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心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
マウス画・絵及び文章の著作権は このブログ作者(けい)にあります。

しとしとぴっちゃんな雨

2015年10月30日 | ほんのすこし
今日は朝から雨。
しとしとぴっちゃんという音にふさわしい雨です。
なのに一番雨足が強いときに買い物に出てしまったわたしです。戻ってきたときには、しとしとぴっちゃんとベランダの向こうで音がしていました。雨にぬれると一番困るのが、天然パーマの髪です。普段はボリュームのある髪が情けない感じになってしまいます。だからほとんど雨の日は外を歩かないのです。

でも、今日は違いました。
買い物から戻り、パソコンの電源を入れようとしたら、なんと電源を入れたまま出かけていたらしく、しかもマウスが言うことをきかず、うんともすんともカーソル動きません。
ありゃりゃ、これは単4電池切れか?在庫を調べましたが単3はあるのに、単4だけありません(えてしてこういうものです)。仕方がないので電池を買いに近くのコンビニまで歩いていくことにしました。

ほんの数分歩くだけで着くのですが、のんびりゆっくり傘をさしながら行くと、線路わきの草や民家の壁にはりついているツタや名も知らぬ色づいた実があったりして楽しめました。雨にぬれた草木を見るのもまたいいものだなと思いましたよ。

コンビニに行く前に買い物した帰り、母のところに寄りお昼用にと鶏挽肉と豆腐とねぎで味噌仕立ての物を作ってきました。作っていても雨だからかベッドですやすやと眠っている母。きっとわたしが来たこと知らないのでしょう。そっと起こさないで戻りました。玄関から出て車に乗るとき、ふと庭にあるモミジの葉が雨にぬれているのが気になってパチリ。真っ赤にならずにところどころ色が変化しているのが、天気がいいとそんなにいいなと思わなかったのが、雨に濡れていたらなんだかいいなと思えました。
少し濡れそぼっているのもまた静かなひとときの中で、秋を感じさせてくれるものですね。

地面に落ちている葉っぱに雨粒が。



こんなに寒くなっても新芽が出ています。生きる力、植物の力ってすごいなと思います。



周りはすでに枯れていて、残ったのは赤い実だけ。



命のリレーだね。

雨ってなんだかうっとうしいなと思ったりするけど、今日みたいなしとしとぴっちゃんな雨もまたいいかなと思ったのでした♪



靴がだめになってしまった

2015年10月29日 | 壁紙・素材/マウス画
背景用に描いたイラスト。
昔懐かしい。

最近、お気に入りのシューズが二足ともダメになってしまい、がっくり。もう何年も履いているからなあ。新しいシューズを買うかどうか迷い中。

何年も季節ごとに入れ替えする靴。その中でも一度も履かずにしまい込む物がある。当時は履く予定だったハイヒールも今は活躍する場がない。長い間使用していないと履いたときに思わぬアクシデントに出くわすときも多々ある。
靴底が剥がれてしまったり、ヒールが取れてしまったり。
本来ならば買ったときに使うのが一番。
これはあのときに履こう、なんて買っておくとろくなことにならない。その「あのとき」が永遠に来なかったりするからだ。特にこれからはそれが多くなるだろう。

だからというわけでもないが、ハイヒールや使用しないでとっているものを見直ししてみなくては。使用頻度の少ないものは捨てるのはもったいない気もするが、人にあげても履いた瞬間にヒールが取れちゃったなんてことになったら、もらった意味がないだろう。
来年、母の車庫に溜めこんだ処分物に靴類も入れておくとするか。

寒くて外仕事をしたくないなあ。
そろそろ庭の冬囲いの時期到来かな……
寒いって、わたしにとっては天敵だな。生来動きたくない人間をますます動けなくしてしまう。

あれ?夏にもこんな感じだった?暑すぎて動きたくないって(笑)言い訳ばかり考えているわたし、さっさと立って3分間壁つけ立ちでもしてみるか!

