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【あたりまえ経営のすすめ】4章【経営者編】 1-4-56 【経営者分析】 経営者としての経営管理への取り組み姿勢

2024-11-04 12:21:00 | 【経営・専門業】 あたりまえ経営のすすめ<経営支援編>

■【あたりまえ経営のすすめ】4章【経営者編】 1-4-56 【経営者分析】 経営者としての経営管理への取り組み姿勢

 多様化の時代になり、ホンモノ智恵が求められる昨今です。

 世の中には、「専門家」とか「プロ」と呼ばれる人が多数いらっしゃいます。

 ところが、残念なことに、その大半というのが、「エセ専門家」「エセプロ」なのです。

 それが露呈したのが、東日本大震災の福島原発事故ではないでしょうか。

 その対応においても、事後対応においても、専門家と言われる人達な何もできず、口を閉ざしてしまっだではないですか。

 ホンモノのプロ、要は「“真”のプロ」とは、どの様な人を指すのでしょうか。

 一方で、エセプロの多くは、「あたり前のことが、あたり前にできる」ということを軽視しています。

 「今の時代、最新の経営理論に基づく経営が重要である」と「あたり前」を蔑視をしている人もいるほどです。

 では、「あたり前」とは、なんでしょうか?

 「“真”のあたり前」を知らずして、あたり前を軽視して欲しくないですね。

 あたり前は、その辺に転がっているのではなく、「あたり前は創るもの」です。

 45年余の経営コンサルタント経験から、最善の策ではないにしても、ベターな策を講じるための智恵をご紹介してまいります。

メモ

■ 1-4章 【経営者編】 経営者の分析で経営に活かす

 

 「自分のことは、自分が一番よくわかっている」

 その様のおっしゃる人は多いのですが、本当にそうでしょうか。

 「灯台もと暗し」という言葉がありますように、自分自身の足元というのは意外と見えないものです。

 謙虚に自分を見るためには、まず、自分自身を見直してみてはいかがでしょうか。

 ゼロベース思考で、自分自身を分析する方法をご紹介しています。

 

■1-4-56 【経営者分析】 経営者としての経営管理への取り組み姿勢

 

 問題を抱えていない企業はない
 この言葉もしばしば聞きますし、当シリーズでも何度か用いています。

 ところが、意外と多くの経営者が、表層的にしか自社の現状を捉えていないような気がします。一方で、自社の問題点をわかっているけど、どのように対処したらよいのかで困っている経営者もいます。

 顕在的な問題だけではなく、潜在的な問題までを自社内で把握することは大変なことです。社内にはびこる、人間関係や慣習など、オリのようものが阻害していて、問題を解決できないでいる企業もあります。

 中には、自社の問題点も、その解決方法もわかっていながら、社内の人材不足や、日常業務に追われ、そちらまで手を回せないでいる企業もあります。

 私は、経営コンサルタントとして、初めての企業の経営者とお話しするときには、「御社の強味は何ですか?」という質問を投げかけ、そのやりとりの後、「大変失礼ながら、御社が抱えている問題点とは、どのようなものですか?」と問います。

 多くの経営者が、スラスラとは回答してきません。ここで、私達経営コンサルタントが知りたいのは、トップの問題発見・課題解決意識のレベルを知りたいのです。

 経営理念などを確認すると共に、多くの中小企業が、後継者難で困っていますので、後継者育成に対して、どの様な取り組みをしてきているのか、具体的な候補者は決まっているのか、引き継ぎの計画はどの様になっているのか、これらを確認します。

 管理の質を感じ取るために、職務権限に関する規定ややり方も、経営者のレベルを確認するためには必要です。

 ものさし主義が、どの程度理解され、どのように進められているのかも企業の経営品質を知る上では大切なことです。ものさし主義が理解されている企業では、「例外処理」に対する管理職の権限についても確認します。「管理職とは、規則を破れる人」というお話をして、その真の意味を理解できるかどうかで、その企業の管理のレベルもわかります。

 それに関連して、規定類を見させていただき、なぜその規定が必要なのか、現状と共にその規定ができた経緯についても、キチンとした回答が返ってくるのかどうかも重要な質問の一つです。


