2019/05/01(水)第4回戦(メットライフ) 2勝2敗0分|シーズン通算13勝12敗2分西武 2-7 北海道日本ハム
【勝利投手】ロドリゲス(2勝1敗0S) 【敗戦投手】高橋光(2勝3敗0S)
【本塁打】(日)なし
(西)山川 12号ソロ(2回・堀)、秋山 2号ソロ(6回・ロドリゲス)
埼玉西武対北海道日本ハム 試合ダイジェスト
本拠地札幌ドームの楽天戦は2勝1敗、SBとは1勝2敗と5分の戦いを繰り広げ、通算
でも12勝12敗2分と今日までは全く五分の日ハムは、誰が見ても良いのか悪いのか
が分からない戦いをして来ました。
そこで唯一判ったことは、新たな投手起用法がまったく機能せず中継ぎ投手への負担
ばかりが増して、投手陣崩壊の危機に陥っていることでしょう。
中継ぎ投手陣が万全であるならともかく、一人二人と一軍登録から外れていく恐れが
出て来た現状では、今一度先発投手のローテを確立して救援投手の負担を軽減しなけ
れば、セパ交流戦が始まる前に息切れをして、まさかの最下位転落という恐れもある
のでは.....。
何度も言うように栗山監督が取り入れた、オープナーによる弊害が心配なのですが、
今季初先発の堀くん(堀瑞樹)は初回から絶好調の模様でしたから、オープナーなし
で責任回数の5回は投げてくれそうな雰囲気でしたが、なんと3回1死を取った時点
で突如の降板は驚きました。
どうやら左手人さし指の皮がむけ緊急降板となったようですから、危惧をしていた
「オープナー症候群」(長い回を投げ切れない癖)ではなかったので一安心です。
試合は西武先発の高橋光成投手の大乱調に助けられて、序盤から得点を重ね5回終了
時で7-1とリードし、結果的には堀 、玉井 、ロドリゲス 、公文 、石川直 、鍵谷
と6人の投手を注ぎ込んで逃げ切りましたが、もしも打線が沈黙をしてしまったなら
投手の疲労は蓄積し、いざという時には機能不足に陥る恐れが十分にあります。
たまたま今日は成功をしましたが、今の日ハムに必要なのは、有原のように長い回を
投げ切ることの出来る投手を作ることだと思いますが......。
<9回久々に一軍に復帰をした鍵谷投手は3者凡退に抑える好投>
<5-2と当たりが戻って来た中田翔ですが.....今日のヒーローは泰示では?>
敵地でのヒーローインタビューでは、「令和になって1日目なので、チームとして
良いスタートが切れたと思います」と語り、チームにとって令和最初の打点を挙げ
たことには「チームメートが作ってくれたチャンスなので、感謝したいと思います」
などと大人のインタビューだったようですね。翔も最近はすっかり落ち着きが出て
チームを牽引する『真のキャプテンになって来た』ようです。
<ようやくと初安打が飛び出た平沼選手>
打線では、この日も泰示は絶好調!
4-3の2ベース2本で打率も.316と上げて打撃成績の4位に浮上してきました。
物足りないのは遥輝と健介ですが、未だ2割6~7分を行ったり来たりです。
エンジンがかかるにはもう少し時間が必要かも知れないですね。
それでも共にタイムリは出ているので良しとしましょう。
日ハムは今日の勝利で単独3位になりましたが、パリーグ全体を見渡すと大混戦の
模様を呈してきました。
1位から4位までにオリックスを除く5チームが争う展開となっていますが、
今後どのチームが抜け出すのでしょうか。