心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
マウス画・絵及び文章の著作権は このブログ作者(けい)にあります。

雨が降ると

2013年10月31日 | ほんのすこし
昨日は朝から雨でした。日中はどんよりした曇り空。一日重い感じ。
運転しながら 遠くの山間を見ていると、白い濃い雲のじゅうたんが裾野に広がっていましたが、あの辺りは雨が降っていたのでしょうか?ずいぶん下に雲が漂っているなぁと思ってみていました。

雨が降ったせいかどうか 昨日より今朝は寒く感じます。昨年はストーブをギリギリまで我慢してみようと思ってつけたのは今年よりずっと後でした。今年は寒さに負けました(笑)というより自分の体の変化に負けましたという感じです。夜中に空気が冷たくて頭が冴えて眠れなくなるのです。仕方がないので ストーブの温度設定を低くして一晩中ストーブをつけています。部屋の温度が低くなると自然とストーブがつくので 眠っていても頭が冷たくなるということは今のところありません。でも これからどんどん寒くなっていきます。今年はどうなることやら 今から心配になります。積雪量もどうなることやらと心配です。

そして毎年初心者モードになる雪道の運転。いつも若葉マークをつけている感じのわたしです。いつになったら慣れるやら。でも毎回初心者だったときの気持ちを忘れないほうがいいのかもしれません。なまじ雪道に馴れてしまうと驕りが無謀な運転になってしまうということもありますからね。びくびくしながら運転、丁寧に運転 それが一番。そう思っていることにします。
それと毎年悩むのが タイヤ交換の時期です。あまり早いとタイヤが減るし。遅いとスタッドレスになっていない状態で雪道をタイヤセンターまで運転していかなければならなくなります。といっても自分でタイヤ交換すればいいだけの話しなのですが。タイヤ交換ひとりでやったことがないのです。なんのために教習所に通ったの?って感じですね、ふぅ~。

雨が降ると秋が深まり ますますコタツから抜け出せなくなります。今日は空全体が雲に覆われて 太陽が白くぼんやりしています。まるで夜に見える月のように見えます。空が大きなドームになったような そんな気分。このドームに守られて生きているんだなぁ、わたしは。時折 道を行く車のタイヤの音が聞こえます。それぞれ違った音がします。車種によって違うのでしょうか。それとも出すスピードによって違うのでしょうか。どの車の方も 安全に過ごされますように・・・曇り空の日は気分も少しどんよりしがちです。

”お気をつけて いってらっしゃい♪”

そんなことをふと言ってみたくなった 今朝のつぶやきです。

水が枯れた側溝の中にも秋が。

秋モード

2013年10月30日 | ほんのすこし
我が家のコーナーも少しだけ秋モードに替えています。
アップリケパンチャーで作ったテーブルセンターもどき(厚手の布にフェルトと布 太い毛糸を使っています)を椅子に置き イエローで描いてみたかった時のアクリル画を飾っています。この椅子は9年前にすごく欲しくて 地元の家具屋さんの店頭にあったものを歩いていて見つけました。その頃どういうわけか椅子にはまっていて、この椅子の他にネットでヨーロッパ(どこの国のものか忘れましたが 多分デンマーク製だと思います)の白い頑丈な椅子も同じ時期に手に入れました。白い椅子に座って 窓外の景色を見ている自分の姿を想像し ロマンチックだろうなぁと。いかんせん 届いてからそういうシチュエーションには全然ならず、白い椅子は座ることより物を置くためにあるといった感じになってしまいました。今は黒猫のクッションの専用となっています(笑)そこに座ることはほとんどありません。
この椅子に至っては 座ると壊れてしまいそうなので もっぱらこうして絵を飾ったりすることに使用しています。



