世界でも各国語が使われて初心者を困らせます。足部管の最低音が「ド」のC管、最低音が「シ」のH管と言う言い方はドイツ語由来、音名や調性はドイツ語がメインかな。イタリア語、フルートに関するものならフラウト・トラヴェルソくらいしか知りません。

 元に戻ってフルートのドローン、旧来の半田付けに取って替わりました。ドローンの場合、チムニーを予め別に作っておく必要が無く、ハンダ付けの手間も不要なので、生産上のメリットがあり、と言う事はその分安くなります。

 ドローンの場合、チムニーの壁の厚みが薄く、ソルダードではチムニーの壁の厚みを自由に出来、普通は厚くするらしいので、ドローンとソルダードでは音が違うと言う人も居ます。


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