心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
マウス画・絵及び文章の著作権は このブログ作者(けい)にあります。

筋肉痛と花粉症と

2016年03月31日 | ほんのすこし
連日、実家の片付けに追われているわたしです。
現場監督である母の指示のもと、物置からキッチンから大きな食器棚の中のものからあれこれと長年のものを処分するということにせっせと頑張っています。
朝から晩までは母の体調を考えると無理ですので、ほとんど午後からになります。
片付けの合間に食事の支度をするのですが、だんだんその内容も考えなくてはならないでしょう。
キッチンのものでも、弟が使用していたもので「これは何に使うの?」といったものがあって、二人で首をかしげるくらいのものがあったり。もちろん使い道がわからないものは処分です。

昨日は物置の中を半分、いや三分の一ぐらいかな、選別しました。母も疲れたことでしょう。
今日は物置の残りを片付けます。明日は病院なので何もできません。土曜には業者さんが来るので、その前に処分していいものを選別しておかなくてはならないのです。

こういう作業をしていると、一人暮らしというものは物をなるべく溜めない・多く持たない、ということが大事だなと思います。作業できる人間が一人だとなかなかはかどらないのです。他人が入って手伝うということにも抵抗があるところも。やっぱりひとりでやらなくてはならないので、普段から不必要なものを溜めこまないことが大切だなと。
わたしのところの不要な物もこの際一緒に……って整理する時間がほしいくらいですが、土曜までは無理。

母の車庫の不要品がなくなったら、今度はわたしの物を運んで置かせてもらおうと密かに狙っているのですが、どうなることやら。食器など使っていないものを今度はどんどん使っていこうと話しています。古い食器が古い茶箪笥の中から出てきて、二人で昔のことを思い出しながらの作業だったり。わたしの知らない父との思い出を語ったり。
ひとつひとつの物に何かしら思いがこもっているんだなと思いながら作業していました。

おかげでこのところ帰宅すると何もしたくない状態。9時頃には眠りの世界に行きたくなります。体は筋肉痛になるし、おまけに最近は午前中またしても花粉症なのか鼻水大洪水。ティッシュが離せなくなりました。

来週から大工さんが工事に入ります。計画では連休前にお風呂とキッチン改修が終わる予定です。
最初はお風呂メインだったのですが、母が将来わたしが一緒に住むことを考えると、きれいなキッチンを使ってほしいと思ったそうです。それから話があちこちに飛び、直すところが色々出てきて……
結構日程が長くなりそうな感じです。それでもキッチンを最終にするので食事の支度はできるとのこと。
こうしてみると新しく家を建てるほうがずっと仕事はやりやすいですね。リフォームは色々な点で面倒なものだなと思いましたよ。
さあ、今日も張り切って片付けるとしますか♪

悪戦苦闘(笑)

2016年03月27日 | ほんのすこし
先日、81枚出来た!ってホッと一息していたわたしですが。
それを今度は50枚に圧縮?するために悪戦苦闘しているところです。30枚減らすってどこを?って感じです。
でも、読み返すとやっぱり不必要な部分があちこちにあるんですね。
やっぱり短くするという作業も必要だなと感じています。

だらだらと書き続けるよりも、短く的確な表現をする、それを目指して。
いくつも書くことに慣れ、凝縮していく過程で何か自分の中に生まれるものがある気がしています。去年よりは今年、今年よりは来年と少しでも変化している自分がいれば、と思うのですが。

もう一つ、悪戦苦闘していることがあります。
それは実家の片付け。
毎日、今日はこの部分と心に決めて行っています。昨日はキッチンの上のつり戸棚を整理しました。きちんとした母らしく重箱やら何やらをビニール袋で包んで置いてありましたので、中身は綺麗な状態でした。袋の方は油やらでべたべた状態。経年で袋は黄色に変色。弟がいたときは換気扇のところでよく煙草を吸っていたので、その影響もあるのかもしれません。黄ばみがひどかったです。
母に出したものを見てもらい、捨てるものと取っておくものの指示をもらい、出来るだけ処分の方向に持っていこうとするのですが、やっぱり捨てないでこれは庭いじりのときに使えそうだから、とか言われました。
それにしても重箱の種類が多かったのには驚きです。母曰く、昔は家族総出で運動会やら色々作って行ったからと。それに今のように惣菜など沢山の種類を売っていることもなく、皆、家で手づくりの物を持っていったとか。それと引き出物にこうした重箱の類が多かったというのでした。
沢山ある中、母が大枚はたいて買った漆の重箱だけは残しておきたいというので、それだけをもう一度包みなおして他の場所に一時保管。