 「経営は数字である」という名言があります。ところが、別項でも触れていますが、計数意識の低い、どんぶり勘定の経営者もいます。

 資金繰表の利用度合いは、経営者の計数意識を測定するのに大変有効です。売上高や利益だけではなく、代金回収の状況や支払手形の割引状況など、今後の資金繰り予測が可能な状態なのかなどを確認し、資金繰りの余裕度測定もさせていただきます。

 それと共に、経営計画への関与度や活用度も、その経営者の姿勢やレベルを知ることができます。役員会などを覗かせてもらい、そこではどの様なテーマが、どの様に話し合われているのかを知りますと、役員さん達のレベルを知ることができます。

 経営コンサルタントとしては、役員会の開催頻度や議題のレベル・質を知ることも重要です。裏を返しますと、経営計画の進捗状況は、経営者の経営姿勢を見るのに大変便利な方法なのです。

 また、経営者が、社員研修とともに、社員との接触をどのようにしているのかも重要です。時々、予告なしに部門会議を覗いたり、社員とパーソナルな会話の機械を意識的に作ったりして、社員からの評価を高めている人もいます。


 他の項目とも重複する事項もありますが、攻めの営業も、守りの管理面も経営者にとっては重要です。

 

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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 11月3日 ◇会議の効率化 ◇文房具で思い出す ◇記念日は誰が決める

2024-11-04 07:25:21 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 11月3日 ◇会議の効率化 ◇文房具で思い出す ◇記念日は誰が決める 

  平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

11月3日

 早朝ウォーキングをしているときに、コエビソウが目に入りました。

 花のつく穂が苞(ほう)に覆われていて、その形が小海老のシッポに似ていることから、この名前が付いたそうです。(【Wikipedia】)

 

 

 ちょっとした情報が、私達の智慧となることは多々あります。

 その情報が知恵の源泉であることに気づかないで機会損失を起こしていることは、それ以上に多いのかもしれません。

◆「今日は何の日」の記念日は誰が決めるのでしょうか?
【今日は何の日】を毎日発信していますが、お陰さまで大変好評です。
 記念日といいましても、誕生日や個人的な記念日もありますが、国民の祝日のように国が決めた記念日もあります。
 近年は、地方自治体が自分の地域や特産品などをPRすることも行われるようになりました。
 民間企業や中には小さな商店までもが販売促進のために記念日を制定して活用しています。
 日本国内には記念日を「指定」や「制定」する任意団体が複数あるようです。
 公的な団体ではないですが日本記念日協会や日本記念日評議会、国際記念協会などがよく知られています。
 記念日を活用したい企業は、検討されては如何でしょうか。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/b980872ee9528cb93272bed4dbeb5281

■【今日のおすすめ】

 【ブログでつぶやき】  会議の効率化は永遠の課題

 非効率な会議というのは、時間の損失感が強いですね。

 立ったまま会議というのが一時騒がれましたが、それを続けている企業は少なくなってしまいました。

 日本人は、座っている時間が長いと言われますし、立ったまま会議は、ダラダラ会議が少ないというメリットもあります。

 会議の効率化について、考えてみました。

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

■ 文房具で思い出す b03

 文房具と言いますと、若かりし頃、私が商社マンであった時代を思い出します。

  入社して直ぐ、中南米市場向けの文具関連の商品輸出を担当させられました。

  先輩から聞くところによりますと、新人の多くが担当される地域だそうです。

  裏を返しますと、それほど重視をされていない市場と言えます。

当時は、「コレポン」といいまして、手紙でやりとりをすることが主流でした。

 緊急性が高い場合には、テレックスという電信機器を利用することもありましたが、コストが高いので新人にはなかなか利用させてもらえませんでした。

 新人であるということもあり、一所懸命さが先に立ちました。

 問合せのありましたお客様に、自分なりに工夫を凝らして返事をしました。

 先方からの問い合わせに対して返事を書くことが精一杯でしたが、二か月、三か月と経過するうちに、関連する商品を紹介するようにしました。

 それに対して返事が来なければ再び手紙を送るようにしました。

 何年も注文がないお客様もいるので、それらのお客様にも手紙を送りました。

 JETROに行って見込み客発掘のリストづくりもしました。

 いろいろ工夫をした結果、期末集計で、予算比170%弱、前年比180%以上という結果となりました。

 驚いたのは前任者です。

 課長だけではなく部長からも一躍注目を浴びることになり、自分でも驚きました。

 何十年も昔の話です。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。


■バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db

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