セ・パ交流戦(ビジター)
2019/06/09(日)第3回戦(甲子園)2勝1敗|シーズン通算31勝26敗3分
阪神4x-3 日本ハム
【勝利投手】藤川(4勝0敗0S) 【敗戦投手】秋吉(0勝2敗12S)
【本塁打】(日)大田 11号2ラン(6回・島本)
(神)なし
勝てば首位に立つチャンスを逃した日ハムですが、大量得点を取った翌日の試合は、
やはり得点力不足に陥るというデーター通りの展開になってしまいました。
この日も13安打を放ちながらも、頼みの救援陣が打たれてしまい逆転サヨナラを
喫したわけですが、チャンスでまわった清宮がことごとく三振を重ねる展開には
逆転負けの暗示が出ていたとおもいます。
各打者はヒットを打てども出塁をしても得点には結びつかず、それでも泰示の11
号2ランで3-1とリードをしながら7回裏には、頼みとする宮西投手が2点を守
れず同点に追いつかれる悲劇が起こり、8回は石川直が無失点で切り抜けるも、
ボルテージが上がり切った甲子園の雰囲気にのまれたのか、守護神秋吉が打たれて
ジ・エンドのサヨナラ負けを喫してしまう結果に
なかでも最も口惜しい思いをしたのは勝利が目前で、故郷尼崎から駆け付けた
ファンの前で同点に追いつかれた宮西尚生投手だったでしょう。
先発の上原投手も4回1失点と頑張り、後続の公文、ロドリゲスも無失点で切り
抜けていただけに、勝利目前で結果的には逆転負けをしたショックは尾をひく
かも知れません。
しかし逆転負けをしたといえ投手陣を責めるの酷というものです。
問題はこの日も13安打の二桁安打を放ちながら、肝心な場面で得点を奪うことが
出来なかった打撃陣に責任があります。
とくに5回1死満塁のチャンスで代打に立った、中田選手の投手前ゴロ併殺打は、
阪神に勇気を与えるきっかけとなりました。
中田選手は2試合連続でスタメンから離れていましたから、体調は万全でなかった
のでしょう。
もしもそうであったなら、あの場面では前日1号HRを放っていた横尾か杉谷でも
良かったとのでは.......。
あくまでもタラレバですが、勝利をもぎ取るならもう少し選手の起用法を考えて
欲しかった試合でした。
トップを走るSBが負けていただけに、首位に立つチャンスを逃し、3位となって
しまったのは非常に残念な結果でした。