これは畳の部屋にある簡単な本棚の脇です。
未使用の帯を何枚かに切った中の一枚です。ぶら下げたら ちょうどいい長さでした。朱色の中に金糸・銀糸が効いていてちょっとした部屋のアクセントになっていると思っています。上には染色作家の『仕服』という絵があります。このチョイスはちょっとした和モダンな雰囲気だなと自画自賛(笑)

なんとなく秋を探しに出歩くこともなく それじゃぁ自分の空間を少しだけ変えてみたらどうかなと。10月の頭に部屋の掃除を兼ねて少し変えました。ストーブをつけなくてはならなくなり 今までストーブの前に立てかけていた大きめの絵も置く場所がなくなり 箱に納めました。また暖かくなったら出してこようと思っています。リトグラフやら油絵やら 好きで購入したものが数枚ありますが、よく買えたなぁと自分でも驚いています。中にはこれは本物なのかしら?と思うものもありますが、自分で楽しむだけなら 好きなものを見てご機嫌になって それでいいかなと。そんなに大枚はたいて買ったわけではないので、例え本物でなかったとしても いい それぐらいの気分でいます。とはいっても 本物だったらいいんだけど(笑)自分でもこれは絶対大丈夫だ!と思っているのは 何枚かありますが、突っ込まれると確証はありません・・・

大好きな番組に「なんでも鑑定団」がありますが、一番鑑定してほしい絵があります。でも偽物だったときのショックを考えるととてもじゃないけど出せません(笑)額を変えるのだけでも結構お金をかけてしまいました。あまりにも古ぼけていたので。でもその後 番組を見ていたら 額の古さでも本物だと判断されたということがあり・・・げーあの古臭い額 お店に処分してもらわなきゃよかったーって。もう後の祭りですが。
ウォーキングしていたとき 蔵を見つけたりすると、ここにお宝が眠っているんじゃないかしら・・・と思うことがありました♪
いつか日の目を見ることがあるのかなぁとか思ったり。
そういえば今朝の地元紙に わが町に美術館を・・・といった記事がありました。美術館って簡単に作れないものだと思います。ぎちぎちにたくさん展示してもだめだし、余裕を持たせて展示しないと。展示品だけでなく 展示品と一緒に展示する空間や建物も観賞の対象になるぐらいの気持ちで建てないと長く愛される美術館にはならないだろうと思います。そうなると今のわが町の財政では無理なのかなとチラッと思いました。単純に寄贈品とか多くなって展示スペースが狭くなっているから 美術館を作ればいいと言えないだろうなあ。もし作るのなら 目先ではなくもっと先を見越したものを目指さないとだめだと思います。

あっなんだか話があっちに飛んだり こっちに来たり。いつものことではありますが♪
今朝は雨。一日中雨になりそうです。たまにはこんな日もいいかな。最近ずっと小説もどきに挑戦しています。以前書いて止めていた物を手直しして さらに進めていたら、話があちこち飛んでいつまとまるのか?といった状態です(笑)でも これを一つきちんと書きあげることができたら なんだか前に進めそうな気がしています。

よく咲いてくれました

2013年10月29日 | ほんのすこし
この淡いブルーの小花 名前はなんて言ったかなぁ・・・
今年の初夏に母と買ってきた鉢植えです。最初は全然花が咲かなくて どうしたものかと思っていましたが、どんどん咲き始め鉢いっぱいになりました。鉢いっぱいになるととても綺麗でした。
夏の暑い時期に一度 満開の花を母が刈り取りました。あんまり大きくなりすぎたからという理由で。
その後 刈り取った本人が 「失敗したかなぁ」と話していましたが、しばらくするとまたぐんぐん広がって見事に咲きました。そして夏以来 ずっとこの調子です。ずっと満開です。
毎日 この鉢を見ながら 母はあのとき一度刈り取ったのが良かったんだねぇと満足げに言います。
今年 買った花で一番はこの花でしょう。
花好きな母のために 毎日すてきな花を玄関で見せてくれました。