簡単な料理が好きです

2015年10月29日 | ほんのすこし
生協の宅配で、業務用だという「ぺペロンチーノ」と「たらこ」です。
パスタ用なのですが、私の場合はほとんどパスタに使わず他の物に使っています。「たらこ」を今回は糸こんにゃくに使いました。



糸こんにゃくを適当な長さに切って、空入りします。水分が飛んだら、このたらこソースを混ぜて炒るだけ。水分があるとべちゃべちゃしてしまうので、水分を飛ばすのだけはしっかりとやります。
もしたらこがあれば、これに少したらこを入れるとなおいいです。手間いらずです。ずぼらな私にとても合っています。もう一つのペペロンチーノソースの方が使う頻度が多いかもしれません。キャベツの千切りをオリーブオイルににんにくスライスしたものを入れて香りを立て、その鍋に入れます。キャベツがしんなりしてきたら、このペペロンチーノソースを入れて炒めます。味見をして塩が足りないようならパラパラっと振りかけます。ソースの中に小口の唐辛子が入っているので、キャベツの中で赤が引き立ちます。足りなければ唐辛子をもう少し入れます。キャベツが余ったときなど消費するのに役立っています。

生協さまさまです♪業務用なので沢山入っています。他にも色々な物に使っています。ただ本来のパスタ用に使っていないので、今度は使ってみようと思います。



足付きの器でよく使う二枚。
奥の方は真ん中にススキが描いてあります。食べた後に絵が出てくるのがいいなと思います。手前のは小鳥が描いてあります。どちらも何焼きなのかとんとわかりませんが、気にいっています♪
たくさん盛らずに真ん中に盛るのが綺麗なのかな。



月曜日、母を連れて病院へ。待っている間に音の聞こえない(笑)テレビで料理が。
なんでも残り物の野菜を使うっていうテーマらしく。野菜を油揚げに入れて煮るという料理でした。美味しそうだったので、出来上がりだけを見て
「これ、作れそうだね。やってみようかなあ」
と母に話しました。後で薬を取りに行ったときに買い物ついでに油揚げを。
油揚げは切り昆布の煮物ぐらいしか使わないのですが、安いしいいなと思いました。冷蔵庫にあったレンコンとニンジン、しめじを細かくして、さらに長いもをすったものを入れてぐるぐるとかき混ぜます。味付けはちょっと塩を入れたかな。忘れました(笑)
母はそれに鶏挽肉を入れたらいいんじゃないかと病院で話していましたが、今回は安くするというテーマなので、野菜のみにしました。油揚げを湯通しして半分にし中に先ほどの具をスプーンでぎゅうぎゅう詰め、出汁をとった中に入れ、味がしみ込むまで煮ました。

母が喜んでくれました。
5枚分の油揚げでしたが、具が余ったので、それに卵と小麦粉を足して今度はフライパンでお好み焼き風に焼いてみました。こちらの方も美味しかったです。ニンジンがしゃきしゃきしてこれもありかなと思いました。

煮物が余ったので、昨日はおでんの最後に入れてみました。これはこれでまた美味しかったです。

さて、ずっとやってみたかった料理がありました。
娘が前から作っていて、いつも食べたいなあと思っていたものです。とても簡単そうなので(わたしの基準はそれです)



食べかけで綺麗に見えませんが。
柿とモッツアレラチーズです。オリーブオイルとペッパー、塩だけ。ほんとのところはどういうレシピなのかわかりませんが。果物とモッツアレラチーズなので梨でもリンゴでもぶどうでも良いみたいです。今は柿が旬なのでぜひ柿で。簡単でしかも美味しい。ワインにとても合います。周りのチーズのかけら?は汚いので目をつぶってください。食べてる途中で思い出してパチリとしたのです。これにバジルをちぎっていれたらまた違ったかな。珍しくあったのに……



体操金メダルでしたね

2015年10月29日 | ほんのすこし
先日、母のところから帰る間際、ふと庭を見たときに。
なんだかこの寒さでものびのびと生きているんだなと思ったら、パチリと写したくなって。



小さいのにどんどん伸びていってるんだね。



苔みたいなもの?なのかな。
これからもっと寒くなって、霜が降ったり雪が降ったりするよ。



それでも君たちは、その下で元気でいるのかな。
クマさんみたいに冬眠しているのかな。

わたしも冬眠したい……

でも冬眠したらもっとぶくぶくに太ってしまうだろうな。それは嫌だな。

夕べは早くから眠ってしまい、今日はその反動で朝早く起きてしまった。でもおかげで日本男子の体操を見ることが出来てラッキーだった。
まさかまさかの内村さんが最後に落ちる!というハプニングがあったけど。
厳しい世界だね、スポーツは。団体戦となるとさらにプレッシャーがあるのだろうな。その中でよく持ちこたえて落ちてもその後しっかり演技できていた田中さん、内村さん。もう泣いてしまったよ。
日本男子金メダル!おめでとう!!

