髭のプーサン日記

日本ハムファイターズを中心にスポーツ全般の観戦日記です。
ときおり姓名判断でのお名前に関することを書いています。

日ハム 若武者野村が大暴れで逆転勝利!清宮にも一発が。

2020-07-03 06:35:41 | 北海道日本ハムファイターズ
2020/07/02(木)第3回戦(札幌ドーム)1勝1敗1分|シーズン通算:5勝6敗1分
   北海道日本ハム 9x-8 福岡ソフトバンク

 【勝利投手】秋吉(1勝0敗2S)  【敗戦投手】森(0勝1敗2S)
 【本塁打】
 (ソ) バレンティン3号3ラン(1回・バーヘイゲン)、栗原2号2ラン(2回・バーヘイゲン)、バレンティン4号2ラン(7回・井口)               

 (日) 中田6号2ラン(1回・バンデンハーク)、野村1号ソロ(2回・バンデンハーク)、清宮1号2ラン(7回・津森)     
                      
〈プーさんの独り言〉
試合前半は今季2度目の登板となったバーヘイゲンが、ピリッとせず鷹の各打者に打ち込まれ、5回持たずに悔しい降板となりました。4回1/3で被安打7、6失点は彼にとっては納得がいかない登板だったと思います。
一方日ハムは、1回裏には中田の今季6号となる2ランや、2回裏には野村の今季初ホーマーで追い縋りますが、バーヘイゲンの粘投で同点はおろか、追い越すことも出来ず、回が進むにつれて敗色は濃厚と。
特に7回表には3人目投手井口が、目覚めた主砲バレンティンにこの日2本目となる4号2ランを打たれ、8-5とされた時点で勝負はあったかと思ったのですが......。
この日の日ハムは、決してあきらめることなく粘りを見せます。

チャンスで凡退を繰り返していた渡邉諒が1死後初ヒットを放つと、それまでノーヒットを繰り返していた清宮が監督の期待に添う今季初ホーマーを放ちます。
多分、この日ノーヒットだったなら、2軍行は間違いがない切羽詰まった2ランは、鎌ケ谷行きの切符を掴むことを避けたと言えます。
この一発はもしかしたら迷いを吹っ切る一発になるかも知れません。
なにせ清宮への期待は誰もがしているのですから、打てない重圧からやっと免れた明日からのバットは見ものです。


9回裏。ついに逆転劇の幕が開きます。
常に1点差で追走をしてきた日ハム打線でしたが、先頭打者健介が四球で出ると、この日2安打の中田に打席は回ってきました。
観客が入っていたなら応援の響きはドームを包み込んだはずですが、無観客の試合は両ベンチからの声援のみ。
寂しいものです。
ここで中田に一発が飛び出たなら、逆転サヨナラとなるのですが、相手投手も守護神の森です。
そう簡単にチャンスボールは投げてきません。
それを分かっていたのか、中田はインコースの厳しいボールをレフト前に。
これで中田は遥輝に続き猛打賞の活躍です。
主砲が打てば何かが起きる!誰もが信じて相手投手森に立ち向かうのですが、5番渡邊諒は送りバントに失敗して1死2・1塁で清宮に。ここで一打が出たなら、男をあげることが出来たのですが、残念ながら走者を送るだけの1ゴロでした。

とはいえ9回2死3塁2塁の逆転へのチャンスは残っています。
ここで打席に立ったのは、いま売り出し中の野村佑希です。そしてプレッシャーのかかる中、今季初ホーマーを打っていたこともあり.....見事に右中間を破る逆転サヨナラの2ベースでした。




見てください。ホームに帰った野村を迎えるチームメートの喜びようを。
自然に頬がゆるみます。
野村ジェームス佑希は只者ではありませんね。
これからは相手チームにマークはされるでしょうが、打順はいまのままで気楽に打たせてあげたいです。
それにしてもまさかの結末の試合でした。