シリーズみたいな感じで煮もの鉢(大)と少し小さめのと青い皿が出てきました。もう黄ばみが強くて処分した食器は20客分あったそうです。家でお祭りを祝ったり、昔は人が集まる行事が何度かあったので用意したのでしょう。その青い皿の目出たい模様、おぼろげに覚えていました。もう使うこともないし、このくらい汚れているとねぇ、と言って残念そうな顔で見ていた母。きっとわいわいがやがやとお客様が来ていた頃を思い出していたのでしょうね。

上のつり戸棚は全部出して整理。大きな食器棚の上に置いてある箱ものを下へ。一つ一つ中身を確認。わたしが持ってきた椿柄の小皿二種類が出てくると、母が嬉しそうな顔で
「これはいいなあ。新しくなったらこれ使うことにする!」と言いました。花の好きな母が喜ぶだろうと持ってきていたのですが、ようやく使う気持ちになったようでした。5月にはこれを出して使いましょうね。
大きな食器棚の中にある昔からの食器もこれから整理します。普段使うには多すぎますからね。

さて、今日はお風呂を。
片付けが好きな母はいつもひとりで片付けてきましたが、今は全然、何も出来なくなってしまいました。わたしが整理するために出してきて、指示どおりにしているのですが、それを見ながら
「あーー、こんなことも出来なくなってしまったのか。やりたかったなあ!」と何度か言いました。ほんとにこういうことが好きなのでしょうね。好きなことができないってストレスたまるだろうなと思います。
だから母には新しいお風呂でゆっくりしてほしいです。だんだん温泉に行くのも大変になってきました。今度はたまに温泉に行くぐらいで家のお風呂に入ることになりそうです。

それにしてもお風呂を変えるだけだったのに、あれもこれもって話が……
一体どうなるのかしらね。
しばらく片付けに悪戦苦闘の毎日です。
帰ると体がくたくた。
知らぬうちにテレビの前で居眠り、なんてことが多くなりました(笑)。

期間限定に弱い

2016年03月26日 | ほんのすこし
いつも期間限定という言葉を見ると、つい反応してしまう。
今回も冒頭のチョコを生協の宅配で注文してしまった。
柿の種の柿チョコセット。チョコとホワイトチョコとカフェオレチョコの三種類が入っている。ホワイトチョコレートが好きなわたしにはもってこいの品だった。
限定だというので3セット注文したが、今はもっと注文しても良かったと悔やんでいる。

後1セット。
大事に食べねば(笑)

久々にわたしのツボにはまったお菓子だった。

浪花屋製菓株式会社さん。いい仕事してくれましたね♪
調べてみたら、柿の種はこちらが創業だったんですね。

浪花屋製菓

また来年、柿チョコの時期到来したら今度はもっと注文しようっと。

なんじゃらほい

2016年03月25日 | 朝のことば&つぶやき
昨日に引き続き、今朝はさらに真っ白な雪世界。
また冬に逆戻りか?
そんな気分になる外。屋根は真っ白。まだまだ冬とはサヨナラできないみたいです。

※※※

憂鬱なことが続くと
いつもは気にもしないことまでもが
気になってきたりする

そんなときは
「なんじゃらほい」
こんなもの
「なんじゃらほい」
こんなこと
「なんじゃらほい」

あれこれ言われたら
「なんじゃらほい」
ぶつくさ言いたくなったら
「なんじゃらほい」

自分が思いこむほど
世の中悪くない
なんじゃらほいほい
明日は楽しいさ

なんじゃらほいほい
周りを見れば
いいことも見つけることができるさ

※※※

気分が良くなることをたくさん見つけておこう
その一つずつ
試していこう

そのうちどれか一つが
ぴったり
今の自分のココロに寄りそってくれるはず

一つだけじゃだめだよ
たくさん見つけておくんだよ
小さなことでも
たくさん
見つけておくんだよ

そう
今日のわたしには
この曲♪
そう
今日のわたしには
あなたの笑顔!

※※※

見たい!

