稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

木曜会定例稽古(2020年8月6日)

2020年08月07日 | 木曜会(誠先生の剣道教室)
四條畷市立四條畷西中学校の体育館。
木曜会(誠先生の剣道教室本部稽古)20時から21時20分まで。
今年12回目。参加人数15人。先週より暑い。動かなくとも汗がしたたるほど。

ストレッチ、手刀で足捌き、
竹刀を持って素振り、向き合って左手のみの力くらべ。


①12の足捌き


強い人は身体が柔らかい人が多い。
左足を軸にした動き。左足を軸にして右足を出し、そのまますぐ打てる状態にする。
構えた時の重心は真ん中、配力は左が7か8。
左足を引き付ける時に左足の踵がめくれないように。
右足の出し幅は体勢が崩れないぐらいに。

足の使い方は色々あるが、つま先を上げて入る場合もある。
右足の踵から入ると自然に左足がついてくる。
つま先から入ると相手にわかりやすいが踵から入ると察知されにくい。



足で攻めると言うと、右足を使って攻めるイメージが強いが、
間合いが近い場合など左足を使って(左足を右足に寄せて)攻める方法も大事である。
相手の臍下丹田を攻めるイメージ。

②123の足捌き、123から打ち込む足捌き


123から、振り上げてから足を出すのではなく振り上げながら足を出す。左手と右足は連動すること。


(3の時に足を出し過ぎると「足を出しながら・・」が出来なくなる)

右足を少し出すこと(123の3)が打突の予備動作となる。
足を少し出すことで相手の打ち気を誘ったり、相手が居付いていたらそのまま打っていける。

③上下素振り、正面素振り、竹刀を鳴らす正面打ち、すりかぶり


肩と肘が常に相手に向かうように。


(振り上げた時に、肩と肘が常に相手に向かっていない悪い例)

「大きく振りあげなさい」と言われて、肘が横に広がっている人は案外多い。



肩と肘が常に相手に向かっていれば、これ以上、竹刀は後ろにいかないものだ。

④右足を出してからの打ち込み


123から右足出しながら滞空時間の長い面を打つように。
実際に見ていると、せっかく123で右足出したのに、123から左足を継いで打つ人がけっこう多い。

⑤左手だけの力比べ


左手の力が一番出るところを見つけること。
正しく構え(臍前に親指の付け根が来て、剣先は相手の左目頭に付ける)るとしっかり力が入る。


【感想・反省点】

きょうも良い稽古だった。
毎回、同じことの繰り返しのようだが、そのたびに新しい発見と自分自身の課題に気がつく。
123でしっかり構え、右足出しながら攻め打ちの形。これを普段の稽古で素直に出せるかどうか。
土曜日の生駒の稽古、月曜日の難波の稽古で意識して実践してみようと思う。


(最後に「きょうも本当に勉強になりましたよ~!」と言ってるところ)
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