【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 11月2日 ◇コストコは成長し続けられるか ◇元気な会社 漫画、カレー…地域の資源を活かして鳥取を元気に ◇美しい日本語再入門
平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。
この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。
日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。
紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。
【 注 】
日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。
■【小説風 傘寿の日記】
私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。
11月2日
会員制スーパーマーケット「コストコ」が店舗展開に力を入れているそうです。
コストコに行っての感想を、下記【コンサルタントのひとり言】で「会員制スーパーマーケット「コストコ」は今後も成長できるか」というタイトルで書いてみました。
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私の事業を引き継いでくれた竹根好助ですが、その部下が時々自分の顧問先や元気な会社に私を招待してくれます。私の半世紀のコンサルタント経験を盗み取り、顧問先に活かしたいという考えのようです。
今回は、京都の会社ですが、新幹線で飛んでいくわけにはいかず、スマホで社内を案内していただきました。
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◆【成功企業・元気な会社・頑張る社長】 食品加工分野でユニークな商品開発 2309-3b02
水産物を中心とした食品加工分野で、ユニークな機械やロボットを次々と生み出しているメーカーが北海道にある。魚卵を潰すことなく短時間で大量のいくらの分離が可能な「鮭鱒用魚卵セパレーター」や、希望の重量・幅・長さを設定して生魚をセットするだけで定貫切りを実現する世界初の生魚定貫切り装置「スーパープロフェッショナル」、殻・ミミ・ウロ・貝柱を自動で分離する世界初のホタテ貝生剥き装置「オートシェラー」などを生産するN社(釧路市)である。
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S社長の父(現会長)が1977年に創業。北海道釧路市は当時、全国有数の水揚げ量を誇る漁港が有名で、水産加工業が盛んだった。ただその作業の多くは人の手による過酷なものであり、そうした作業を省人化・省力化・自動化できないかと考えた。
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鮭を包丁でさばく場合、まず頭を切り取り、開腹して内臓や魚卵を分離する。力仕事である上、熟練が必要な作業だ。これを鮭専用ヘッドカット専用機「オートヘッダー」と、自動で開腹して内臓・卵をきれいに分離回収する「ガッターマシン」を用いれば、大幅な省力化が可能になる。さらに「ヘッダーガッター連続処理システム」なら、1台でヘッドカットから内臓処理まで自動で連続処理する。
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これまで送り出してきた製品はすべて「顧客ニーズを的確に捉え、要素技術を組み合わせて最適なソリューションを提供する」を具現化したものだ。例えばある時、「低コストに魚の鮮度を保持するため、漁船上でボタンを押したら直ぐに氷が出るような機械を作れないか」と漁師から相談を受けた。現在も主流である「角氷」(真水で作った氷)では、マイナス温度を保てず冷却ムラが発生してしまうほか、魚が暴れて魚体が傷つく、浸透圧によって魚体に真水を吸収してしまうなどの弱点がある。一尾ずつ「活け締め」する方法もあるが、大量に処理できないデメリットがあった。
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この難問に対し、海水と同じ塩分のシャーベット状の流動性のある氷で、マイナス温度を長く保てる「シルクアイス」を考案。氷の粒子は数マイクロ~数十マイクロメートルの細かさで、魚体を隙間なく包み込んで素早く冷却するため、鮮度保持に必要不可欠な「暴れ防止」と「低温保管」の二つを同時に実現する。このシルクアイスを漁船上で連続製氷する「海氷」と呼ぶ製品群を実用化し、2018年に「第7回ものづくり日本大賞」で内閣総理大臣賞を受賞した。
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「国内の生産人口減少に伴い、ロボット化やDX(デジタルトランスフォーメーション)化に関する需要は増大することが確実視される」とS社長。このため最近では、AI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)の研究・活用を進めており、数年前からAI分野に詳しい北海道大学の教授を技術顧問として招聘した。今後も顧客ニーズに対応した適切な商品を投入することにより、既存商品の高度化と新しい価値創造に取り組む考えだ。
