昨日は剣道形講習会だった。
石田健一範士八段、北村宏二教士八段をはじめ、
米﨑和広教士八段、石田洋二教士八段、米村幸生教士八段という豪勢な講師陣だった。
今回の剣道形講習会では大いに収穫があり、自分なりに気が付いたことをメモしておく。
(自分が出来ていても、周り、特に低段者の中に間違う人を多く見たので復習の意味もある)
太刀1本目、仕太刀は剣先方向に真っ直ぐ突くように抜くように。
(振りかぶって剣先が下がってしまう人を多く見かけた)
太刀2本目と6本目の仕太刀は、打太刀との向きによって、
小手を打った際に相手の中心を捉えていない場合もあるがそれで良い。
(わざわざ中心に向けて剣先を移動する必要はない)
3本目の打太刀の突きは大きく突き込む。仕太刀はすかさずなやして大きく突き返す。
(危ないので常に遠慮がちに突いているが本来は大きくするどくとのこと)
打太刀も仕太刀も、後ろの足の引き付けを意識するように。
(引き付けが出来ていなくても間違いでは無いがギクシャクしてしまうとのこと)
4本目は打太刀仕太刀とも上で止まらず一拍子で打ち込むこと。
(一拍子が当たり前だが、初めてのお相手だと怖いので上で止まることがある)
打太刀は間合いが近くても出来るだけ下がらないこと。
(下がるのが当たり前のように勘違いしている人が多い)
打太刀は右肺を突いたあと、仕太刀のほうに顔を向けること。
(横目で視線だけで仕太刀を追うことのないように)
5本目の打太刀はしっかり仕太刀の頭部を捉えて打つこと。
(えっ?こんなに近いの?という間合いである)
摺り上げは頭上で行うことになる。1拍子で打つこと。
6本目の仕太刀は、左右と足を移動して打太刀の小手を打つのではなく、
左右と足を移動して擦り上げて、右左と足を出して打太刀の小手を打つこと。
(これだけのことで緊迫感や迫力がまったく違う)
7本目の打太刀は打ったらすかさず仕太刀の方に頭を向ける。
(しかし模範演武では打太刀はやや間を置いて仕太刀に顔を向ける場合が全部だ)
仕太刀は打太刀が振り向いたら、ではなく、充分に打ち切ってから脇構えになる。
脇構えになる時は、足の向きはそのまま。
打太刀は、仕太刀の残心を見届けてから大きく振りかぶって向き直る。
仕太刀は打太刀が向き直るので、ここで初めて足の向きを変える。
小太刀は「入り身になろうとする」ところが大切。
(1、2、3と進んで、打太刀が打ってるのを待っていては駄目)
小太刀1本目の打太刀は打ったあと仕太刀のほうに顔を向けること。
(横目で視線だけで仕太刀を追うことのないように)
残心のあと、間合いが近過ぎる場合、仕太刀が少し下がることがあっても良い。
小太刀1本目の仕太刀は止まらず間合いに入ろうとすること。3歩目で止まっては駄目。
小太刀2本目の仕太刀も止まらず間合いに入ろうとすること。3歩目で止まっては駄目。
仕太刀が入ろうとするので打太刀は右足大きく後ろに引いて脇構えになる。
(この時、左足も引き付けるとより良い)(引き付けが出来ていなくても間違いでは無い)
(これは昔、「大きく間合いを取りたいため」と島野大洋先生にも同じように教わった)
小太刀2本目の仕太刀は、打太刀の肩が下がるぐらい、上腕部を上から下に押える。
(上腕部と言っても肘関節の上あたり)
小太刀3本目の仕太刀は、擦り込んだ時に自分の左腕が縮こまらないように。
残心を示したあと仕太刀は左足から戻る。
(これは理合から言ったらおかしいが、あえて原本に従うということらしい)
あとは防具を付けて剣道稽古。
実業団の若い方には良い出小手を打たれた。
北村先生(教士八段)には格の違いを感じた。