2016年03月24日 | ほんのすこし
ゴッホの映画、しかも全コマ油絵だけで作られているアニメーションだという。

その予告がこちら。
「Loving Vincent(原題)」

予告編を見るだけでもこれが油絵で全部描かれているということの凄さがある。
ぜひぜひ見たいものだ。

※※※

ゴッホといえば学生時代にリンクするわたしである。
大学の夏休み、すでに卒論のテーマは決まっていたが、わたしの中にはまだ悶々としたものがあった。何か漠然とした苛立ち、何かが足りない。
どうテーマに取り掛かるか、悩みは増幅していき、頭の中はパンパンになっていった。そんな夏、帰省した先での図書館通い。図書館で見つけたゴッホの本数冊。
通りがかりのお気に入りの店、窓際を陣取って珈琲片手にむさぼるようにページをめくった。BGMはコルトレーンだったりした。

テーマとは全然関連性のないゴッホ、だがそこに少しの光が見えたような気がした。
わたしだけの、わたしだけが書ける卒論、そんな気がした。
今思えば、それはわたしの傲慢な思い違いであったとわかるのだが、もうそこに突っ走る以外なかった。
結果は、他のゼミ生の卒論とはかけ離れた内容になっていたが、どういうわけか担当教授の講評は良かった。枚数の多い少ないは関係ないんだなと思った。提出したものは最低枚数ぎりぎりだったからだ。しかも卒論提出期限ぎりぎりに出した。出しに行く列車で偶然同じゼミ生に遭遇した。彼女が自分は200枚だったか300枚書いたとちょっと自慢げに話したのを不安な気持ちで聞いた自分がいた。
そのときのことを教授の講評を聞きながら思いだしていた。

あの卒論、今読み返せばきっと恥ずかしくて穴があったら入りたいぐらいの内容だったのではないかと思う。もっともっと研究して深く掘り下げることが必要だったと、今は思える。
もったいない時間を過ごした、そんな大学時代だ。
研究するということの意味を少しも理解していなかった。
こんなこと両親には言えないね。あなたたちの娘はせっかくの好意を無駄に過ごしてしまったんだよ、なんて。だからもう一度戻れるならあの頃に戻って、もっと研究してみたい。

人生に無駄なことなどない、と思うけど、それでも時間を大切に思えなかった自分がたくさん存在してきたということをわたしは知っている。
今日という日が、明日でもなく昨日でもなく、人生のたった一つの大事な日であると思いながら過ごすのと、昨日と同じ一日の繰り返しだと思うのとでは全く違う道が自分の前に広がっているのだ。
先が短い今になって思うというのもまた人間の未完成さゆえなのだろう。

※※※

まだ雪が

2016年03月23日 | ほんのすこし
今朝、カーテンを開けたら…… 雪!
スタッドレスタイヤを交換した方が多いだろうに。
でもこのくらいだったら道路は大丈夫、すぐ溶けるでしょう。って、わたしはずぼらだからまだスタッドレス。いい加減に交換した方がいいよね?って話していたところだったから、この今朝の雪にはガクッ。
これだから三月は油断大敵なんですよね。
もう少し交換を見送ろうっと(単に交換に行くのが面倒なだけだと思う)。

先週の土曜からの下痢、食欲減退、ただただゴロゴロ状態、やる気まるっきりゼロの状態が昨日まで続いていました。昨日の夕食も食べたくなかったので、連日夕食抜き。昼食は採ったり採らなかったり。朝食はおかゆで精いっぱい。
一体どうなるのかなと思っていたのですが、今朝はなんだかすっきりした気分で朝食が採れました。しっかりおかずも食べ、ご飯の量は少なめでしたが、通常の量に少し近くなったものを食べることができました。
食べたせいか力も出てきた?感じがします。
今までは食べたいという気持ちが全然出なくて、用意するのも億劫で、横になっていたいという気分でしたから。パソコンに向かうという行為もほとんどできず、作業はそっちのけ。

しかも実家では連日、今回手直しする予定のお風呂などの業者さんとの打ち合わせがあって、あれこれと。
業者さんが帰ると、くたっとストーブの前に横になるといった状態でした。そんなわたしの様子は母に心配をかけただろうなと思って、今朝食事の後、電話しました。
「もう大丈夫だから。心配したでしょ」というと
「今朝がた、お前の5歳頃の夢を見てな。お前が大声で泣いているのに置いて家を出てくるんだよ」と夢の話を。きっと私のことが気がかりだったのでそんな夢を見たんだねと言うと、そうかもしれないと笑っていました。元気な声を聞いて嬉しかったのか、母の声も元気でしたが、あまり熟睡していないようだったので、午前中はゆっくり休んでいてとお願いしました。

