
昨日、通常練習に中学時代の先輩の親父さんが来られていた。
この親父さん、私が中学の頃には毎日のような練習に顔を出され、強くて怖くて仕方がなかった先輩の親父さんで、とにかく怖かった印象しかなかったのですが、私が慌てて挨拶に行くと、
代表先生をはじめ、みんなボランティアでよく頑張ってくれたな。
子供さんも頑張ってるようで、本当に楽しみだ。
ありがとうな。
と言って下さり、あんまり褒められることに慣れていないので、素直に嬉しかった。
我が子に柔道の指導をする難しさを熟知されているので、ただ単に厳しくしてればいいわけではないことであったり、ただ単に練習を課せればいいわけでもないことや、柔道が嫌いにならないよう高みを目指していくことの難しさを熟知されているので、多くを語らずとも、理解して貰えているような気がしました。
同じ道を歩んで来た者にしか分からないことってありますからね。
なので、否定的なことを言われることがあっても、それまでそんな苦労をした経験がないから否定するのであって、自分が分からないことをしようとするから目ざとく感じるんだと思えるようになりました。
分かって貰える人に分かって貰えればいい。
そんな感じです。
年齢や経験を重ねると、どうしても自分がやってきたことを押し付けがちになる。
自分も先輩の親父さんのように、後輩達を素直に応援し、励ますことが出来る人間でありたいものだ。