以前活動していた読み聞かせ。地元の図書館を活動の中心にして行っていて、月に一度のおはなし会や小学校への読み聞かせなどに参加していた。でも、月に一度とはいえ、準備のために週に一度集まって一日過ごすのは母のところへ行く時間が多くなって、無理だなと感じていた。何年か参加して知り合いも出来た。お断りをしてから数年が過ぎ、あの頃の読み聞かせ仲間と会うこともなかった。
でも、当時のリーダーの方とは年賀状のやりとりが続いていて、昨年の母のことも賀状お断りの連絡をした。今年に入って、その方から思いがけず手紙をいただき、あれから色々あった由、怪我もされてようやくペンを取ることができたと書かれていた。
その方からの電話を受け取ったのは、その数日後。
今はリーダーではないけど、まだ読み聞かせの活動は継続しているとのこと、今度おとなのおはなし会もやっているからぜひ聞きにきてちょうだい♫ という嬉しいお知らせ。でも、月に一回行っているおとなのおはなし会は私のウクレレ教室と同じ曜日で同じ時間帯、これは聞きに行くことできないよなあ・・・
とがっかりしていたところ、ウクレレの日がたまたま6月は第二・第三・第四となった。行ける!
ということで、今日は午前中おとなのおはなし会に行ってきた。図書館はリニューアルしてから行っていない。かなり雰囲気が変わったし、広くなっていた。もちろん駐車場も広い、助かる。飲食コーナーがあったのはびっくりした。
手紙の彼女がいた。他にも前に一緒に活動していたメンバーもいた。すぐに彼女が来て、あれこれ説明してくれた。お客様は数名。たぶん常連さんが多いと思う。読み手は4名。男性もひとり入って。みなさんベテラン! それぞれの読み方の特徴があって、選択された絵本の違いも楽しめた。「イソポ」というのはアイヌ語でウサギのことだとか。ウサギがどうして耳が長いのか、という逸話だったり、ひつじが王冠を手にして王様になって、他のひつじたちをどんどん統治していくさまが何かと重なるようなお話だったり、選ばれた絵本はどれも「なるほどな」と思わせるものばかりで頷いたり、笑ったり。
絵本はおとなも読んで楽しい。しばらく絵本を開いていなかったわたし。また読んでみたくなった。
終わってから、前のメンバーの方に声をかけた。全然変わっていない。思わずハグしてしまった。懐かしすぎて。本大好きな人、博学で「静謐」といった言葉が似合う人だなと思っていた。また会えて嬉しかった。
ウクレレとぶつからなければまた聞きに行きたいなと思う。素敵な時間を過ごせて、今日はこれだけで満足な日になったなあ。
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建築士さんが二階の通路に本棚を考えてくれた。そして棚の前に本屋さんみたくお勧めの(?)漫画を出して飾っている。これは100円ショップで見つけたもので、漫画本を一冊飾るのにちょうどよいデザインになっている。これで本屋さんにいる気分を味わっている。
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もう一個。タイトルが『再会』。再会といえば、昔は松尾和子の『再会』が好きで自分の中では十八番だったと思い込んでた。今はとんと歌うこともなくなったけど。なんだか昔が懐かしくなる。
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