お疲れ様です。
みなさまお元気ですか?
今日はお酒です。
「I.W.Harper 12年」です。
先日、お気に入りの
金沢のロックバースタージスへ行ったときに
いただきました。
若かりし頃
読んだ「落合信彦」さんの本
なんだったか・・・
「だだ栄光のためでなく」だったでしょうか
かなり傾倒して読みあさっていたのですが
その中のシーンだったと思います。
どんな状況であっても
常に一流の酒を
ということで「ワイルドターキー」を
飲んでいるという話が
紹介されていました。
自分もそれに影響されて
一流の酒をというこで
「ワイルドターキー」と行きたかったのですが
当時は、かなり高価で手が出ません。
なので、同じバーボンウイスキーということで
「I.W.Harper」をよく飲んでいたのを
思い出します。
そんな思い出の酒を久しぶりに
いただいたのですが、
その日は、特別に12年モノです。
しかも、ボトルもカッコイイです。
デキャンタボトルというそうです。
これを見るだけでも気分が高まってきます。
(トップの写真のボトルがそれです。)
◆デキャンタボトルって
デキャンタと言えば
ワインを別のカラスの容器に入れて
いただく、あのガラス容器ですよね
こうすることによって
ワインが空気に触れ
①酸化が進み、味わいがまろやかになる
➁ボトルの中で起こった化学変化から発生する
ちょっと嫌な臭いが飛び
ワイン本来の香りに戻る
③ワインの中の澱(オリ)
酒石酸やタンニンなどの結晶なんですが
これが瓶底に沈殿します。
デキャンタに移すときに
ワインの上澄みだけを入れると
ざらついた口当たりがなくなり
美味しくいたけます
というのが思い浮かぶのですが
今回はバーボンウイスキー
ちょっと意味が違うような気もしますね
ウイスキーのデキャンタボトルで
少し検索してみると
やっぱり、ウイスキーの場合は
豪華はボトルに入れて雰囲気を楽しむ
そんな意味合いようのですね
ちなみに、デキャンタボトル
こんなのがありました。
こんなのがありました。
なかなかグットな感じですね
「I.W.Harper 12年」の場合は
最初からカッコイイボトルに入っていて
雰囲気は準備OKってところでしょうか?
◆「I.W.Harper」について
では、続いて「I.W.Harper」についてです。
メーカーサイトによれば
1877年いドイツからアメリカへ渡った移民の
「アイザック・ウォルフ・バーンハイム」
の手によって生まれました。
当時、バーボンウイスキーは
まだまだ粗悪なものもあった時代
樽売りが主体だった時代に
買う人が自分の目で品質を確認できるようにと
ボトルでの販売をはじめたそうです。
そして、品質にこだわった証として
名前にも自分のイニシャルを付けて
「I.W.ハーパー」としたそうです。
その評価は
1885年ニューオーリンズの万国博覧会で金賞を受賞
その後も
1893年シカゴ万博
1900年パリ万博
1904年セントルイス万博
1915年サンフランシスコ万博
と数々の博覧会で金賞を獲得
みなさまお馴染みのこのボトル
「ゴールドメダル」
ラベルにある5つの金メダルは
ここからきているんですね
◆「I.W.Harper 12年」について
今回いただいたのは
そんな「I.W.ハーパー」の12年もの
バーボンウイスキーとしては
熟成すると雑味、渋みが出やすいということもあり
熟成期間は3~4年が一般的です。
そんな中で12年熟成し
まろやかな、この一杯を作り出したのは
「I.W.ハーパー」が世界初なんだそうです。
なので貴重な一杯かもしれません。
◆その味わいは?
通常のバーボンウイスキーは
コーンの割合が「51%以上」と言われてますが
こちら「I.W.ハーパー」は
なんと「86%前後」ということです。
そのこともあるのでしょうか
ロックでいただくと
軽やかで甘みがありフルーティな味わいです。
そして、その甘みが余韻として
口に残る感じがなんとも言えません
そして、12年の熟成からでしょうか
角がとれたまろやかさは
わたしの心を至福のひと時へ
連れて行ってくれました。
デキャンタボトルから
ゆっくりと一杯
日頃の疲れがいやされるかもしれません。
ということで、
今日は
デキャンタボトルから注がれる
熟成された一杯は日頃の疲れを癒してくれるかも
「I.W.Harper 12年」
でした。