そろそろ寒くなり 花を見ることもなくなっていきますが、この花はいつまで咲いていてくれるのかしらと 毎日思っています。綺麗な淡いブルー 今年の色になりました。

秋ですね

2013年10月28日 | ほんのすこし
秋ですね・・・
やっぱりやってくるんですね。季節は巡る でも 同じ名前の季節でも そこにいる人といない人と。一緒に過ごす人と離れた人と。去年や一昨年 あるいは何年も前 同じ秋という季節でも そこにいる人の顔ぶれは違っている。
時の流れの中で わたしが過ごした時間と周りの人たちの時間が違っている。

それが当たり前なのだけど、自分だけが古い時にしがみついているんじゃないかと思えるときがある。過去にばかり思いがいって 現在や未来に目を向けることができずにいる それが多くなっているなと感じる。停滞感が否めない。在る人に言わせると 充電期なのだそうだ。そうであればいいのだが。

『詩ふたつ』長田弘 グスタフ・クリムト画

最近 出会った素晴らしい本だ。声に出して読むとその静かな世界が目の前に見えてくる気がする。クリムトの絵がまた詩にぴったりで 絵を見ながら ことばをたぐりながら味わえる。先日は友人に本を開いてもらい わたしはパソコンに入力した本文の詩を印刷し 読んで聴いてもらった。キャンドルの灯りが灯るなかで 読み終えると 友人が「途中で泣きそうになった・・・」と言った。亡き人を思い出したのだろう。
「あなたに会いにゆく。」という詩人のことばは 亡き人でもあり、遠くにいた自分でもあり、深く深く心にしみわたるものがある。

だれかにプレゼントしたくなる そんな本との出会いである。

秋はこうした本に出会いたくなる。

今頃は

2013年10月22日 | ほんのすこし
お気に入りのお店「MINTON HOUSE」のマスターが 二年連続でフランスはパリで開催されている「サロン・ドートンヌ」に入選して 現在パリにいる。したがって 今月末までお店は休業中。夜のお出かけはしばらく出来ないなぁ・・・

出品作は「海」らしいが、どんな感じに仕上がっているのだろう。
それにしても二年連続で選ばれるというのは 嬉しい限りだ。
独特の世界観が 水彩画の中で発揮されている。とても水彩とは思えないところもあるし、水彩だからこそ この海の深みが出ているのかなとも思われる。
わたしは青色の世界が特に好きなので、今回の「海」もすごく気に入っている。本物を見せてほしいなと思うのだが、いかんせん海の向こうだ。

主のいない店の中で 長年愛用されてきた品々が 帰りを首を長くして待っているだろう。いない間に 好きに使っていいよと笑いながら話していたが、それは無理 無理(笑)・・・でもちょっと考えようかなぁ。一回ぐらいはMさんと一緒に楽しい時間を過ごしても許してくれると思うから、ミントンでおしゃべりターイム!なんてのもいいかもしれない。考えただけで わくわく。
お天気次第だけどね。
さて、実現するかしら・・・♪

寒くなりました

2013年10月21日 | ほんのすこし
ほんの少し前は 日中けっこう暖かくて 羽織物を持ち歩く程度でしたが、ここ最近に至っては外出の際は コートを羽織ったり セーターを着たり。朝晩はとても寒くて、布団も冬バージョンにし ぬくぬくさせています。
昨年まで いつまでストーブをつけないでいれるか?という命題を課していたわたしですが、今年は早々とストーブをつけました。無事につくかどうか試運転をかねていましたが、今は無事につくことがわかってホッと一安心です。それにしても9年も分解掃除もせずによく持っています。ストーブに感謝です♪

