渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

草刈正雄かく語りき ~映画撮影秘話~

2024年07月12日 | open

【角川映画40年・動画付き】草刈正雄63歳が明かした「復活の日」撮影秘話 「僕の乗ったヘリがアンデスの山中で墜落したんです…」 (1/3ページ)

【角川映画40年・動画付き】草刈正雄63歳が明かした「復活の日」撮影秘話 「僕の乗ったヘリがアンデスの山中で墜落したんです…」 (1/3ページ)

第1作「犬神家の一族」(1976年)に始まり、日本映画の流れを大きく変えた角川映画の40周年を記念して、「角川映画祭」が角川シネマ新宿で開催中だ。「復活の日」…

産経新聞:産経ニュース

 

8年前の記事だが、草刈正雄
さんが映画撮影秘話について
語っている。
結構貴重なインタビュー記事。
やはり、「汚れた英雄」は彼
の中でもひとつのターニング
ポイントになったようだ。



「汚れた英雄」のシナリオを
読んだ事があるけど、映像は
凄いのよ。細かくシナリオ通
りの完成度で撮影された。
あれは角川監督のこだわりで
しょうね。
レースのシーンも、フロント
の沈み具合や、競っている走
行シーンもすべてシナリオ通
り。少し前に出たり、それを
押さえたりとかの動きは全部
台本通りにライダーが走らせ
ているのよ、あの映画。
そして、世界初の試みが多く
実行された映画でもあった。
世界初ブルー感光フィルムを
使ったり、走行中のレーサー
の横をポルシェオープンで
走らせて撮影したりとか。
二輪のサーキット走行シーン
を並走で真横から撮影した映
画は「汚れた英雄」が世界初。
とにかく映像が綺麗な作品だ
った。
上掲記事では「ストーリーが
無い」とか書かれているが、
そんな事は無い。
映像がまるで化粧品CMのよう
に見事にまとまりすぎている
ので、あの映画の物語が霞ん
でインタビューしているライ
ターの脳裏に刻まれなかった
のだろう。
原作とは別物語になっている
が、確実に記憶に残る物語を
出演者たちは演じていた。
ヘリでサーキットに降りた美
人英国大富豪の風による大胆
なパンチラ(パンもろ)は想
定外だったかもしれないが(笑

そしてオリビア・ハッセーと
の共演作「復活の日」。
これはもう圧巻の映画だった。
北米からチリまで歩けるのか
よ、とは思うが(笑



オリビアは相変わらず美しい
人だった。
撮影中に布施明さんとの結婚
が発表されたそうだ。



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