心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
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入院

2022年08月11日 | 母のこと

母の4回目のワクチン接種が7月31日に予定されていて、お昼の予約だったので、11時半頃に家を出ることに。

体温計では36.5度。大丈夫だねって二人でそのまま会場へ。

ところが、入り口で検温されたときに「待った」がかかってしまいました。38度あったのです。

えーーー! なんで?

でも、規則ですから、係の看護士さんが来てくれて、何度か測定しましたが、やっぱり38度。色々話を聞いてくださって、再度申し込みすることになりました。

その日から、どういうわけか一日のうちで36度から38度を行ったり来たり。元々痛み止めとしてカロナールを処方されているので、それを飲むと下がるような。でも数日その繰り返しで。病院に行こう!と言っても、じっと静かにしていれば治る!の一点張り。

とうとう、トイレ付き添っていった戻り、一歩も歩けなくなり、力が出なくなったと。

オムツをかって、トイレには行かずにベッドで用を足していいんだよと。足が言うことをきかない。力が出ない。

三日間、オムツ交換やら体の汗取りやらをしましたが、その間も平熱に戻ることもあり、ベッドでお粥を少し食べることもできていました。少しでも食べることができると嬉しくて、「もう少し多く食べることができれば、力が出てくるね」と話していました。このままだと車にわたしが乗せることは無理。

そこでケアマネさんに連絡を取り、「ベッドから降りることができないけど、こういうときは救急車を呼んだらいいのでしょうか?」と。ケアマネさんが現在かかっている病院に連絡をとってくれて、熱が38度続いている事と動けないことを知らせると、「動けないだけでは救急車は呼べないので、病院まで車で連れてきてほしい」と。

そこで、介護のかたが三人で来て、ようやくベッドから車いすに乗せ玄関から出し、わたしの車の助手席に乗せ、病院へ。そこではすぐに入らずに夜間入り口前で車で待機。しばらくすると、コロナの検査をするために窓から母の鼻へ検査用具を。待つこと15分程度。結果は陰性。ようやく正規の外来で見ていただくことに。

連れて行ったのが午後だったことも幸いでした。待合室にもあまり人がいなくて助かりました。

すぐに点滴をし、採血・レントゲン。

レントゲン結果や採血結果により、肺炎にかかっているとのこと。それがコロナからくる肺炎なのかさらに詳しく調べる、PCR検査を待つこと40分以上。

結果はコロナからくる肺炎とは関係なく、リュウマチなどの治療薬が悪さをしているのではないかと、そのまま入院になりました。

介護の方が「本人、苦しんだことでしょうね」と言ってました。

家にいたときに、わたしの問いかけに母は無言でいることが多くなっていました。あのとき、きっとすごく苦しかったんだろうなと思います。そうとも知らず、「静かにしていればよくなるから、このままにしてくれ」という言葉に甘えてしまっていたわたし。本当に自分の情けなさにがっかりしました。

先生は高齢なのでこのまま肺が良くならないかもしれないと話しました。以前にも数年前にかかって入院したことがあります。今度も元気になって退院できますように・・・

汗だらけだったベッドのもの、大量の洗濯物が出ていますが、入院した次の日からここは大雨が続いています。なかなか乾きません。乾かないうちに退院してくるのかなあ、それはそれで大いに嬉しいなあ、とか。今は主のいないベッドを見ては、やっておかなくちゃいけないこと、お墓参りの準備、あれこれと動かなくてはならないことがあるのに、ちっとも動けないでいるわたしです。

そうそう、病院は荷物だけを病棟看護士さんに渡し、本人とは退院まで一切会うことができません。それが母には一番辛いことだと思います。しかも最初のコロナ時期の胃潰瘍入院のときは毎日洗濯物を取りに行ったり出来たのに、今は二・三日に一回ぐらいにしてほしいらしい。手紙を書いて入れておきました。

今日も午後から行きます。午前中、初めてコンビニで写真をプリントしました。前は家のプリンターで出来たのですが、不具合があって無理。でも初めてすることってドキドキしますね。母は目が悪いので2L版にしてみました。曾孫の写真、喜んでくれるでしょう♪

荷物受け渡し時間午後二時から四時。行っても会えない・・・早く会いたいです。