誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

寒桜

2018-01-25 10:36:29 | 誕生日の花ケイスケ日記

寒桜11月頃から1月頃にかけて咲く桜。はなは小ぶりで白色の一重咲き、木も小さい。冬空の下に咲き、木も小さい。冬空の下に開く姿は淋しくも凛としている。群馬県鬼石町桜山公園の冬桜は有名。寒桜は緋寒桜のことで、九州.沖縄などの暖地に咲く。彼岸桜の変種で緋色の花を咲かせ、冬桜とは別のもの。「山の日は鏡のごとし寒桜 高浜虚子」「うつし世のものともなし冬桜 鈴木花幕」「昼月に垂りし枝ゆれて冬桜 飯田蛇忽」「神垣や奥拝まるゝ冬桜 野村喜舟」「今日ありと思ふ余命の冬桜 中村苑子」「冬桜乏しらきに誰か遺言 文狭夫佐恵」「誰も彼も鬼石町鬼石町と冬桜 松崎鉄之介」「月光の玉くだけちる寒桜 石原八束」「次に散るまでの花びら冬桜 佐藤鬼房」「はなびらの小皺尊し冬さくら 三橋敏雄」「雨雫よりひそやかに寒桜 稲畑汀子」「たましいのいくたび揃う冬桜 寺井谷子」「冬桜総身湯気の馬通る 今井 聖」「冬桜総身湯気の馬通る 今井 聖」「冬桜空青ければ散りもせず 百瀬 美津」「ひとゆれに消ゆる色とも冬桜 平子公一」「仰ぐたび人は老いゆく寒桜 木村日出夫」「一幹の緋寒桜に行脚僧 の中千秋」「冬桜音を絶たちたる行脚僧野中千秋」「冬桜音を絶ちたる峡の空 柴崎富子」「吹き晴れし空ひとしと冬桜 浅沼承月」「皇神の在す一山の冬桜 針ヶ谷隆一」「ひと雨に空洗れて寒桜 豊田義久」「山中の神輿庫守る冬桜 中野真美」。(昼月に垂れり枝の揺れて冬桜 ケイスケ)