出典: e-中小企業ネットマガジン
■【今日のおすすめ】
【成功企業・元気な会社・頑張っている社長】 建設業でも経営理念が事業拡大・承継のカギ 3412-4a08
中小企業に採りましては、近年、事業承継が大きな問題として話題になります。
また、ジギョウカクダイで失敗してしまう例もあとを立ちません。
事業承継・拡大の両方で成功している企業のご紹介です。
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【心 de 経営】 美しい日本語再入門 104 意見を通したいときの一言 6-127-4a04
私には、「正しい日本語」とはなにか、というようなことを書いていくだけのバックグラウンドがあるわけではありません。
一方で、人前でお話をする機会が多々あります。少しでも「美しい日本語ですね」と言われるような言い方をしたいと平素からこころがけています。
■【今日は何の日】
当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。
この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。
■【経営コンサルタントの独り言】
その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。
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■ 会員制スーパーマーケット「コストコ」は今後も成長できるか
会員制スーパーマーケット「コストコ」をご存知の方も多いでしょう。1976年に米カリフォルニア州で別名の下で、飛行機の格納庫を使ってオープンしたのが始まりです。
コストコが店舗数を増やしていると報道されています。コストコブランドの商品を再販するスーパーマーケットも出てきているほど、コストコ人気は高いようです。現在では国内で35店舗を展開するまでに成長しています。
「値段も安いですので、当然・・・」と思いきや、その道に通じた人によりますと、すべてが安いわけではなく、中には価格的なメリットが少ないものもあるということです。会員制ですので、誰もが行かれるわけではありませんが、一方で、会員と同行すれば会員でなくても入店できます。
食品や洗剤といった消耗品だけでなく、衣服や家具、家電にPCと幅広い商品を陳列していました。ブランドにこだわらなければ家庭内に必要なものを全てそろえられます。大容量のものが多く、安いだけではなく、中には単価が低いように見える商品もあります。
成長の背景には、商品以外に集客力に貢献している何かがあるはずです。
店に入りますと、フードコートが目に付きます。ソーダ類のドリンクは1杯80円、ドリンクバースタイルでお代わりも自由です。ホットドッグがソーダ付きで180円とは、驚きと言っても過言ではありません。コストコ人気の背景にはレジャー感があることが一因でしょう。
駐車場も広く、コストコ店舗の何カ所かには、各段に安い価格で購入できるガソリンスタンドを併設しているところもあるそうです。(私が行く店舗にはない)
一般的なスーパーマーケットのような1人客は少なく、店内は家族連れや夫婦、友人同士などのグループ客が中心です。そのため、1グループ当たりの購買金額が大きくなっているのでしょう。商品種数は、必ずしも一般的なスーパーマーケットと比べると多くはないのですが、一つの商品の数が多く、山積み状態で、「売れています」感を強く打ち出していて顧客は引かれるのでしょう。商品ジャンルの幅が広いのも功を奏していいるといえます。
2030年までに国内店舗数を現在の倍近くに増やすことを目標としているといいますが、都心に店舗がないということが懸念材料です。その理由は、条件に合う土地取得が都心では難しいのでしょう。土地代が高くなれば単価に反映せざるを得なくなります。そのことが、今後のコストコの店舗展開が、従来通りに行くのかどうか、注目されます。
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■ いまさらですがハロウィーンってなんだかご存知でしょうか? b02
10月31日はハロウィーンで盛り上がった人が多いのではないでしょうか?
でも、その中でハロウィーンとは何かをご存知の方は、失礼ながらどの程度いらっしゃるのでしょうか?
「カボチャを食べる日??????」
実は、ハロウィーンというのは「イブ」なのです。
イブと言いましてもクリスマスイブではありません。
11月1日は、「諸聖人の日(諸聖人の祭日)」の日で、その前夜祭、すなわち「イブ」がハロウィーンなのです。
それに続く11月2日は、「死者の日(万霊節)」でした。
こちらもカトリックの宗教行事の一つで、死者のために祈りを捧げる日とされています。 ご存知の方も多いと思いますが、カトリックでは聖書のどの部分をミサで朗読するのか配分が定められています。
ところがこの日は死者のために自由に選ぶことができますので、ご自分の好きな一節を朗読できることになります。
せっかくハロウィーンを楽しんだりするのですから、その背景を知っておきますと楽しさが倍増するのではないでしょうか?
■【老いぼれコンサルタントのブログ】
ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。
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