先日、物置を整理していたら、自分のところから運んだ段ボール箱が出て来ました。何を入れて持ってきたんだっけ? と運んだ本人もさっぱりわからなかった箱でした。
あれこれと入っていました。たぶん孫たちが来るというので、目に付いたものを段ボールに入れて母のところに持ってきてそのままだったのだと思います。ということはわたしにとってはそんなに必要のない物、ということになります。
使わないコーヒーカップやら、中国茶器、茶托、あらら。
中国茶なんて飲まないのにね。これは母にも必要ないだろうなあ。緑茶専門ですから。最近は特に濃いお茶を好むようになっているようです。一日に二回、朝と昼に濃いお茶を飲んでいる母です。わたしが淹れようか? と聞くと自分でやると言います。
どうもわたしが淹れると美味しくないらしいです(笑)。
長年、淹れ慣れたお茶、銘柄もずっと同じです。ときどき思い出したようにスーパーでそのお茶を思い出し、購入しては母のお茶置き引き出しに補充しておくのがわたしの役目です。
話が逸れましたが、その段ボール箱の中にこんな文箱が入っていました。わたしも使ったことのないもので、ネットオークションで手に入れた物の一つでしょう。キレイだったので取って置いたと思います。
今、母はコタツの上や周辺に自分の手が届くようにと小さな収納箱や整理できるものを置いています。ボールペンや小さなハサミは必需品です。それを思い出し、綺麗なものや可愛いものが好きな母に何かに使うことができないかと物置から出してきました。
どう? 見せると「あれぇ、キレイだこと。どうしたんだい」というので
「使わないから、母さん使ってくれない?」と答えました。
ちょっと躊躇する顔をしましたが、「いいの?」と再び聞くので、わたしが頷くと嬉しそうな顔をしました。
何かが入っていた小さな箱に入れているハサミやボールペンたち、それを入れることにしました。
「でも、尖っているから傷つけてしまうね~」
それから少し台所に立っていたわたしが、再び母の所に行くとコタツの上になにやら布をいくつか広げていました。
そのうちの茶色のフェルトを箱に入れてみるところでした。
「この生地だったら大丈夫だと思うけど・・・」でも母の美意識ではもう一枚の柄もののほうがいいみたい。わたしもそっちの方がこれには似合うと思ってみていました。
最終的に柄物を中に敷くことに決定。母的にはきっぱりと寸法が合っている状態、見栄えのいい状態にしたいようで、布を裁つのに細心の注意を払っていました。でも手が不自由なので、うまく出来ません。わたしが手助けしようかと思っていましたが、まだ応援してと言われず。
母がさじを投げ出すまで待っていました。結局最終的にわたしが手伝いました。そのときの母のがっかりした顔
「こんなこともひとりで出来なくなったのかあ」
「大丈夫、大丈夫。ここまで出来たからね。それだけでもたいしたものだよ」いつだって母のアイデアには驚かされます。わたしはそのアイデアがうまく形になるように手助けできたらなと思うのです。
出来ないことが多くなりすぎて、がっかりする、それでもそれを受け止めてまたアイデアを考える。そんな母の様子を見ながら、いつまでも手助け出来たらなあと思ったのでした。
この文箱、コタツの近くに置いて重宝しているようですよ♪
※※※ 写真が変です。表面はもっときれいな状態で、つやつやです。ゴミがついているわけではないのですが・・・※
あれこれと入っていました。たぶん孫たちが来るというので、目に付いたものを段ボールに入れて母のところに持ってきてそのままだったのだと思います。ということはわたしにとってはそんなに必要のない物、ということになります。
使わないコーヒーカップやら、中国茶器、茶托、あらら。
中国茶なんて飲まないのにね。これは母にも必要ないだろうなあ。緑茶専門ですから。最近は特に濃いお茶を好むようになっているようです。一日に二回、朝と昼に濃いお茶を飲んでいる母です。わたしが淹れようか? と聞くと自分でやると言います。