わたしの涙が空を覆ったのか(そんなことない!)今朝からどんより雨模様。
体もどんより。心はいくらか晴れ晴れ。
でも動けない。というか動きたくない。
今週はこんな調子かもしれないなあ。




調子が悪かったのね

2015年10月28日 | ほんのすこし
夕べ、ただぼぉ~っと過ごしてしまって。
まぁそんな日もあるさ、なんて思ったのだけど。
今朝から、調子が悪くて。あれ?これって風邪気味?なんて。
肩が凝っているのか、重いし、痛いし。肩が凝っていると血圧も高くなるし。
測ってみたら、高かった……

しばらく静養しようかな。

静養ってわたしの場合は、いつも静養みたいなもんだよね(笑)

寒くなってきて、自分では気づかない体の冷えがあるのだと思う。それなのに我慢比べみたいな気分でストーブをつけないでいたり。変なところで我慢するわたし。もう若くないから我慢なんてしなくていいのにね。

調子が悪いなと思ったときには、早めに対処する。それが一番いいってことにこの頃気がついて。母にも言われる。母は長年病気と付き合っているから、よくわかるのだ。あれ?っと思ったときにはすぐにって。
運動不足もあるだろうな。全然運動らしきことをしていない。
食べ過ぎ注意報が発令していたのかもね。

あぁ、反省すべきことがたくさん見つかる。
パソコンに向かうのも善し悪しだ。肩の凝りはこれが原因だろう。
時間を決めて、パソコンに向かうことにする。
三度の食事をきっちり採る。
寝不足しない。

体に悪いことばかりしている気がしてきた(笑)
反省、猛省。


ぼぉ~っとしていた日

2015年10月27日 | ほんのすこし
ちょっとぼぉ~っとしている。
ちょっとどころか、ずっとぼぉ~っと時間を過ごしてしまった。
こういうときは後で必ず後悔する。あぁもったいないと。
読みかけの本の続きを読んでもよかったでしょ?ドラマを見ても良かったでしょ?
せっかく買った毛糸、編み始めても良かったでしょ?
台所の片付けをもう少し丁寧にしたらどうなのよ?
あぁ考えればあれもこれもやれたはずなのに、無駄に時間を過ごしてしまったと、自分を責める。

でもね、多分、時間を元に戻してもやれたはずのことはやらないで終わる気がする。

だって今日はそんな日。
なんにもしたくない。
好きなことさえしたくない。
ただぼぉ~っとしていたい。
そう、きっとそうなんだ。

……

あ~!!しまった!
ぼぉ~っとしていたから、見ようと思っていたドラマを録画設定するのを忘れていた!
なんで予約していなかったんだろ。
やっぱり今日はそんな日だったんだ。
ぼぉ~っとしているわたしに軽くジャブが入ってコテンとずっこけたって感じかなあ。

寒くなると

2015年10月27日 | ほんのすこし
ここ数年飲むことから遠ざかっていたココアです。
前は冬になると缶のバンホーテンを買ってきて飲んだものです。ココア、ホットチョコレート、どう違うのかな。それが美味しいと感じたのは、学生の頃見つけた喫茶店です。
丁寧に仕上げていれてくれるココア、店中にちょっと甘い匂いが漂うのがとても好きでした。今はもうそのココアを出していないようですが(いや、注文していないだけで注文したら作ってくれるのかな)。

そこで飲んだ味が忘れられず、バンホーテンという名前をしっかり胸に刻んでスーパーに行ったものです。そこで見つけて自分なりに淹れてみたのですが、なかなかお店で飲んだ味にはなりませんでした。それでも寒い冬にマグカップに淹れたココアはとても温かくてほんわかするものでした。

そんなココアの存在をここ数年すっかり忘れていました。珈琲は何杯も飲むのに、そのほかの物はほとんど飲まなくなっていました。それが、月曜日に母を病院に連れていったとき、採血結果を待つ間かなり時間があったので、ココアを買いました。カップに淹れる自販機からです。
熱いので時間が経ったら母さんにも飲ませるからねと言ったのですが、なかなか熱さが消えず。その間、ちびちびと飲んでいるうちにとうとう全部飲んでしまいました(笑)
まぁ母ははなから飲むつもりなんかなかったようですが。
そのとき、久しぶりにココアを飲んでみて、あっ寒いときってこういうものもいいもんだなと思ったわけです。