今日は午後に業者さんとお風呂を実際に見てくる予定なのです。使う本人が気にいらないことには始まりませんからね♪
母がいくらかでも過ごしやすい場所になってくれればなあと思うのですが。
直すまでの段階が大変。母の指示の元、大きな食器棚の中の不要な物や必要な物などや台所とお風呂周辺の物を整理したりするのはわたしの役目。業者さんが入る前に計画的に片付けていかなくては。考えただけでも疲れそうな気がします。
数十年使っていない物など沢山ありそうです。
だから今のうちゴロゴロ横になっていたかったのかもしれませんね(笑)。




力が出ない

2016年03月21日 | ほんのすこし
ほんとに力が出なくなるものなのですね。
なんだか調子が良くないなあと思っていた土曜日、あの日の夜中からお腹がゆるくなり、何度もトイレに行く羽目に。
でもお腹は痛くもなんともなくて。
それがずっと続いて、おかゆを炊いて食べてみたけど少しだけ。

次の日のお昼前にはお墓参りのことがあって、母のところへ。
母が炊いてくれたお赤飯とお味噌汁を食べてからお墓まで車で15分ぐらい。
でも、なんだか運転も変な感じ。こりゃ気をつけないとと思い、すごく気を使いました。母は歩くのが大変なのでお墓の前で車の中で待機。ひとりでお参りしてきました。
今年は雪が少なかったので、例年の雪を掘った中でもお墓参りではなかったので、とても助かりました。

晩御飯の準備もいつもは早めにさっと作ってしまうのに、昨日はゴロゴロ。
コタツに入って横になってばかり。起きたくなかったのです。
まぁ夜中じゅうトイレに行っていて、食べ物もあまり入っていなかったら、力も出ませんよね。
何もしたくない気分でいました。母が
「食べるものはあるから、毎度毎度作らなくてもいいよ」と言ってくれましたが、ちゃんとその前に冷蔵庫の中身を確認していましたので、おかずが足りないだろうなとは思っていました。
「ううん、わたしが食べたいおかずがあるからそれを一つ作りたいのよ」と答えましたが、どうにもこうにも体が起きあがろうとしなくて(笑)

そのまま母と録画していた『スペシャリスト』の最終回を見ていました。わたしはすでに見終わっていたので内容はわかっていましたが、一緒に見ていました。横になって見ていると気分も楽ですし、体も楽な気がしました。
終ってからようやく一品料理をして、お赤飯も分けていただいて夕方戻ってきたのですが、結局何も食べる気にならず…… なんとなくまだお腹がゆるい気がして食べ物を入れるのが怖かったのかもしれません。
パソコンに向かうこともできず、ただただ横になっていたい、そんな感じでした。

今朝、ようやく少しだけ食べました。
食べた後で、〈あぁ、食べれるんだ〉と思いました。
昨日まではなんだか食事をするという行為が遠のいていくような気がしていたのです。

食事をするってすごく大事なことなんだなと思います。
今回は多分、何かわたしの体にとってダメなものを口にしたのだと思います。それがなんだったのか限定できませんが、今思うと、それを食べたことによってわたしのお腹にある不要な物が出てくれたのではないかと。
体がこうなってほしいと要求したのかなぁなんて思っています。かなり自分に都合の良い考え方ですが、今は良かったのかなと。
徐々に柔らかいものから固いものへ変えて食べていくようにして、食べ過ぎないようにしようっと。
せっかく先週友人たちと行ったお店の美味しいものを紹介しようと思っていたのに、なんだかだしそびれてしまいました。いつか落ち着いたら地元のそのお店を紹介しますね。

それにしても目の前に食べ物があっても何も食べたくないという気持ち、わたしにとっては不思議な感覚でした。少しは食べてみようと思ってもいいはずなのに、用意しても全然食べたいと思わないなんて、ありえないことでした!
色々とご心配をおかけした皆さん、今は大丈夫です。これを機に少しは痩せたかなと思ったのですが、ちっとも減っていませんでした。水分は減ってもわたしの体は脂肪がつきすぎているのかもしれません(笑)

調子がイマイチ

2016年03月19日 | ほんのすこし


今日は、調子が悪くて。
お昼前から午後二時頃までは美容院にいて、おしゃべり楽しんだのに、そのあとからだんだん体全体がだるくて。
借りてたブルーレイをようやく見終えたけど、もう布団に入りたくなった。
こんな時間に布団に入るなんて私にしてはかなり不思議な感覚。