今年は夏過ぎから ベッドで眠るのは止めました。畳の上で布団で。毎回布団を敷いたりしなくてはならないのですが、それもまたいいかなと。ベッドの部屋は寒すぎて 頭が痛くなるのです。だんだん寒さがひどくなっていくと それも辛くなる気がして今年からは冬は布団で と思っています。
毎年 今年の冬は雪が多いのか?ということが 心配ごとのトップにあったりします。雪国にとって雪が多いか少ないかはたくさんの困りごとに関係するからです。母などは今から雪が多かったら 雪寄せをどうしたらよいか・・・と心配しています。昨年はご近所さんの旦那様がとてもよくしてくださって 母の家の前の道路の雪もせっせと片付けてくれました。とても助かりました。でも 毎年 頼みにするということもできません。これが雪国に住む者の大変さですね。

寒くなって もう一つ。ますます動かなくなりました(笑)コタツから出るのが億劫になりました。
だからコタツは無いほうがいいのよ と言っていた友人がいましたが、わたしからコタツを取るというのは 安らぎを取るようなものです(笑)なんとか体を動かす習慣をつけて 冬を乗り切らなくては。
寒くなると さらにもう一つ。テレビを見る時間が多くなりました。レンタルDVDを毎日見たり、あちこち録画したり。朝から晩までテレビの前にいるということが多くなった気がします。そして読んでいない本がコタツの上に山積みだったり。読みたい本 友人から借りている本が「早く開いてくれよ」と催促しています。秋の夜長、ほんとはテレビよりも読書にいそしんだ方がいいのにねぇって 思うのに、触手が動きません。両手をコタツの中に入れて ぬくぬくしたい誘惑に負けてしまうのです。

もう少し寒さが体になじんできたら、きっと本を開く時間も多くなるかなぁなんて思ってます(笑)
秋の空は雲も綺麗ですねー♪

いつまでも

2013年10月20日 | 母のこと
昨日 温泉に連れていきました、母を。いつものことですが。
そこで湯殿に入っていたときに、小学一年生の子どもがいる若いママに
「いつもお母さんを優しい感じで見守っているんですね。どうしてそうできるんですか?」と訊かれました。わたしは 同居していないことと 一日の内の数時間を一緒に過ごしている状態が 母を優しく見ていれるのではないかなと答えました。
すると彼女は 「わたしにはとてもできないなぁ」と今の自分が母親につい辛く当たってしまうことを嘆いている様子でした。お母さんが 年々だめになっていく(去年できたことができなくなっている)ことに対して「どうしてこういうこともできないんだろう」とがっかりしてしまうみたいでした。
「それが年を取るってことだって わかっているんだけど」と。

母親にはいつまでも元気でいてほしい そう思うからこそ感じることなのでしょう。母親の衰えを見るのが辛いのでしょう。

帰ってきてから 彼女の言葉を振り返ってみました。
わたしが思っていること。
もう高齢になってしまった母、体が弱く 年々できることが少なく限られてしまっている母、そんな母に一日一日生き伸びてほしい。だから 今日 こうしてふたりで温泉に入ることができている そのことに喜びを感じている。だからきっと母が自分で体を洗っている姿や 痛い足を引きずりながらも 湯殿まで歩いている様子を見ることができたという感謝の気持ちが わたしの中にあるのだと思います。最初から最後まで手取り足とり介助するのではなく 時には見守ることも母のためには必要なこと。少しでも自分の手で足で動かすことができるように・・・
母も昨日は
「いつまで自分でできるんだかなぁ・・・」と話していました。寝たきりにならずにいなくては という言葉には寝たきりになるとお前に悪い という思いがあるのです。だから つい自分で気になる家の中や周辺のことをわたしが行く前にやってしまっている なんてことがよくあります。それをやって次の日から体のあちこちに痛みが出たり・・・

これが家の中のことなど全然構わない人だったら ここまで痛みも出なかっただろうなと思います。わたしのようにずぼらな性格だったらよかったのにねって ときどき思います。母の綺麗好きなところ 似なかったなぁと思います(笑)
昨日も 家の中 あれこれいじっていました。絵の道具を置いていたテーブルの位置や上にあった本たちが 別の場所に。本って重いんです。それを少しずつ別の部屋に持っていったんですね。
「あぁ これですっきりしたあ!」とわたしが部屋に入ると テーブルを指差しました。なるほど・・・すっきりして気持ちが良くなった母の様子、満足げです。

