その年の新穀で作った新酒を新撰を伊勢神宮に奉り、五穀豊穣を感謝する祭。古くは、陰暦九月十一日に、これを勅使に授け、一七日に奉ったが、明治12年以降、10月17日に行われるようになった。戦前は、新嘗祭とともに、大切な国祭日であったが、戦後、現行憲法によって廃止された。皇室では大祭として、天皇は伊勢に向かって遙拝し、賢所で祭儀が執り行われる。伊勢神宮でも、古式にしたがって、奉仕されている。
その年の新穀で作った新酒を新撰を伊勢神宮に奉り、五穀豊穣を感謝する祭。古くは、陰暦九月十一日に、これを勅使に授け、一七日に奉ったが、明治12年以降、10月17日に行われるようになった。戦前は、新嘗祭とともに、大切な国祭日であったが、戦後、現行憲法によって廃止された。皇室では大祭として、天皇は伊勢に向かって遙拝し、賢所で祭儀が執り行われる。伊勢神宮でも、古式にしたがって、奉仕されている。