日々雑感

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白熱教室 東北震災について

2011年10月11日 | Weblog
白熱教室 東北震災について

ハーバード大学のサンデル教授の対話式講義は、今まで体験をしたことがないだけに、いつもテレビにかじりついてみている。
今日は図書館で教授の「大震災特別講義、「私たちはどう生きるのか」を借りてきて読んだ。今回のこの大震災に日本人はどう立ち向かったか、という問題に対して、お世辞ではなく、僕は日本人の心がここに示されて、それが世界中から賞賛の的になったのではないか、そしてそれこそは全人類が目指す方向であると僕は自国のことを賞賛のまなざしで見た。
1、秩序だった行動
2、コミュニテイへの忠誠心の強さ、家庭、地域、国へと広がる献身的な行動や考え方。
3、深い悲しみの中の混乱の中でも冷静に振舞う。略奪や便乗値上げは起こらなかった。
4、困難の中での礼節と秩序を失わない。
5、これは東北に限らず日本全体の姿のようである。
6、私たちは生きている。生かされているからもっと悲惨な人を助けてほしいとの発言。
7、原子力事故では自分の命を捨ててまで責任を果たそうとした人がいたこと。

拾い書きだが、以上のようなことが、本音であるにせよ、建前であるにせよ、日本人がこれらを実行したことは紛れもない事実である。これらは人間としてあるべき姿だと思う。そしてそれは世界人類の共通の感覚であり、願いでもある。だから共感を呼び世界中の人々に大きな感銘を与えたのではなかろうか。僕は日本は捨てたものじゃないと思う以上に、この日本に生まれてきたことを誇りに思う。
腹のそこから叫ぶ。日本万歳。バンザーイ。