いつまで こういうことができるのかと不安になります。でも 自分であれこれ移動させたり そんなことを楽しんでいる母の姿がこれからも見ることができるようであってほしいと 毎日思います。今日も会いに行きます。何か動かしているかもしれません。絵を描いているかもしれません。
そうそう 先日は段ボールを使って ベッド脇に立てるためのつい立を作っていました。自分の側には白い紙を切り抜いた白鳥の群れを 外側には 二本の木が立つ草はらを。それがまたとても良かったのです。
母にはいつも驚かされます。
こんな母が ずっと元気でいてほしい・・・
来月には 81歳になります。お医者さまに「あなたが今いるのはおまけの人生みたいなものなんだよ」と言われた母、それじゃあそのおまけが長く続くように 楽しまなくちゃね!母さん。

※※※
水に浮かぶろうそく 可愛らしいです。
※※※

夕暮れ

2013年10月03日 | ほんのすこし
昨日の夕方。
実家のご近所さんが わたしが外に出たら「あー!!すごい!」と通りの向こうを指差した。思わず見ると そこに落ちて行く太陽が。
あまりにも大きく見事な色に ふたりで見とれていた。
ふと その方が家の方に向かい
「お父さん デジカメ持ってきて!」と呼んだ。
わたしもハッとして バッグの中からスマホを出して 通りの向こう 土手を目指した。土手に上がると あっという間に太陽は沈みかけ、空にオレンジの色をにじませていくところ。
早すぎる・・・

それにしても美しく 圧倒される夕焼けだったな。
10月に入り もう冬と隣り合わせの季節なのに、二日間とも夏のような暑さに体がしんどくなっていた。でも やっぱり秋なんだなと思った。
空の青さも雲の高さも あの連日うだるような猛暑に明け暮れた夏とは全然違って、どれだけ高くなるんだ?という見上げる位置に 雲が伸びる。秋はやはりしっかりと訪れている。


手前にあるのは ゲリラ豪雨のときに河原にあるテニスコートに残されていた太い流木。テニスコートといってもほとんど使用することもないのだろう。寄せられることもなく じっとそこに在る。

町にはすごい人がたくさんいるもんだ

2013年10月02日 | ほんのすこし
先週末の土日は 地元のあちこちでイベントが開催されていたようです。
日曜日は 友人を誘って 樹海ドームのパークセンターで開催されていた「お気に入りののみの市」というところに出かけてきました。ミニライブがあるというので それを聞くのがメインでした。紗羅さんが歌うところを一度見たかったので 彼女を知っている友人と一緒に。
アンコールのアメイジング・グレースを入れて4曲でしたが、それでも彼女の透き通った透明感のある美しい歌声を生で聞けて 嬉しかったです。
地元で頑張っている若い人の姿を見ると すごくパワーを感じます。

その後 樹海ライン沿いにある今年できたらしい焼肉と鉄板焼きのお店でランチをしました。外にはランチ690円と大きく書いてありましたが、そのお値段ではなく良いお肉のほうをチョイスしたら、1450円、お値段の段階がぐんとアップ(笑)でも美味しいお肉の方がいいかと思って。値段の割には量や品数が少ないかなぁと思ったのですが、食べた後はこれでちょうど良かったんだなと感じました。普段 ランチを外で食べるとなると品数が多すぎていたのかもしれません。これでお値段がもっとお手頃だといいのだけどね(笑)良いお肉を使っているというのはわかるけど。690円のランチがどんな感じなのか知りたくなりました。