その気持ちが湧きあがることを予想していたのか、わたしは先週の生協宅配注文にこのバンホーテンのバラエティパックを注文していたのでした。そのことをすっかり忘れていて、今日届いた品物を開けてみて、最初はロイズのポテトチョコのパッケージだとばかり思っていました。後で明細書を見て、あれれ?と。ほんとにおっちょこちょいのわたしです。早速開けてみました。

中身は4種類。


この中のカフェモカを今日は飲んでみました。まあこんな感じかな。

やっぱり昔お店で飲んだ濃厚な感じとは違っていました。でもこれも淹れ方次第で違ってくるのかもしれません。
カロリー四分の一というのがとても気になりますが。できれば全部四分の一で作ってほしいくらいです(笑)
さて、明日はどれにしようっかな♪


浅漬けしか作れない

2015年10月27日 | ほんのすこし
今朝、5時過ぎに起き出して。
昨日は買ったのに出来なかった浅漬けを作る。白カブと大きめのラディッシュは大欠産(ここのが美味しい)、キュウリとセロリ。セロリが安かったのでこれも漬けたらどうかなと思って。
そして同時に買ってきた芽かぶ茶。



これを一緒に入れて、塩はいつもより少なめに。芽かぶ茶に塩気があるので少量の塩で大丈夫。
さっき冷蔵庫から出してつまんでみたら、良い感じに仕上がっていた。セロリもいいね、浅漬けに入れても。

この芽かぶ茶、お吸い物代わりにもなると言われた。刻み葱を入れてお湯をかけるだけでいいのだそうだ。体にもとてもいいらしい。まあ塩分の取り過ぎに注意して使うのがいいだろうけど。最後に残った芽かぶを食べたり、刻んで何かに使ったり。
寒い季節にはこうした物が増えていきそうな予感のする、寒さ続きのこの頃。

わたしは本格的な漬物を作ったことがない。
沢庵やぬか漬けなど食べることはあっても漬けるなどというだいそれたことに挑もうと思ったことすら無いのだ。母はとても漬物作りが上手だった。今も健康だったら作っていただろうなと思う。樽一杯に大根をつけていたり、白菜づけを作っていたり。どれも美味しかった記憶がある。
そんな母が作らなくなったのは、リュウマチを発症してから数年たってからだろう。漬物の好きな父のために作れなくなったことは、母にとって寂しいものがあっただろう。
物置に行くと、これで作っていたんだなぁと想像できる樽や大きな桶が置いてある。今では中身を入れなくてもその桶や樽さえも持ち上げることができない母。
作らないのであれば必要のない樽や桶なのに、捨てることはできない。
そこに入っているのは、父との思い出という味付けのいらない最高の漬物なのだろう。

わたしがときどき父や弟のことを思い出したように話すと、母の目が遠くを見る。
わたしと一緒にいるはずだが、一瞬、母は父と暮らしたあの頃、弟と暮らしたあの頃にそれぞれ戻っているのだろうね。

秋になると聴きたくなる

2015年10月25日 | ほんのすこし
運転していると聴きたくなるアルバムがあります。
『THE LAST TIME I SAW PARIS』ニッキ・パロット
一年中、運転席のドアポケットに入れていますが、特にこの時期になると出してきてかけたくなります。街路樹が色に染まっているのを見ながら運転していると、彼女の歌の世界に染まりたいと思ってしまうからです。秋にふさわしいなと思ってしまいます。
最近は街路樹も風の強さに色づく前に葉を落してしまったり、寂しい限りですが、それでも運転しながら彼女の曲を聞いていると散り落ちてくる葉っぱが車に降りかかる音さえも秋を感じさせて、これもまた今年の秋ならではなのかもしれないと思ってしまいます。

季節季節で聴きたい曲や、見たい絵があります。そのときの自分の心の中にあるものがそれぞれ違っているからでしょう。人は一日一日違っていて、その時々の生き方が次の日を示唆しているのだと思えます。季節を渡る風の声もまたわたしの中に響く木霊のようなものかしらとふと思ってしまいます。

だんだん空気が冷え込んできて、もう外では作業などできないのでは?と思ってしまうのですが、今日は母の依頼で外仕事をしました。早く冬囲いをしなくてはならないのかなと感じるほどの寒さです。今年の冬は長いのかしらね。
秋がとても早く過ぎていきそうです。
このアルバムを聴きながら運転するのもまた短いのかもしれませんね。
あっという間にクリスマスソングがとってかわりそうな予感のする寒い日でした。

※※※

寒くても今日は産業祭でゴスペル披露してきました。観客の前で歌うのは仙台以来二度目。なかなか慣れません。でも久しぶりにちせ先生の歌声を聞くことができて、最高でした♪

