田園都市の風景から

筑後地方を中心とした情報や、昭和時代の生活の記憶、その時々に思うことなどを綴っていきます。

石橋文化センター 冬枯れの日本庭園と椿

2017年01月11日 | 日々の出来事

 ちらほらと椿の便りが届くようになりました。そこで、石橋文化センターのつばき園の様子を見に行って来ました。つばき園は日本庭園の奥にあります。

 楽水の池に落ちる一丈の滝です。日本庭園を建設する時に作られました。

 池の隅にはホテイアオイが繁茂していました。この公園は手入れが行き届いているので、意識的に繁殖させているのでしょう。

東屋の横を流れるせせらぎです。太陽の光が水面に差して静かな冬の風景です。

 画家、坂本繁二郎のアトリエです。坂本画伯は久留米市出身ですが、八女にアトリエを設けて定住しました。没後にアトリエが石橋文化センターに移築されました。画伯は生前、同郷のブリヂストン創業者、石橋正二郎氏に散逸している青木繁の絵の収集を依頼しました。そういう縁もあったのでしょう。 

 つばき園のエリアは広くありませんが、多くの品種が植栽されています。咲いている木もありましたので、いくつか紹介します。説明板から引用します。

  「講武侘助(コウブワビスケ)」 筒しべ侘芯の小輪

 サザンカ「昭和の栄(ショウワノサカエ) 獅子咲の中輪 花は桃色で白い斑が入るのもある。

  「久留米燭光(クルメショッコウ)」 抱え咲きで筒しべの中輪。鮮紅色地に白斑が入る。

 「満里絵(マリエ)」 鮮紅色の一重筒咲き。 小輪で1月~3月咲き。産地、久留米。

  「村下(ムラゲ)」 筒しべ侘芯の小輪。花色は朱紅色。 

 楽水の池では子ども達が鯉に餌をやっていました。餌はここで売られている麩です。いつものこの風景は、昔見た情景です。私の子供が幼い頃、よくここで鯉に麩をやりました。 

 

 おまけです。大きな達磨がありました。何でも、アート関係のイベントらしいです。 

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 幼児とタブレット | トップ | 久留米市世界のつばき館 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日々の出来事」カテゴリの最新記事