四條畷市立四條畷西中学校の体育館。
20時過ぎから21時20分まで。今年30回目。参加人数25名ほど。
体育館の中は蒸し暑い。厚手の稽古着だったので汗だく。
本日は剣道形。
木刀で素振りのあとで剣道形。
私はA立七段と組になる。取りあえず7本目まで流す。
あとは5本目までを詳しく説明指導。
以下、気のついたところのみ記す。
打太刀が動くから仕太刀が動くのではなく仕太刀は打太刀の影のごとく動く。
先の気位で進むとあるが、先とは何か?気位とは何か?説明できるように。
五行の構え
中段の構え=水の構え 上段の構え=火の構え 下段の構え=土の構え
八相の構え=木の構え(=陰の構え) 脇構え=金(ごん)の構え(=陽の構え)
陰陽説、三才(天・地・人の3つの才(働き)、天地人)
1本目は命を取る。2本目は腕を落とす。3本目は命を取らない。
人として、剣道としての昇華。
1本目の打太刀)足の引き付けを忘れないように。反動はつけない。自然な前かがみ。
1本目の打太刀)瞬間で引き抜き一拍子で打つ。もの打ちはどこか?
※打太刀の体幹がブレていると、仕太刀は抜きずらい。
2本目の打太刀)小手に打ち下ろす高さに注意。
2本目の仕太刀)下段の位置まで下げて抜く。残心は気迫と気位で。
3本目の打太刀)下段から中断へは「気争い」小手に打ち下ろす高さに注意。
3本目の仕太刀)位詰め。
「左足から」「右足から」と書いてある場合は足を伴う。
「左足を」「右足を」と書いてある場合は足を伴わない。
発声は、技の緩急強弱によって変わる。
打太刀と仕太刀の位置は、立ち位置を変えて稽古すること。
同じ場所で交代すると間違いが起こる。
正面向かって右が打太刀が原則。
機をみて打つ。
発意して、打とうと変化しようとした兆し。
仕太刀が機を作る。
仕太刀の気が充分になったところ。
有形の先々の先、無形の先々の先。
打とうとする先、それを打ち破る先の先、その出るハナを打つのが先々の先。
北辰一刀流の千葉周作は“他流の「先々の先」はわが流派の「後の先」のこと”と言った。
(流派によって解釈が異なるので全剣連では説明しないようにしている)
4本目の打太刀)巻き押さえ擦り込みつつ右肺を突く。突き終えた剣先は水平よりやや下。
4本目の仕太刀)突かれるその瞬間に巻き返す。
4本目は「先の気位」ではない。相手の動きによって変化する構え。
打太刀は上段に構えようとする動きから八相になる。
仕太刀は、上段に対する構えから八相に対する構えに変化して脇構えになる。
お互いがどうくるかわからないので用心して前に出る足幅は小さくなる。
5本目の打太刀)左足をしっかり引き付けて打つ。
5本目の仕太刀)頭上で摺りあげる。鎬を使うこと。
剣道形解説書はよく読むこと。
カタチが形(かた)になる。
理合がわかると剣道形、竹刀剣道に魂(たましい)が入る。
【感想・反省点】
七段同士なので気迫と理合のある良い形稽古が出来た。
しかしながら初めてのお相手と合気になる形稽古は難しい。
仕太刀の際、若干合わせ切れなかったのが反省点。
あと、気を抜くと剣先と体軸が少しブレるのが反省点。
いずれにしろ全剣連の解説書を、もう一度よく読んでみようと思う。
20時過ぎから21時20分まで。今年30回目。参加人数25名ほど。
体育館の中は蒸し暑い。厚手の稽古着だったので汗だく。
本日は剣道形。
木刀で素振りのあとで剣道形。
私はA立七段と組になる。取りあえず7本目まで流す。
あとは5本目までを詳しく説明指導。
以下、気のついたところのみ記す。
打太刀が動くから仕太刀が動くのではなく仕太刀は打太刀の影のごとく動く。
先の気位で進むとあるが、先とは何か?気位とは何か?説明できるように。
五行の構え
中段の構え=水の構え 上段の構え=火の構え 下段の構え=土の構え
八相の構え=木の構え(=陰の構え) 脇構え=金(ごん)の構え(=陽の構え)
陰陽説、三才(天・地・人の3つの才(働き)、天地人)
1本目は命を取る。2本目は腕を落とす。3本目は命を取らない。
人として、剣道としての昇華。
1本目の打太刀)足の引き付けを忘れないように。反動はつけない。自然な前かがみ。
1本目の打太刀)瞬間で引き抜き一拍子で打つ。もの打ちはどこか?
※打太刀の体幹がブレていると、仕太刀は抜きずらい。
2本目の打太刀)小手に打ち下ろす高さに注意。
2本目の仕太刀)下段の位置まで下げて抜く。残心は気迫と気位で。
3本目の打太刀)下段から中断へは「気争い」小手に打ち下ろす高さに注意。
3本目の仕太刀)位詰め。
「左足から」「右足から」と書いてある場合は足を伴う。
「左足を」「右足を」と書いてある場合は足を伴わない。
発声は、技の緩急強弱によって変わる。
打太刀と仕太刀の位置は、立ち位置を変えて稽古すること。
同じ場所で交代すると間違いが起こる。
正面向かって右が打太刀が原則。
機をみて打つ。
発意して、打とうと変化しようとした兆し。
仕太刀が機を作る。
仕太刀の気が充分になったところ。
有形の先々の先、無形の先々の先。
打とうとする先、それを打ち破る先の先、その出るハナを打つのが先々の先。
北辰一刀流の千葉周作は“他流の「先々の先」はわが流派の「後の先」のこと”と言った。
(流派によって解釈が異なるので全剣連では説明しないようにしている)
4本目の打太刀)巻き押さえ擦り込みつつ右肺を突く。突き終えた剣先は水平よりやや下。
4本目の仕太刀)突かれるその瞬間に巻き返す。
4本目は「先の気位」ではない。相手の動きによって変化する構え。
打太刀は上段に構えようとする動きから八相になる。
仕太刀は、上段に対する構えから八相に対する構えに変化して脇構えになる。
お互いがどうくるかわからないので用心して前に出る足幅は小さくなる。
5本目の打太刀)左足をしっかり引き付けて打つ。
5本目の仕太刀)頭上で摺りあげる。鎬を使うこと。
剣道形解説書はよく読むこと。
カタチが形(かた)になる。
理合がわかると剣道形、竹刀剣道に魂(たましい)が入る。
【感想・反省点】
七段同士なので気迫と理合のある良い形稽古が出来た。
しかしながら初めてのお相手と合気になる形稽古は難しい。
仕太刀の際、若干合わせ切れなかったのが反省点。
あと、気を抜くと剣先と体軸が少しブレるのが反省点。
いずれにしろ全剣連の解説書を、もう一度よく読んでみようと思う。
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