渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

脇差の大事

2024年12月04日 | open
 













山浦真雄。
1857年、安政4年丁巳
(ひのと み)8月作。
江戸期幕末の斬鉄剣。
わきざし。

江戸期の武士の刀剣選び
で実は極めて大切だった
事。
それは脇差選びだ。
大刀は室内で執務の時に
は脱刀して預ける。
だが、脇差は武士は入浴
と就寝の時以外一年365
日ずっと身に帯びている。
差料の大刀を吟味して良
刀を持つのは武士の基本
的心得だが、実は脇差こ
そに極めて重要な選択が
迫られる。

二王清元。
室町時代応仁元年(1467)
作の斬鉄剣。
わきざし。




この記事についてブログを書く
« オートバイの前ブレーキ操作 | トップ | 青い斬鉄剣 康宏 »