ちょうど息子が帰省していたときに父の命日があった。
お彼岸の中日に母と二人でお墓参りをしていたが、28日の命日にも行く予定だった。でも息子が帰省する予定だと知ると、母がお墓まで行かなくてもいいと言い始めた。息子が夕方の便の飛行機で帰っていく予定だったからだ。わたしにそんな忙しい日にお墓まで行かなくてもいいと気兼ねしたのだった。
25日にやってきた息子に、
「おじいちゃんの命日が28日なんだけど」と言うとすぐさま
「墓参り行く!」と答えた。
次の日、母に息子が墓参り行きたいと言ってる旨を伝えると母の顔がパッと輝いたのを見逃さなかった。本当はお墓に行きたかったのだ。それなのに遠慮して・・・
お彼岸の時は車の中で待っていた母だが、28日は息子もいたので、自分も行くと言う。お墓は足元がとても大変で、わたしが荷物を持って母の手を引いていくというのは難しかったのだ。だから息子に荷物を持ってもらい、わたしが何も持たずに母の手を取ってゆっくり歩く。それが母に取ってはとても安心だったようだ。
お彼岸にはお墓の前まで行けなかった母。
ようやく亡くなった夫と息子のお墓の前に行けた。
孫が即座にお墓参りに行くと言ったことで実現できたことに感謝しつつ手を合わせていた。
わたしも躊躇無くお墓参りに行くことを願った息子に感謝しつつ手を合わせる。
息子はかなり長い間、手を合わせていた。きっと今年から変化する生活、新しい人生のスタートをじっくり報告していたのだろう。
「見守っていてください」
わたしにとってはどうなるか予想もつかない2018年、良い結果が待ち受けることを願ってやまない。
母の満足した顔を見て、わたしも嬉しかった命日だった。
お彼岸の中日に母と二人でお墓参りをしていたが、28日の命日にも行く予定だった。でも息子が帰省する予定だと知ると、母がお墓まで行かなくてもいいと言い始めた。息子が夕方の便の飛行機で帰っていく予定だったからだ。わたしにそんな忙しい日にお墓まで行かなくてもいいと気兼ねしたのだった。
25日にやってきた息子に、
「おじいちゃんの命日が28日なんだけど」と言うとすぐさま
「墓参り行く!」と答えた。
次の日、母に息子が墓参り行きたいと言ってる旨を伝えると母の顔がパッと輝いたのを見逃さなかった。本当はお墓に行きたかったのだ。それなのに遠慮して・・・
お彼岸の時は車の中で待っていた母だが、28日は息子もいたので、自分も行くと言う。お墓は足元がとても大変で、わたしが荷物を持って母の手を引いていくというのは難しかったのだ。だから息子に荷物を持ってもらい、わたしが何も持たずに母の手を取ってゆっくり歩く。それが母に取ってはとても安心だったようだ。
お彼岸にはお墓の前まで行けなかった母。
ようやく亡くなった夫と息子のお墓の前に行けた。
孫が即座にお墓参りに行くと言ったことで実現できたことに感謝しつつ手を合わせていた。
わたしも躊躇無くお墓参りに行くことを願った息子に感謝しつつ手を合わせる。
息子はかなり長い間、手を合わせていた。きっと今年から変化する生活、新しい人生のスタートをじっくり報告していたのだろう。
「見守っていてください」
わたしにとってはどうなるか予想もつかない2018年、良い結果が待ち受けることを願ってやまない。
母の満足した顔を見て、わたしも嬉しかった命日だった。