稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

議場に赤ちゃんを連れて行くことについて

2017年11月23日 | 政治や歴史など


毎日新聞ニュース 2017年11月22日 22時49分(最終更新 11月22日 23時20分)
https://mainichi.jp/articles/20171123/k00/00m/040/107000c

22日に開会した熊本市議会の定例会で、緒方夕佳(ゆうか)市議(42)が
生後7カ月の長男を抱いて議場に入場したため開会が40分遅れる混乱があった。
議員や職員以外が議場に入ることは規則で禁じられているが、緒方市議は
「子育て中の女性も活躍できる市議会であってほしかった」と説明した。
市議会は事前に通告なくルール違反を強行したとして問題視する一方、
子育て世代の議員のための環境整備について議論を進める方針だ。

緒方市議は、本会議が始まる午前10時前に長男を抱いて議場の自席に着席した。
市議会は「議員や職員以外は傍聴人とみなす」とした上で傍聴規則で
「傍聴人は会議中に議場に入ることができない」と定めているため、
澤田昌作議長が退場を促した。しかし、緒方市議が聞き入れなかったため別室で協議。
長男を友人に預けることで合意したため予定より40分遅れて開会した。

緒方市議は1期目で、1人会派「和の会くまもと」に所属。長男を出産した4月以降、
「出産後の体調不良」を理由に議会を欠席しており、本会議出席は約8カ月ぶりだった。
妊娠が判明した昨年から、乳児を連れての本会議出席や市議会への託児所設置を
議会事務局に訴えてきたが、前向きな回答を得ることができず子連れでの入場に踏み切ったという。

緒方市議の行動について、自民党の原口亮志市議は
「個人的な理由で議事進行を妨げたのは問題で懲罰の対象だ」と批判。
共産党の那須円市議は「事前に議会運営委員会に相談すべきだった」としながら
「欧州では乳児を連れて議場に入ることもある。
子育て世代の議員活動について議論が必要だ」と述べた。

澤田議長は「子育てが大変で思い詰めた部分もあったのだろう。
子連れでも議会に参加できる仕組みを考えたい」と述べ、近く開催する
議会活性化委員会で議論する方針を示した。【城島勇人】

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女性の権利うんぬんを言う前に、非常識であることを認識していないのか?
こういう行為は安っぽいパフォーマンスとしか思えない。

そもそも議会は「ルールを作る場所」である。
その場所で議員がルールを破る行為をするということが問題なのである。
市議なら正々堂々と託児所を増設するなどの環境整備を推奨すべきだろう。

こういうことが許されるなら、
「介護老人をかかえる人も活躍できる市議会であってほしい」も筋が通る。
市議会に老人を連れてきても良いことになる。何でもあり?みたいな。。。

ともかく権利ばかり主張するヤツは信用できない。
人権などという言葉もスローガンも大嫌いである。
パフォーマンスならもっとやり方があるだろうに。
この人、女性からも反感買うんじゃないのかな?と思う。
人間としても、卑しさを感じてしまうのは私だけだろうか。
コメント
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