2019/06/02(日)第11回戦(京セラD)6勝3敗2分|シーズン通算27勝24敗3分
オリックス 5-8 北海道日本ハム
【勝利投手】上原(1勝3敗0S) 【Save】堀(2勝1敗1S)
【敗戦投手】K-鈴木(1勝3敗0S)
【本塁打】(日)大田10号2ラン(3回・K-鈴木)、中田12号満塁(4回・K-鈴木)
(オ)杉本4号2ラン(8回・公文)、ロメロ3号ソロ(8回・公文)
2019年6月2日 オリックス対北海道日本ハム 試合ダイジェスト
オリックスは初回に今季未勝利(3敗)上原投手の立ち上がりを攻めて2点を先取し
応援の外野席は「今日こそは勝利」と思ったのでしょう。
しかし、それもつかの間の夢に終わり、結果的には今日の敗戦も「味方の失策」で
勝利を得ることは出来ませんでした。
勢いのあるチームと負けが込み、最下位から脱出が見えてこないチームとの差は歴
然で、ホームでの通算が10勝12敗3分の成績に表れた試合内容でした。
他チームのことながら、この時点で今季30敗と優勝の可能性は不可能となり、先が
見えない戦いが待つバッファーローズはこの先も厳しい戦いが待っています。
昨年途中で福良前監督から後を受け継いだ西村監督ですが、優秀な才能を持つ選手
を育てても、チームに留まらないのは、ワンマンなチーム運営に問題があるのかも
知れないですね。
それはさておき日ハムは、セ・パ交流戦前の首位奪還はなりませんでしたが、今季
初の6連勝で首位の楽天とは1.5ゲーム差の単独2位に浮上しました。
相手チームに先制をされながらも、大田の豪快な一発で同点に追いつき(3回)、
4回には中田翔の12号満塁弾で、いとも簡単に勝ち越しをするあたりは、打線の
勢いを感じます。
とくに今日の試合では、ようやく王柏融が本領を発揮し5打数5安打の固め打ちを
見せたのは、清宮が戻って来た事も併せて嬉しい話題です。
6月4日からはホームにヤクルトを迎えて交流戦がスタートをしますが、ヤクルト
が連敗「16」で脱出したのも朗報かも知れません。
対戦相手が17連敗中ともなれば、対戦をする日ハムにとってもやりずらさは当然
に感じますから、ヤクルトがDeNAに勝ったことは朗報といえるでしょう。
交流戦はある意味見えない敵との戦いにもなりますが、首位楽天は巨人との戦いに
なっているので、ここで取りこぼしがあれば来週にも今季初の首位浮上があるかも
知れませんね。
<3回同点の10号2ランHRを放った大田選手>
<先発で今季初勝利の上原投手は立ち上がりが課題?>
<5打数5安打の王選手は打率を3割に乗せて来ました>
<今日のヒーローは4回満塁12号を放った中田選手>
<地元大阪での満塁弾は記憶に残る一発になったでしょう>
6-2としていた8回、チャンスがありながら(7回無死満塁)追加点が取れずに
いやな雰囲気があったチームに勝利を確信させたのは、無死2・3塁で犠打を打っ
た清宮とタイムリーを放った平沼でした。
地味ながらここという時に活躍を見せる平沼翔太ですが、着実に監督の信頼を集め
ています。
怪我だけが心配ですが、今後の活躍が期待できる選手になって来ました。