稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

裏を攻めて表を打つ。(木曜会、2019年1月24日)

2019年01月25日 | 木曜会(誠先生の剣道教室)
四條畷市立四條畷西中学校の体育館。
20時から21時25分まで。今年3回目。
参加者は約20名。


私は別枠で初心者のO野君指導。
途中で師匠の話しを時々聞く。一部を記す。

肩が使えていない打ちは腕で打とうとするので硬くて重過ぎる。

遠くから打とうとすると姿勢が崩れる。
体幹の整った打ちを作るために近い間合いから打つようにする。
右足は最後の最後まで床を擦りながら前に出していって打つ。

一足一刀の間で、竹刀の延長線上が相手の左目となるように構える。
構えた時に左拳が内に入り過ぎると打突の強度冴えが足りず刃筋もブレてしまう。

攻め入る時は必要以上に中心を取ろうとしないこと。
小手打ちで、右足を出す場合は相手と丈比べをするような気持ちで。

鎬を使ってというのは「刃筋を正しく使え」と同じ意味である。
刃筋を意識していないと鎬も使えない。
擦り上げは手の甲で擦り上げるイメージで。

払い小手は少しでも前傾になると技が小さくなって打てない。

受けたり避けたり捌いたりするのが上手な反射の強いタイプには、
裏から摺り上げて(少し遅らす感じで)表の面を打つ。

習った技は使わないと自分の物にはならない。


(素振りのあとは切り返し)


(打ち間から右足スイッチを入れての打突-1)


(打ち間から右足スイッチを入れての打突-2)


【感想・反省点】

素振りは10日に注意された点を意識して行った。
O野君の指導は、振り上げて打つまでと、打ってからの動作を完全に分けて教えた。
まだまだぎこちないが、打ちはしっかりしたように思う。
切り返しも教えたが、手の返しがうまくいかないようだ。

師匠の指導から、
攻めの効かない者への二段スイッチ、裏を攻めて表を打つ方法、
テコ打ちの小手など、実戦的な技を見せてもらった。
これは普段の稽古で使って習得しようと思う。
いずれにしろしっかりした体幹が基本である。

体調はイマイチである。O野君の指導で良かった。
いつトイレに駆け込むかとヒヤヒヤした。
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