ま〜毎年思うことですが、進路については、様々な『思い』が交錯します。
特に大学選びともなれば、
1 可能性にかけて強豪大学に行かせてやりたいという指導者
2 選手の能力を考えず、ただ単に強豪大学なり、自分と繋がりがある大学に送り込もうとする指導者
3 結果はともかく大学となれば最終学歴となる可能性が高いので、とにかくネームバリューにこだわりたい親
4 とにかく子供の意見を尊重してやりたいという親。
5 子供の意見は尊重してやりたいが、現実的に希望する大学には行かせることが出来ないと苦悩する親
他にも、柔道の環境重視、学歴重視、待遇重視と様々ですが、これだけは結果論と言うか、決める段階での正解がないので難しい。
なので、相談された時には、親、先生とよく相談しなさいとしか言えないんですが、まずは選手自身がどこに重きを置いているかですよね。
とりあえず大学までっていうレベルなのか、実力云々ではなく、大学で日本一!世界へ!という覚悟があるのか、それとも最終学歴や就職のためというものなのか。
親は子供の希望を叶えてやりたい。
無謀だと言われても、莫大にお金がかかろうとも叶えてやりたいもの。
自分的には、子供に望まれた時は別として、可能性にかけてと言われても、人の人生で冒険は出来ないという考え方なので、つい現実的な道を選びがちなんです。
ただ、無謀か無謀でないか、何をもって現実的な道なのか、失敗なのかも人それぞれなので、結局は分からないんですけどね。
結局は本人の意思、覚悟なのかな。
教え子達なり、相談して来られた方々の進路がベストな選択になることを祈念しています。