季節外れの話題になるが、小学校の夏休みの宿題について。
昔は夏休みの宿題といえば「夏休みの友」であった。あとは工作などを提出すればよかった。夏休みの友は毎日、少しづつやれば良いものをため込んでしまい、最後の数日は泣きたい気持ちでやっつけていた。計画性のないのは今も変わらないが、昔の夏休みは遊ぶことに忙しかったのである。
もう一つのお決まりは昆虫採集であった。補虫網に文房具屋で買った昆虫採集セット、虫かごが必需品であった。昆虫採集セットにはピンセット、殺虫液、防腐剤、注射器などが入っていた。ただ赤色の殺虫液を虫に注射しても死ななかった。どうも効き目はなかったような気がする。虫かごには目の細かい金網が張られていた。
そして夏休みに数回は、担任の先生が同じクラスの子を昆虫採集に連れて行ってくれた。今となってはどこに行ったのか覚えていない。でこぼこの田舎道を長いこと歩き、葦簀を立て掛けた茶屋のような店でサイダーを飲んだことや、先生の知り合いの家でスイカをご馳走になり、近くの渓流で裸になって泳いだことなどが思い出にある。
蝶やトンボだけではなく、甲虫類もよく採った。山道で、道しるべの異名があるハンミョウを見つけ、跳んでは止まり跳んでは止まるハンミョウを追いかけたこともある。色々な虫を捕まえて遊んだが、昆虫採集は男の子の遊びであった。
私の昆虫採集はお遊びでモノにはならなかったが、夏休みが終わると菓子箱に透明のセロハン紙を張り、中にたくさんの甲虫類を綺麗にピン止めして提出した子がいてびっくりした。そういう子は補虫網からして、上等の本格的なものを持っていた。その当時、夏休みの工作展では、昆虫の標本が必ず出品されていた。
いつの頃からか、小学生が山や林に分け入って、本格的な昆虫採集をすることが少なくなったように思う。私が社会人になってからマスコミで見掛けたのは、自然を守ろうとか、虫を捕るのは動物愛護に反するという親たちの意見である。私はそれは違うと思っている。
小学校の夏休み。ある日、家の近くで遊んでいると、向こうから先生と同級生たちがやって来る。何事かと思っていると、昆虫採集に行こうと国鉄の駅で待っていたが、君が来ないので迎えに来たという。結局、その日は予定を変更して近くの山に出掛けた。夕方近く家に帰ってくると、国鉄駅で待ち合わせるという、先生からの速達はがきが届いていた。あの頃は万事にのんびりしていたものである。
魚釣り、蛍狩り、田植えなど良く遊びに行ったものです。
勉強は学校でするものでした。
絵になりそうな夏の風景。
今は。。
どうして先生が勝手に家に来たのか?!
塾があるのに、虫採りなんかに誘いに来て!
100%果汁じゃなく、炭酸飲料なんか飲ませて!
と、絵になるどころか、問題になりそうな風景。
時代が変ると??
私は午前中夏休みの友、ピアノの練習。午後は家でゴロゴロしてました~
親からは、早く宿題をしなさいとはよく言われましたが、勉強をするなと言われたことは一度もありません。中学生までは勉強した記憶があまりないのです。
私も夏休みの宿題は毎年植物採集と決めていました
私は何でも早めで計画どおりに宿題を済ませておりました。とてもお利口さんでしたよ<わらい>
今は本当に先生も委縮?もうちょっとのびのび
過ごしてほしいと思います
小学生の塾通いなんて考えられません
ただし、我が家はスポーツに力を入れ、芸事に
力を注いでいました。父から頼むから勉強を辞めてくれと言われていた私…何事も集中していました
それでも自分の意思で動いていたように思います
一生懸命男の子と遊んでいた私です