どうもわたしが淹れると美味しくないらしいです(笑)。
長年、淹れ慣れたお茶、銘柄もずっと同じです。ときどき思い出したようにスーパーでそのお茶を思い出し、購入しては母のお茶置き引き出しに補充しておくのがわたしの役目です。
話が逸れましたが、その段ボール箱の中にこんな文箱が入っていました。わたしも使ったことのないもので、ネットオークションで手に入れた物の一つでしょう。キレイだったので取って置いたと思います。
今、母はコタツの上や周辺に自分の手が届くようにと小さな収納箱や整理できるものを置いています。ボールペンや小さなハサミは必需品です。それを思い出し、綺麗なものや可愛いものが好きな母に何かに使うことができないかと物置から出してきました。
どう? 見せると「あれぇ、キレイだこと。どうしたんだい」というので
「使わないから、母さん使ってくれない?」と答えました。
ちょっと躊躇する顔をしましたが、「いいの?」と再び聞くので、わたしが頷くと嬉しそうな顔をしました。
何かが入っていた小さな箱に入れているハサミやボールペンたち、それを入れることにしました。
「でも、尖っているから傷つけてしまうね~」
それから少し台所に立っていたわたしが、再び母の所に行くとコタツの上になにやら布をいくつか広げていました。
そのうちの茶色のフェルトを箱に入れてみるところでした。
「この生地だったら大丈夫だと思うけど・・・」でも母の美意識ではもう一枚の柄もののほうがいいみたい。わたしもそっちの方がこれには似合うと思ってみていました。
最終的に柄物を中に敷くことに決定。母的にはきっぱりと寸法が合っている状態、見栄えのいい状態にしたいようで、布を裁つのに細心の注意を払っていました。でも手が不自由なので、うまく出来ません。わたしが手助けしようかと思っていましたが、まだ応援してと言われず。
母がさじを投げ出すまで待っていました。結局最終的にわたしが手伝いました。そのときの母のがっかりした顔
「こんなこともひとりで出来なくなったのかあ」
「大丈夫、大丈夫。ここまで出来たからね。それだけでもたいしたものだよ」いつだって母のアイデアには驚かされます。わたしはそのアイデアがうまく形になるように手助けできたらなと思うのです。
出来ないことが多くなりすぎて、がっかりする、それでもそれを受け止めてまたアイデアを考える。そんな母の様子を見ながら、いつまでも手助け出来たらなあと思ったのでした。
この文箱、コタツの近くに置いて重宝しているようですよ♪
※※※ 写真が変です。表面はもっときれいな状態で、つやつやです。ゴミがついているわけではないのですが・・・※
こう見ますと漆黒の艶が美しく、私も探し出して、早速使いたいという衝動に駆られました⭐️
実家の母も、同じ事を言っております。
少し前まで平気で出来たのに、何だか出来なくなってるって…。
でも、今現在出来ている事を、「ここは出来ている!」と自信を持って貰って、あとは年相応だよ〜と話します。
「お化けじゃないんだから、その歳で、三回転ジャンプなんてしたら、怖いでしょ!?それと同じ」
って伝えると
「そんな、まったく…誰も三回転ジャンプなんてしないわよ!目が回っちゃう」
目を回す前に出来る前提で言ってる事になんだか笑ってしまいました。
けいさんのお母様をおもうお気持ち、とってもわかります。
昔の写真を見ると時の流れを感じるけれど、人生の先輩として、いつも前を歩いて年老いていく事を身を以て教えてくれているのだと思いました。
母もお茶目なところが多々あります。人生山あり谷ありで、子供が考えもつかない苦労をしてきたのだろうなと思うのですが、今は笑い飛ばして暮らしているといった感じに大きなものを感じます。
出来ないことが多すぎる、それはきっとわたしがたどる道でもあるのでしょう。母を見ながら行く末を思うことばかりです。
りこさんもご両親との交流を楽しんでくださいね♪
いつもコメントありがとうございます。