友達からのメールに一瞬フリーズした齋藤です
先週の土曜日の20:00、文章も何もなくコレだけが送られてきました。
その日は出勤日
お昼過ぎからとてつもなく激しい睡魔の猛攻撃を受け、あまりの眠さに帰宅後に行く予定にしていた『泉区民ふるさとまつりの花火大会』をキャンセルしてしまったんです
そして…一緒に行く予定だった友達からこのメールが送られてきました。
自分の目がぼやけてるのかと思ったのですが、何度見ても変化なし
『コレなに??』と返信したところ、『花火』と…
『あははは…』苦笑いの齋藤に『実物はキレイだよ』
まったくキレイさが伝わらない現場からの実況中継でした
今年はのんびりお盆休みを過ごしましたが、狭くて実家に泊まる事が出来ないので6日間のうち片道約1時間かけて3日実家に通いました
津波から米を守ってくれた母の実家の蔵
周りの建物は全部解体撤去されており、ココどこと混乱するほど変わり果てていました。
母の実家の裏にお寺があり、齋藤家のお墓もそこにあります。
津波で倒れたお墓は元通りにキレイになっていましたが、蔵とお寺の周りは建物もなく、とてもさみしい風景が広がっていました。
お墓参りの後、海を見に少し先まで車で行ってみました。
1分も走らないうちに海が見えてきたのですが、元々あった堤防はなく、その先に穏やかな海がありました。
母と小学生の姪っ子と海をしばらく眺めていたのですが、何も言葉は出てきませんでした。
そろそろ帰ろっか…母の言葉に促され、来た道を引き返し思わずカシャ
唯一あったコンビニが巨大な車庫に
津波の威力…恐るべし
本当に全部流されてしまうんですね
実家に戻った後、実家が支給された支援物資を支給され荷物いっぱい持ち帰った齋藤でした