日曜日はそんな風にすごして。
前日は母を連れて 知り合いが作品を展示しているというのでサンクレアに行ってきました。水墨画・書道・華道・陶芸・パッチワーク どの会場も素晴らしい作品が展示されていました。土曜日はあまり見学者もいなくて ふたりで存分にゆっくりと作品を味わうことができました。足の悪い母のために車いすがあるだろうとすっかり思いこんで手押し車も車に入れずにつれていったのですが、会場には車いすもなく、ふたりで手をつなぎながら ゆっくり ゆっくり。まぁ それはそれで良かったかなぁと今は思っています。
水墨画を見ている母に「これ やったらどう?」と勧めましたが、首を横に振りました。みんなに迷惑をかけるから 自分ひとりで描いているほうがいいという考えのようでした。(別に迷惑をかけるってことは無いと思うんだけどねぇ)
縦長の花器にすっきりと伸びたススキと赤い花 母はとても気にいったようでした。

一番お目当ての知り合いのパッチワーク会場には最後の最後に。
入口で 知り合いが見つけて母に真っ先に椅子をすすめてくれました。自分の作品の前に座ってもらい 色々と説明をしてもらいました。

高さは2mぐらいあったかもしれません。背の高い方が手を伸ばすほど高かったです。真ん中には大きいサイズのパッチワークで作った御殿毬がいくつかぶら下がっています。


これは知り合いが考えて真ん中に作って入れたようです。周りの小さいサイズのうさぎとか花とかは 方紙があるそうです。布も上質な絹とかを使っていて 美しい光沢がとても素敵でした。
そして冒頭の画像のモラ
刺繍の見事さに見惚れてしまいました。母もわたしも「これ 欲しいっ!!」と思わず言ってしまいました(笑)

そのほかバッグや 色々ありましたが、画像をここに取り込んでいないのでアップできず。機会があったら取り込んで紹介します。ほんとに素敵でした。
この町にはこんなに元気で素敵な作品を作る人がいるんだと改めて感心しました。見てきた陶芸や水墨画など どれをとってもすごいねぇと感嘆するものばかり。出来ないものにとっては どれもすごく見えて 知らないところでこんなに良いものを作ったり描いたりして活動している人がたくさんいるってことに気付かされました。
一年に一度の発表会 また来年も見にこようねと言ったら 母が
「来年は見にこれるかわからないから 今年見れて良かったよ」と。その方が
「そんなこと言わずに 来年ももっと先も見に来てくださいよ」と笑って言いました。
わたしも うんうんとうなづき 元気な姿で一緒に手をつないで見にこようって思いました♪

※※※
フォトチャンネルにしてみました。

パッチワークサークルの作品

たくさんの作品があります。どうぞご覧ください。

母の絵も増えてきました

2013年10月01日 | 母のこと
だんだん母の絵も増えてきました。

でも今は 手を休めています。弟の写真を見ながら描こうとしたら どうみても自分に似ている気がするといって・・・その後から 修正しようとしているようですが、どうにもこうにも手直しできずに 筆が止まっているようです。

そっとしておきます♪

画像は弟が生前好きで撮っていた写真を見ながら 描いたようです。
水の流れとか 草木の様子とか 描くのにとても苦労したようです。筆を握る力も弱いし、思い通りに筆が動かないし アクリル絵の具は乾くと修正できないし・・・そんなこんなの苦労があちこちに出ています。

わたしはといえば ちっとも描けません。ちっとも書けません。ちっとも動きません(笑)
なんだか落ち着かないのです。
とうとう今日は2時過ぎから眠られず 3時に起き出して録画を見たり DVDを見たり。最近撮ったしあわせを呼ぶ片付けの魔法みたいなタイトルのを見て 大いに自分を反省。捨てきれずにいたものへの感謝の気持ちを込めて さよならするということもいいなぁと思いました。そう思って見回すとそろそろこれはさよならしてもいいんじゃないの?というものがありそうでした。
時間を見つけて 片付けモードに入りたいと思います。