【筋の通った人生を送るためのスキル体得ノウハウ】 ロジカル・シンキング 012 なぜロジカル・シンキングが必要なのか(2) グローバル化と多様性
「筋の通った人生を送るためのスキル体得ノウハウ」
この度、日本人の多くが不得意としている論理思考力体得のための書籍「ロジカル・シンキングがよくわかる本」を、新規書籍に匹敵するくらい大幅改訂をして上梓することになりました。
ロジカル・シンキングを身に付けて、筋の通った思考をし、説得力ある表現力を身に付け、一歩上の人生を歩んでいただくことを祈念しています。
■■自己変革体験をベースにしたロジカル・シンキング書
ビジネスに役立つ論理的思考法「ロジカル・シンキング」が図解でよくわかる入門書です。2006年に本書初版を出版してから3回の大きな改訂を含む改訂を繰り返してきたロングセラー・ビジネス書の紹介です。
これまでは、本書出版の経緯と、類似他書外床が異なるかについてお話してきました。
ここからは「今、なぜロジカル・シンキングが必要なのか」についてお話してまいります。
■ なぜロジカル・シンキングが必要なのか(2) グローバル化と多様性
経済のグローバル化にともない、前項の「発想の瞬発力」の重要性は増します。
また、グローバル化ともない、その環境変化に対応するために、海外からも人材登用をする企業が増えてきました。
今日、求められる人材像も、仲間意識、協調性などの重視という伝統的な観点から、グローバル対応のできる人材へとシフトしてきています。
多様なスキルが必要な時代になりました。これまでの社会とは違うビジネス環境になり、情報の氾濫や市場変化のスピードに追随して、素早い意思決定をすることが求められているのです。
こうしたグローバル化や人材の流動化によって、文化や思考方法が異なる人に接する機会も増え、スムーズなコミュニケーションを行う能力と共にグローバル経済に通用する思考方法も必要になってきています。
多様性に対応できない企業や人間は、残念ながら、益々、淘汰される道を歩まざるを得なくなってきます。
多様性に対応できるためには、発想の転換が必要であり、ロジカル・シンキングは、そこにも力を発揮します。
■ 本書執筆の契機
筆者は、必ずしも論理思考力を駆使して、商社マン10年、経営コンサルタント約半世紀を過ごしてきたわけではありません。むしろ、論理思考の必要性を痛感してきました。
そのために、業務を通して必死に論理思考力を身に付ける努力をしました。努力をしたといいますよりは、努力をせざるを得なかったのです。
その過程で、ロジカル・シンキングやクリティカル・シンキングが、論理思考を業務に活かせることを発見しただけではなく、ロジカル・シンキングそのものが論理思考力を身に付けるための強化ツールであることも発見しました。
■ 他書とどこが異なるか
論理思考に関する書籍はコーナーがひとつできるほど、いろいろな書籍が出ています。ロジカル・シンキングは、その中でも比重が非常に高く、従って既刊書の数も他の分類よりも多くなっています。
はじめに
https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/692dfe619907f019f9a684c1add0698f
本書は、大きく、次の5つの点で他書と異なっているといえます。
①論理思考を不得意としている者が執筆している
https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/a2aa5c16f1b08723ddf21c8a752259fe
②講演・執筆実績から内容が進化し続けている
https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/acb4602f301f23a95cbbe7e6ded381d0
③筆者自身の思考力養成体験から執筆している
https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/5050541b16a5cae084f732d87fc44b5e
④ハウツー本+トレーニングブックという性格を持っている
https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/dc36796bde9414e31b8fc27090b6fb57
⑤ロジカル・シンキングだけではなくコミュニケーション力も重視
https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/e6d3d4bb4f9f347885f339deef1111bc
■ 本書の内容
本書の目次は、下記のようになっています。
第1章 ロジカル・シンキングの基本と本質
第2章 ロジカル・シンキングの思考手法
第3章 ロジカル・シンキングで活用する便利なツール
第4章 ちょっと高度なツールでロジカル・シンキングに挑戦
第5章 ロジカル・シンキングによるニーズ把握
第6章 ロジカル・コミュニケーションで理解を得る
本書第1章から2章までは、論理思考力を高めるために、ロジカル・シンキングに不可欠な基本的知識を応用力として活かすには、なにが基本で、どの様な思考手法を「体得」したら良いのかという観点を重視しました。
第3章では、ロジカル・シンキングを行う場合に必要なツールについて、どのようなツールがあり、それをどのように使ったらより効果を上げられるのか、利用面からの分類と特質を詳説しています。
第4章以降は、ロジカル・シンキングを実務にどの様に活かすか、とりわけコミュニケーションを効果的に進めるには、ロジカル・シンキングを通した論理思考をいかに活かすかという視点で改訂しました。
本書は、単なる読み物として、あるいは参考書としてのロジカル・シンキングではなく、実務に使いながら、論理思考力を高められるように、「思考しながら体得する」をキーワードにして追補し、改訂しました。
■ 詳細情報・ご注文
書店でご注文して下さると幸いです。
アマゾンでも購入できますので、こちらからのご注文でも結構です。
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