さくら日記でございます。

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★あえてトップはツッコまれ役!やり方で結果が違うことを実感 「三木雄信」さんが語るPDCA

2020-07-04 12:22:00 | 「本」


お疲れ様です。
みなさまお元気ですか?

今日は本です。
またまた会社の上司からのオススメです
「三木雄信」さんの
「孫社長のむちゃぶりをすべて解決したすごいPDCA」
です。

前回に引き続きPDCAの本です

ちなみに前回はこちら

この「三木雄信」さん
もともと三菱地所で仕事をされていましたが
その後、本のタイトルでおわかりと通り
ソフトバンクへ入社

・「カーポイント(現・カービュー)の立ち上げ」
・新興企業向け証券市場「ナスダック・ジャパン」
 の開設
・日本債権信用銀行(現・あおぞら銀行の買収)
・ブロードバンド通信事業(Yahoo!BB)の立ち上げ


などなど
様々な大型プロジェクトを成功させ
ソフトバンクの社長室長を務めます

そしてその後独立
「トライオン株式会社」を設立
1年で使える英語をマスターする
「One Year English」
を運営
高い注目を集めている方です。

どんな方かというと
YOUTUBEに動画がありました。

日本人が英語を話せない3つの理由


ということですが
今回の三木さんのPDCA
やはり孫正義さんの強烈な要求に応えてきた方法
ということで
一般的にいわれているものとは
ポイントが違ってきています。

そのポイントを実践できれば
この本の帯に書いてある

「仕事が進まない」
「今日も残業だ」
「成果がでない」

などなど
日々苦戦している問題が解決できるかもしれません。

では、本の中より
気になったポイントをピックアップしてみます。

◆孫社長の仕事の特徴

ソフトバンクの最近の動向については
また、別途調査してみようと思いますが

ものすごいスピードで
進化している会社であることは
間違いは無いと思います。

今、私たちが使っている新しい技術が
わたしたちの手元に届いているのは
ソフトバンクという会社の存在のおかげ
そう言っても良いかもしれません

その孫社長の仕事の特徴

「目標のこだわり」が非常に強い
・目標を達成するために
 「ありとあらゆる」方法を試している
「数字で厳密に」試した方法を検証している
「常にいい方法」がないかと探っている

物事を成し遂げるためには
必ず必要と思われる内容です

これを高い熱量で実行し続ける
これは、大もとにあるポイントかもしれませんね

◆いい結果が出ないのには理由がある

では、続いてのポイント
わたしたちが普段、
いろいろと壁にあたって
物事が上手く進まない時
それには、やっぱり理由があるとのことです。

三木さんは孫社長の仕事を見ていて
それを感じたそうです。
では、それについて引用しみます。

--------------------------------------
・一つ目 「計画に完璧さを求めること」

計画の緊密さにばかりこだわってしまった結果
多くの人たちが、
成果を出すところまでいけていませんでした。


・二つ目 「一球入魂主義」

何かの仕事をやるとき、
それをクリアにするための方法を
ひとつひとつ試していて
すごく時間がかかっていました。


・三つ目 「期限の甘さ」

目標設定をしたとき
それを達成できたかどうかを確認する
スパンはたいてい1週間とか1ヶ月で
何で自分は目標達成できたのか
できなかったのかが
よくわからなくなっています。


・四つ目 「数値で設定されていな曖昧なゴール」

せっかく目標を設定し
結果を記録しているのに
それを数字で管理できていないために
次に生かせていない
仕事の見える化ができていなかったのです。


・五つ目 「検証の中途半端さ」

いろいろな方法を次々に試していく中で
結局、何が一番効果的な方法なのかわからなくなり
最終アウトプットが中途半端に終わってしまいました


・六つ目 「自前主義」

ほとんどの人が
自分で何でもできるからという理由で
何かを新しく始めるとき
ゼロから学び初めてしまう結果
結局何も生み出すことが出来なかったという
状況に追い込まれています

--------------------------------------

という感じです。
そして、このうまくいかない理由は
すべて高速PDCAにて解決できる
とのことです。

孫社長のことばとして
「挑戦する者にのみ未来は拓かれる」
まさにそのとおりかもしれません

◆なぜソフトバンクはアイディ豊富なのか

この本には
すごい「PDCA」を回していく
様々なノウハウが記載されいます。

テクニックについては
この本を見てもらうとして

私的に気になったところを
もうひとつだけ紹介させてください

それは
「なぜソフトバンクはアイディ豊富なのか」
というところです。

どこの会社でも
目標を解決するために会議を開催
いろいろと議論して対応を検討されていると思います。

そのときに「意見を出してください」と言っても
なかなかアイディアが出来きません
そんな体験はないでしょうか?

みなさまも経験あると思いますが
もし、アイディアがあっても
「下手に意見を言って、リスクを負いたくない」
そんな気持ちが働くことって
ありませんか?

そんな中で
ソフトバンクのやり方は
「何でもいいから、荒削りでツッコミどころが
多いアイディアを出す」

というやりかです。

しかも、組織のトップやリーダが
率先して荒のある発言をします。


トップ自ら、リーダ自ら
ツッコまれ役になるわけです

これで、周囲の人達が
リスクを負わずに済むようになり
思い切って意見をだせるようになる


そんな方法で、
アイディアが積み上げられていくようです

PDCAと一言でいっても
ちょっとしたポイントや
心遣い、アイディアの違いで大きく結果が違うものだなあ
そんなふうに感じました

この本は
実践的でわかりやすく
紹介したいとことも満載なのですが
今日はこのくらいにしたいと思います

ということで
今日は
あえてトップはツッコまれ役
ちょっとしたやり方で結果が違うことを実感
「三木雄信」さんが語るPDCA
でした。