さくら日記でございます。

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★赤と白のフェンダープレシジョンベース出てくる音がまったく違う! ひとつひとつの楽器の個性って楽しいかも

2020-03-17 06:11:35 | 「楽器」

お疲れ様です。
みなさまお元気ですか?


こちら金沢、今日は寒く朝は
ちらちら雪も降ってました。
ですが、いつもの通勤路の浅野川の反対岸を見ると
木々の中にピンク色を付けた木も発見
春はもうすぐそこです。

童謡でもありますが、まさに「春よ来い」
そんな心境です。

『春よ来い』ジャズ・バージョン 笹島明夫 

ということで
今日は楽器の「ベース」です。

このブログでも何回か書かせてもらっているのですが
なつかしのロックミュージックを
録音するというプロジェクトをやってまして
主にドラムを担当しているのですが、
ベースをやってくれる人材がいなくて
急遽、ベースをトライすることになり
もう数年経過しています。

腕の方はイマイチ成長していませんが、
このベース、メロディーとリズム両方を奏でることができる
スーパー楽器
ということで、
やってみるとなかなか楽しいです。

最初は楽器を借りてやっていたのですが
ついには、マイベースを購入するところまで
来てしまいました。

あとは、もう少し弾けると
言うことないのですが、
こればっかりは、日頃の鍛錬ですよね。

と前置きがまた、長くなってしまいましたが
今日は私の愛用する
フェンダーというメーカーの
「プレシジョンベース」
について
少し書いてみたいと思います。

というのも、その録音プロジェクトで
課題曲が2曲あり、一つはノーマルチューニングですが
もう一つは半音下げたチューニング
そんな事態が発生しました。

少し前までは、曲ごとにチューニングを変更して
練習をしていたのですが、
これが、また面倒です。
なので友人宅から、
同じフェンダーの「プレシジョンベース」を
借りてきて、それぞれノーマルチューニング
半音下げチューニングにしておいて
すぐに練習できるようにしました。

2本あると、やっぱりメッチャ便利だなあ
と実感したのですが、
ひとつ気づいたことがあります。

というのは
似たような形のこの2本
弾いてみると音がぜんぜん違います。

トップの写真のがマイベース
こちらはフェンダーのUSAのお安いモデルの
「Highway one」
というベースです。
もうひとつ借りてきたのは
我が日本製のフェンダージャパン
プレシジョンベース
です。

生音からして、ぜんぜん別物
これは驚きました。
たしかによく見ると細部は違います。

パットみてわかるのは
「ブリッジ」と呼ばれる弦の付け根の金具です。
白のフェンダーは昔ながらのデザインのブリッジ


それと比較して
のフェンダーは少しごついデザインのブリッジ
が付いています。


そして、元の反対側の「ナット」も違います。
白のフェンダーはたぶん「牛骨」でしょうか
少し透き通っていて高級感があります。
写真ではわかりにくいのですが下がそれです。


のフェンダーは
ちょっと残念、安っぽい感じの
プラスチックのような材料です。


さらに大きな違いは
白フェンダーの塗装
たぶんポリウレタン
だと思います。

かなりキチンと厚めに塗装されていて
もうかなり年数が経過していると思いますが
まだまだ、しっかりとした塗装面がキープされています。

それと比較して
フェンダー
ラッカー塗装、しかもこのモデルは
お値段をお安くするために
薄めの塗装となっているとのことでした。

なので、こちらの塗装は
かなり劣化が進んでいます。
初めは塗装面は光沢が無い感じなのですが
いつもこすれているところは
テカテカになっています。

生音ではフェンダーが乾いた軽い響き
白フェンダーはひとつひとつがしっかりとした
安定した音
でなっている
そんな感じがしました。

本当は録音してお聞かせできると
その違いがわかるのかもしれませんが
何分、お聞かせでいるような演奏能力がないので
今回は代わりにこちらです。
YOUTUBEのこんな動画があったので
興味がある方は、違いをチェックしてみて下さい。

Fender Precision Bass comparison USA vs MIM vs JAPAN

ベースだけを聞くことは
あまり無いかもしれませんが、聞かれた方いかがでしょうか?
好みの音色はありましたでしょうか?
私的には、この動画では「USA1977」が
ちょっと暴れた感じの音色で好みでした。

これだけ違うと
曲によっても合う合わないが出てきそうな
気がします。

ギタリストやベーシストは
何本も楽器を持っている方が多いようです。
これだけ違うんだったら
いろいろ欲しくなるのはわかるなあ・・・
そんなふうに思いました。

同じUASのプレシジョンベースでも
年代ごとに少しづつ仕様が異なっている
ようです。
そして当然音も違う
そんな中で自分にあった1本を選び出す
お金もかかりそうで、大変な作業ですが
その過程もなかなか楽しそうで
自分にあった最高に1本にめぐりあえたら
最高にうれしいだろうなあ
なんて、ちょっと妄想してしまいました。

そして、ちょっとタイプの違う
フェンダーのジャズベースの比較動画も
あったので、載せてみます。
興味がある方はご覧下さい。

Fender Precision Bass comparison USA vs MIM vs JAPAN 

ということで
今日は
赤と白のフェンダープレシジョンベース
出てくる音がまったく違います。
ひとつひとつの楽器の個性って楽しいかも
でした。