稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

平城宮址がいつの間にやら平城宮跡に

2017年01月11日 | 旅行や街角メモリー

(画像は、travel.jpのブログから借用しました http://4travel.jp/travelogue/10862396

小学校は奈良女子大学文学部附属小学校だった。
授業で奈良の歴史を習ったが平城京の跡地は「平城宮址(へいじょうきゅうし)」と習った。

20年近く前に奈良に戻ってきて、平城宮址が、「平城宮跡」と表示されているのに気づいた。
何て読むのだろうと思っていたら「へいじょうきゅうせき」なのだそうだ。

それはおかしい。
「へいじょうきゅうあと」ならわかるが、「へいじょうきゅうせき」って何なんだ?

調べてみると少しわかってきた。
本来は、平城宮址(へいじょうきゅうし) なのだが、
「址」が当用漢字外なので、いつの頃からか平城宮跡(へいじょうきゅうあと)にしたようだ。
しかし今ではバス停も「へいじょうきゅうせき」になっている。

どうしても「へいじょうきゅうし」と習い覚えた語感からは違和感が残る。
だいたい、城址(じょうし)を城跡(しろあと)とは言うことはあっても、
城跡(じょうせき)とは絶対に言わないと思うがいかがなものか。
「址」は建築物の跡地の事だ。「跡」とは微妙に違うと思うがどうなのか。

補足
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生駒高校の同級生の服部薫氏によれば、1988年シルクロード博の際、
それまであまり有名でなかった「平城宮址」が会場となりデレビにしばしば映った。
そしてアナウンサーが読み方もわからず「へいじょうきゅうせき」と放送し、
その間違いを誰も指摘しなかったからそのまま「へいじょうきゅうせき」が世間で定着し、
表記も読み方に合わせ「平城宮址」から「平城宮跡」になったのでは無いか?ということらしい。
それが本当ならこれも従軍慰安婦と同じ構造になる。誤報が源だ。
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産経抄、1月11日、慰安婦問題における「失敗の本質」

2017年01月11日 | 政治や歴史など
今朝の産経新聞朝刊の産経抄(さんけいしょう)だが至極まっとうなのでコピペしておきます。
失敗の本質は朝日の誤報と河野談話にあるという。それこそ「失敗の本質」なのです。

そして肝心の日本政府は日本側の立場を主張しなかった。これも大きな失敗です。
「強制連行はなかった」そして「慰安婦は存在したが政府が強制したものではない」のです。

一般論として売春行為を行わなければいけない当時の社会状況は不幸な出来事です。
しかし人道上の慰安婦制度(公娼制度)を問題にするならば、韓国人慰安婦を問題にする前に、
圧倒的多数の「日本人慰安婦」を無視してはならないはずです。
(慰安婦は合計1~2万人、半分が日本人、3割が台湾人と中国人、2割が朝鮮人)
現実は「日本人慰安婦」が話題になることはありません。

なぜ、事実を曲げてまで、ゆすりたかりの隣国に媚びなければならないのか?
そろそろ一般人も何かがおかしいと気付いてきています。

1)米軍はその土地の慰安所(もしくは私娼)を利用した
2)ソ連軍は手当たり次第に強姦した(ベトナム戦争時の韓国軍も同じ)
3)日本軍は、慰安婦業者が軍に付いていき、軍がそれを利用した

戦争に負けた日本だけが悪者になっているのが現状です。
勤労奉仕の女子挺身隊と慰安婦を混同してとんでも無い数を慰安婦と誤解されているのです。
だいたい「少女像」というのも変です。
本来の意味からすれば「売春婦像」もしくは「公娼像」とすべきでしょう。
なまなましいから「慰安婦」と言ってるだけなのです。

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韓国・釜山の日本総領事館前の道路に設置された慰安婦像=2016年12月30日(名村隆寛撮影)

産経抄、1月11日、慰安婦問題における「失敗の本質」

 小池百合子東京都知事が座右の書に挙げる『失敗の本質』(中公文庫)は、大東亜戦争における日本軍の失敗を分析したものだ。インパールで日本軍と戦った英国軍司令官のこんな言葉が引用されている。

 ▼「日本軍の欠陥は、作戦計画がかりに誤っていた場合に、これをただちに立て直す心構えがまったくなかったことである」。今から振り返ればあの時、韓国への融和政策の誤りに気づくべきだった。反日団体が、在韓国日本大使館前の路上に慰安婦像を設置した、2011年12月である。

 ▼外交常識に反した暴挙に対して、民主党政権は、韓国政府に撤去を強く求めなかった。「第2、第3の像が建立される」。李明博(イミョンバク)大統領は、日本政府の弱腰を見通していたようだ。直後の日韓首脳会談で野田佳彦首相に慰安婦問題の解決を迫って恫喝(どうかつ)する。

 ▼ただの脅しではなかった。慰安婦像はその後、がん細胞のように海外を含めて増殖する。揚げ句の果てに日韓合意を踏みにじり、釜山の日本総領事館前に設置されたとなれば、駐韓大使と釜山総領事の一時帰国は当然の措置である。それでも朝日新聞の社説は、「性急な対抗より熟考」を訴える。「旅人の上着を脱がせるのに北風を吹かす」。夕刊コラムはむしろ安倍晋三政権を揶揄(やゆ)していた。

 ▼韓国の野党は、合意に基づいて日本が拠出した10億円を返すと言い出した。国内ではまた、合意は崔順実(チェスンシル)被告が朴槿恵(パククネ)大統領を唆(そそのか)して実現させた、との説がまことしやかに語られているという。

 ▼朝日の主張に従って、いくら日本側が冷静に振る舞っても、「情治」の国の反日の炎は、どこまでも燃え広がっていく。そもそも火を付けたのは、朝日の誤報と「河野談話」、これこそ「失敗の本質」である。
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