驚きの母の入院でしたが、これまた驚きの退院。
お医者さまからまだ少し炎症は見られるけど、もう退院できるよ、とのお言葉をいただき、即次の日に退院することに決めました。
ただ、退院した次の日、別の病院の受診が急遽決まり、退院してもゆっくり休むという感じではなく、母にとっては実質「今日」が静養日になりました。バタバタと慌ただしい一週間になりました♪ でも嬉しいバタバタです。
すっかり元気になり、熱も何処へ行ったのか?といった具合です。適切な処置が効果覿面だったのでしょう。ホッとしています。心配した後遺症(これまで入院すると退院後にリュウマチによる痛みがあちこちに勃発)もそんなにひどく見られず。早めに退院を決めたのが日常生活に戻るためには良かったのかなと思っているところです。
入院の説明のときに担当看護士さんから、なるべく寝たきり状態から早く抜け出せるようにしたいという説明がありました。高齢なので、筋力が衰えてしまうからだと。
それを伺っていたので、ただでさえ筋力の欠片もないであろう母がこれ以上筋力無しになってしまうのは困る! と早めの退院にしたのでした。お医者さまからオーケーをもらって即次の日にしたら、ちょっと皆さんに驚かれましたが(笑)
来週の外来受診の結果が良ければ、もう安心です。
やっぱり我が家はいいね~
ニコニコした顔で、なじみのベッドに横になって、なにやらしみじみとかみしめている母。
入院中、ほかの部屋に変更されましたが、その部屋にはほとんど動けず話もできない、といったおばあさんがいました。夕食の前にわたしが行くと、その方のご家族の方が二人いました。
母の方を見ると少し涙ぐんでいました。どうしたのかな? と思っていましたが、そのご家族が帰られてから母が
「あの人の娘さんと孫さんだと思うけど、ここに来てからずっと1時間以上も二人して全身を静か~にさすってあげていたんだよ。ときどき声をかけたりして。それを見ていたら、あんなに優しくしてあげるっていいなあって・・・」と言いました。話が出来ないだけで、聞くことは出来そうでしたので、わたしが挨拶したときにはポッと頬に赤みがさし、こちらを見てほほえみかけた感じがしました。
「ちゃんと耳が聞こえるんだよ。」
後で母が、寝たきりにならないようにしなくちゃなあ。お前に迷惑かけたくないからなあ、と言いかけて、ハッとしたように「あ、もう今もお前がいないと何も出来ないか」と笑って言いました。
「大丈夫だって。家に帰ればトイレにも自分で行けるし、食べれるし。それで十分十分♪」とわたしも笑って応えました。
出来ないことが多くなってきて、自分に苛立つことが多くなって。それでも何かしら楽しみを捜そうとしている母を見ていると、自分も年老いたらこんな風でありたいなと思うのです。
お医者さまからまだ少し炎症は見られるけど、もう退院できるよ、とのお言葉をいただき、即次の日に退院することに決めました。
ただ、退院した次の日、別の病院の受診が急遽決まり、退院してもゆっくり休むという感じではなく、母にとっては実質「今日」が静養日になりました。バタバタと慌ただしい一週間になりました♪ でも嬉しいバタバタです。
すっかり元気になり、熱も何処へ行ったのか?といった具合です。適切な処置が効果覿面だったのでしょう。ホッとしています。心配した後遺症(これまで入院すると退院後にリュウマチによる痛みがあちこちに勃発)もそんなにひどく見られず。早めに退院を決めたのが日常生活に戻るためには良かったのかなと思っているところです。
入院の説明のときに担当看護士さんから、なるべく寝たきり状態から早く抜け出せるようにしたいという説明がありました。高齢なので、筋力が衰えてしまうからだと。
それを伺っていたので、ただでさえ筋力の欠片もないであろう母がこれ以上筋力無しになってしまうのは困る! と早めの退院にしたのでした。お医者さまからオーケーをもらって即次の日にしたら、ちょっと皆さんに驚かれましたが(笑)
来週の外来受診の結果が良ければ、もう安心です。
やっぱり我が家はいいね~
ニコニコした顔で、なじみのベッドに横になって、なにやらしみじみとかみしめている母。
入院中、ほかの部屋に変更されましたが、その部屋にはほとんど動けず話もできない、といったおばあさんがいました。夕食の前にわたしが行くと、その方のご家族の方が二人いました。
母の方を見ると少し涙ぐんでいました。どうしたのかな? と思っていましたが、そのご家族が帰られてから母が
「あの人の娘さんと孫さんだと思うけど、ここに来てからずっと1時間以上も二人して全身を静か~にさすってあげていたんだよ。ときどき声をかけたりして。それを見ていたら、あんなに優しくしてあげるっていいなあって・・・」と言いました。話が出来ないだけで、聞くことは出来そうでしたので、わたしが挨拶したときにはポッと頬に赤みがさし、こちらを見てほほえみかけた感じがしました。
「ちゃんと耳が聞こえるんだよ。」
後で母が、寝たきりにならないようにしなくちゃなあ。お前に迷惑かけたくないからなあ、と言いかけて、ハッとしたように「あ、もう今もお前がいないと何も出来ないか」と笑って言いました。
「大丈夫だって。家に帰ればトイレにも自分で行けるし、食べれるし。それで十分十分♪」とわたしも笑って応えました。
出来ないことが多くなってきて、自分に苛立つことが多くなって。それでも何かしら楽しみを捜そうとしている母を見ていると、自分も年老いたらこんな風でありたいなと思うのです。