マッ;ァカマッ;クロマ(マッ科)花言葉は、不老長寿;向上心。松の種類により多少の遅速はあるが四月の終わりから初夏にかけて、新芽のように2、三個の紫色をした雌花と、その下に、2~3個の紫色をした雌花と、その下にたくさんの薄い白緑色の雄花がつく。新芽は松の芯といって10㎝から30㎝にもなる長いものもある。これをそのまま置くと木が衰えたり木の姿も悪くなるので、庭園の松などはその芯を10㎝から30㎝にもなる長いものもある。これをそのまま置くと木が衰えるので、庭園の松などはその芯を摘む作業行われる。「松の緑を摘む」という。松の花を春の季語としていう歳時記も多いが、まつの花粉が緑の木立を煙らせて飛び、松蝉がものうげに鳴いていたりするのは、やはり初夏のものであろう。雌花はやがて青い松かさとなる。「井戸掘りてまずうろふゆや松の花 上島鬼貫」「歳月の流れけぶる松の花 山口誓子」「松の花海の月の出けぶりつつ 藤田翔子」「洋服の肩を汚せし松の花 清島敏郎」「白波のようやく目立つ松の花 上田五千石」「朝毎の名演奏者緑立つ 石田波郷」。(松の花粉不老長寿の力あり ケイスケ)