結局晩御飯も食べれなかった。
明日は大丈夫だといいな。母が心配するからあまり変な様子は見せられない。
お墓参りに行かなくちゃね。

お布団に入っても寝れるかどうかわからないけど。
近況報告のみです。



春は

2016年03月18日 | 朝のことば&つぶやき
悲しいことがあると~ ♪ 開く皮の表紙~ ♪
荒井由実ことユーミンの歌。
何十年も思いだす歌の一つ。

色あせない歌、というのがあるとすれば、この『卒業写真』もその一つのような気がする。特にこの三月には思いだすことが多い。
リアルタイムで歌っていた頃の気持ちと今とでは当然違うものがあるだろうけど、それでもこの歌に同意するものがどこかにある。セピア色になった写真の数々、思い出のあれこれ、写真の向こうで笑い合った人たち、一緒にいた時間。
そのどれもが今では遠くでかすんでいる記憶の中に在るのだけど、なんだか甘酸っぱいものが胸の中に潜んでいるような。

物みな命の息吹を感じさせてくれる春だからこそ、新らしい自分と出会いたくなるのだけど、古い自分の所在をどこかに認めたくてこうしてセピア色に染まりゆく時間を懐かしむのだ。
今から会いにいく、わけではない。
今から探しにいく、わけでもない。
どこか気負いのないゆるやかな時間の中で、ふとその手にあたるぬくもりが案外それだったりする。構えず、自然体で臨めたらどんなにかいいだろう。そんな自分になれたらどんなにかいいだろう。
春は、自分というものの愚かさも悲しさも霞の中に溶け込ませて、昼には暖かい光の中に昇華させてくれる。
たくさん反省して、たくさん目覚めて、新しい細胞がふつふつと出来上がるのを感じるのが春なのだ。

「流した汗は消えない」

2016年03月16日 | ほんのすこし
最終回ラッシュが続いています。
3月に入り、ドラマの終わりが次々とやってきました。おかげで予約録画がパンパンに(笑)
ずっと見てきた『お義父さんと呼ばせて』も終ってしまいましたね。
見どころ満載だったなと、そして毎回誰かターゲット(笑)がいて、その方の問題を中心に家族が心を割って接していくことができる、その手助けとなっているのが主人公の保ちゃんでした。

保ちゃんは小さい商社の部長。そして婚約者の父親は大手の商社の取締役。そんな設定もまた面白く、婚約者の父親と同じ年齢だということがハードルの高さを感じさせましたが、高かったのは父親だけで、他の家族は保ちゃんを受け入れているんだなと感じる場面が随所に見られました。回を追うごとに他の家族が受け入れて行く様子がわかるというか。まぁ、父親も心の中では「いい奴」だと思っている部分もあったのでしょうけど。

そんなドラマの最終回は、やっぱり最高に面白くて、テレビに向かって突っ込み満載、笑ったりほろりと泣いたり。
保ちゃんがいいこと言ってましたよ。取締役解任になるかどうかの瀬戸際で大きな案件をまとめる手はずを整えたにも関わらず、その相手が多額の負債を抱えていたことが発覚。がっくりしているお義父さんに

「流した汗は消えない。でなきゃサラリーマンなんてやってられない」って。

一生懸命案件をまとめようと動いたこと、結果はどうあれ、死に物狂いでやったことは自分の中に残るということなのでしょう。
サラリーマンをなめるな、サラリーマンは辛いよ、サラリーマンがいるから会社があるんだ、なんだか言外にそんなことが入っているような気がしました。

最後の最後に保ちゃんは結婚式を挙げることができるのか?

結婚式を挙げたのは、思いがけないふたりでした♪ って、予想はついていたけどね。

あぁ、今日も最終回だらけ。
『相棒』二時間スペシャルでしょ。
『ヒガンバナ』でしょ。
『フラジャイル』でしょ。
ふたつしか録画できないから、フラジャイルをリアルで見なくては。

この他に見ていないドラマがたくさんあるのに、ついふらふらとDVD借りてきてるし。
『マイ・インターン』ロバート・デ・ニーロが出ています。すごく面白いです。いい役者は年をとるとまたまたいい味が出ます。いい男です。あの『タクシー・ドライバー』の頃、まさかこんな風に年をとるとは想像できませんでした。

4月からのドラマも気になります。なんといっても嵐の大野くんがドラマに、しかも社長役?相手が朝ドラヒロインの波瑠、まだわたしの中ではしっくりこないけど。
まぁ楽しみに待ってましょ。