※※※

出席してきました

2015年10月25日 | ほんのすこし
金曜日、昨年同様秋田市まで行ってきました。
今回も電車で行きましたが、昨年は何がなんだかわからない状態でしたので、さっさと帰ってきてしまいました。

昨年、最優秀賞はなしという結果は今年も同じ。それに続く奨励賞は今年は二点(昨年は一点)。そして入選が二点(昨年も二点)。秋田県在住の方が二人。後二人は県外秋田出身、その県外の方たちが奨励賞でした。
昨年も思ったのですが、入選で出席するっていうのもなあと。でも、行ってみると雰囲気もわかるし、自分以外でどんな方がいるのだろうという好奇心には勝てず、下っ端でも行ったのです。

昨年とは違う県庁正庁での授賞式でした。今回、色々と骨を折ってくださった若いスタッフの方もいて、その方にはきちんとお礼を言いたかったのですが、向こうも忙しくしていて声をかけそびれてしまいました。
小説部門出席は、わたしともうひとり奨励賞の方でした。その方はわざわざ遠くからの出席。とても気さくな方でわたしが戸惑っていると、あれこれと教えてくれました。
昨年は、終了後に審査員の先生たちからアドバイスを沢山もらって良かった、あなたもぜひアドバイスを受けた方がいいですよとか。

最初に開催側からのスピーチがあり、その後授与式。
そして次に審査員を代表された方のスピーチがありました。残念ながらお名前を失念してしまいましたが、とても印象深いお話をされました。自分のスタンスがリアリズムなのかロマンチズムなのかを知ることだと。それぞれがどんなものであるかを例をあげて述べられ、どの部門であれ、そこを徹底して磨きあげることが大事なのだというふうに受け取りました。
また、冊子を自分の部門だけでなく全部門の内容を読むことも大事だと。読んでみると、今まで自分が気がつかなかった他の部門への興味や自分がどれに向いているのかも見えてくると言われました。確かに自分に関係のあるところだけに集中していたように思います。
帰りの車中、読みふけってきました。さすがさすがです。他の部門で最優秀賞を取られた方の作品や同じ小説部門での奨励賞になった方の作品には感嘆させられるものがありました。
ガツンと来た!そんな感じです。

一番先に掲載されていた作品は、女子高生が主人公ですが、とにかく文章が上手い。しかも途中に入れている逸話がまたぐいぐいと引き込まれる。これがなぜ最優秀賞でなかったのか?という疑問が湧いてくるほどでした。とてもとても自分は足元にも及ばないなと思いました。小説家になるのはこういう人なのだろうとも。

もう一人の奨励賞を受けた方は東京近郊からいらした方で、わざわざホテルをとって滞在していると言っていました。友人とも会う機会になったようです。
その方が終了後、写真を撮りましょうと言ってくれて、それもまた昨年は知らなかったことでした。わたしがさっさと帰った後、壇上や大きなポスターと共に皆が写真を撮っていたそうです。そうとも知らず……
「来年来れないかもしれないから、写していくわ」
と笑いながら撮りました。



大きな案内板の前ではその方と一緒に写させてもらい、母に見せたら喜んでいました。

終了後に小説部門の審査員の先生にお会いして少しお話を伺うことができたこともまた、収穫でした。というより、自分にがっかりきていたのですが、励ましを受けてまたもりもりやる気が出てきたということもありました。
先生が、沢山書くこと、書くことに慣れること、と言ってくれました。要するにまだまだだということです(笑)
なんでもコツコツ少しずつ前に進んでいくしかない、一足飛びに高みに登るなんてことは考えず、今自分ができることを何べんもやっていくこと、それに尽きるのでしょうね。
天才でもないし、愚鈍であれ継続していくことに何かしらプラスアルファが生まれていくのだと今は思っています。

小説ではありませんが、エッセイや詩、短歌、俳句、川柳などの最優秀作品は本人が読みあげます。昨年のエッセイの方はとても上手くて、あぁ自分もこういう形で読んでみたいものだなと思わせるものがありました。残念ながら今年はエッセイの方は出席されていず、他の部門の最優秀の方のみでした。
その遠くからいらした方も同じように昨年のエッセイがすごく良かったと言って、
「わたし、エッセイを書こうかな。あんな風に読んでみたいわぁ」
と。わたしもそうねと頷いていました。

さて、来年はこんな機会あるかしら。