石田健一範士八段、北村宏二教士八段をはじめ、
米﨑和広教士八段、石田洋二教士八段、米村幸生教士八段という豪勢な講師陣だった。
今回の剣道形講習会では大いに収穫があり、自分なりに気が付いたことをメモしておく。
(自分が出来ていても、周り、特に低段者の中に間違う人を多く見たので復習の意味もある)
太刀1本目、仕太刀は剣先方向に真っ直ぐ突くように抜くように。
(振りかぶって剣先が下がってしまう人を多く見かけた)
太刀2本目と6本目の仕太刀は、打太刀との向きによって、
小手を打った際に相手の中心を捉えていない場合もあるがそれで良い。
(わざわざ中心に向けて剣先を移動する必要はない)
3本目の打太刀の突きは大きく突き込む。仕太刀はすかさずなやして大きく突き返す。
(危ないので常に遠慮がちに突いているが本来は大きくするどくとのこと)
打太刀も仕太刀も、後ろの足の引き付けを意識するように。
(引き付けが出来ていなくても間違いでは無いがギクシャクしてしまうとのこと)
4本目は打太刀仕太刀とも上で止まらず一拍子で打ち込むこと。
(一拍子が当たり前だが、初めてのお相手だと怖いので上で止まることがある)
打太刀は間合いが近くても出来るだけ下がらないこと。
(下がるのが当たり前のように勘違いしている人が多い)
打太刀は右肺を突いたあと、仕太刀のほうに顔を向けること。
(横目で視線だけで仕太刀を追うことのないように)
5本目の打太刀はしっかり仕太刀の頭部を捉えて打つこと。
(えっ?こんなに近いの?という間合いである)
摺り上げは頭上で行うことになる。1拍子で打つこと。
6本目の仕太刀は、左右と足を移動して打太刀の小手を打つのではなく、
左右と足を移動して擦り上げて、右左と足を出して打太刀の小手を打つこと。
(これだけのことで緊迫感や迫力がまったく違う)
7本目の打太刀は打ったらすかさず仕太刀の方に頭を向ける。
(しかし模範演武では打太刀はやや間を置いて仕太刀に顔を向ける場合が全部だ)
仕太刀は打太刀が振り向いたら、ではなく、充分に打ち切ってから脇構えになる。
脇構えになる時は、足の向きはそのまま。
打太刀は、仕太刀の残心を見届けてから大きく振りかぶって向き直る。
仕太刀は打太刀が向き直るので、ここで初めて足の向きを変える。
小太刀は「入り身になろうとする」ところが大切。
(1、2、3と進んで、打太刀が打ってるのを待っていては駄目)
小太刀1本目の打太刀は打ったあと仕太刀のほうに顔を向けること。
(横目で視線だけで仕太刀を追うことのないように)
残心のあと、間合いが近過ぎる場合、仕太刀が少し下がることがあっても良い。
小太刀1本目の仕太刀は止まらず間合いに入ろうとすること。3歩目で止まっては駄目。
小太刀2本目の仕太刀も止まらず間合いに入ろうとすること。3歩目で止まっては駄目。
仕太刀が入ろうとするので打太刀は右足大きく後ろに引いて脇構えになる。
(この時、左足も引き付けるとより良い)(引き付けが出来ていなくても間違いでは無い)
(これは昔、「大きく間合いを取りたいため」と島野大洋先生にも同じように教わった)
小太刀2本目の仕太刀は、打太刀の肩が下がるぐらい、上腕部を上から下に押える。
(上腕部と言っても肘関節の上あたり)
小太刀3本目の仕太刀は、擦り込んだ時に自分の左腕が縮こまらないように。
残心を示したあと仕太刀は左足から戻る。
(これは理合から言ったらおかしいが、あえて原本に従うということらしい)
あとは防具を付けて剣道稽古。
実業団の若い方には良い出小手を打たれた。
北村先生(教士八段)には格の違いを感じた。