日々雑感

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中国の鉄道事故

2011年10月06日 | Weblog
中国の鉄道事故 : 11/10/04

車両を作るのに、製造技術がいる。その車両をできるだけ速度を上げて、正確な定時の運行によって、列車運行が可能になる。
つまり、ハードと同時に、そのハードを安全に使いこなすソフトが必要である。
ハードは目に見えるから、とり扱い易いが、ソフトは頭脳だから、ここにはさまざまな工夫や経験から得たものが、蓄積されてできあがっている。

中国の事故を見ると、どうも列車運行を安全に使いこなすソフト面に問題があるようだ。幾多の事故を経験して積み重ねられた経験率ソフトはそう簡単に、取得できるものではない。

中国が新幹線を独自開発したとして、特許申請をしているが、新幹線というスピード列車で、衝突事故を起こしては話にならない。
時速380kmのスピードで運転している、運転手は、どんな気持ちで、レバー操作をしているのだろうか。
いつ我が身に災難が降りかかってくるが、びくびくしているのではないか。
はたまた、日本人に比べて神経の図太さでカバーしているのだろうか。

日本やヨーロッパから導入しておきながら、その技術よりも上の技術を持っているかのように振る舞うのはお笑いである。今度の列車事故はそのことをはっきりと証明した。