冬の街を彩るイルミネーション。ライトアップで浮かび上がっているのは、市の中心部にあるカトリック久留米教会。
久留米教会の歴史は16世紀末、久留米領主であったキリシタン大名の毛利秀包が城の近くに教会を建立したことに始まる。いまの久留米市役所が建設されたとき、基礎工事の際に十字架が刻まれた瓦が出土した。鬼瓦が毛利家の家紋と類似しており、ここが毛利が建てた教会跡とされた。遺構調査により教会模型が復元され、市役所に展示されている。
久留米における再宣教は、長崎・大浦天主堂の「信徒発見」から13年後の1878年。戦前に建立された教会は米軍の空襲で焼失し、現在地で戦後に再建された(以上は同教会のリーフレットによる)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます