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DVD-Rへ移動した映画覚え書き。

まずは潜水艦映画2本。
"K-19 The Widowmaker"は冷戦時代にソ連の原潜で実際に起きた事故を基にしたストーリー。新鋭原潜K-19は就役前から事故や故障が多発。上層部に抗議した艦長は更迭、新任の艦長(ハリソン フォード)が配属される。引継ぎの時間が無いので前艦長もそのまま残り、1つの艦に二人の艦長という状況で就役。前艦長は乗員から慕われてたけど新艦長はちょっと厳しい人で波乱の予感。
ミサイルのテストは成功したものの原子炉で事故が起きてしまい、放射線防護服無しで(数合わせで化学防護服が支給されてたというのがソ連的)原子炉内に入って修理。これは死にます。それでも仲間のため必死に作業する乗員たち...
原子炉修理のシーンも壮絶だけど、事故後の前艦長の証言シーンとか冷戦終結後に生き残りの乗員たちの前で新艦長が語るシーンが良い。

"真夏のオリオン"は太平洋戦争中の日本海軍潜水艦イ-77の話(フィクション)。こちらの艦長は玉木宏。言葉遣いが優しくて軍人っぽくない。 クライマックスは米軍駆逐艦との一騎打ち。結構まっとうな内容の良作だと思う。ちょっと"眼下の敵"を思い出す。
"ローレライ"のような荒唐無稽さは無いのでちょっと地味かもしれないけどちゃんとまとまってる感じで良い。"ローレライ"は設定はともかくエンディングがちょっと... 原作読んでないから何とも言えないけど、ちょっと詰め込み過ぎたのかな?
軌道修正。
イ-77には回天が搭載されていて回天搭乗員は出撃したがるんだけど艦長はなかなか許可しない。そうやって温存していた回天の使い道がなかなか上手い。
ちなみに潜水艦の中は意外と広い。原潜であるK-19より広い。やっぱり伊号は大きいのかな。
紅一点で北川景子が出演してるのもポイント高い(^ ^)

やはり潜水艦映画にハズレは無い。

続けて。
"Death Becomes Her"(永遠に美しく)はメリル ストリープとゴールディ ホーンの二人がブルース ウィリスを取り合うちょっとブラックなコメディ。ゴールディ ホーンは大好きな女優さんなのでそれだけで個人的には高評価。でもブルースウィルス演じるアーネストっていう男ががなんか冴えない感じで、どこが良くて取り合うのか分からん。(単に意地の張り合いをしてるだけかも。) で、二人は不老不死の秘薬を飲んで若さと美貌を取り戻すのだけどこれには落とし穴があって...
台詞のやり取りも面白いけど、特殊効果で二人の体がとんでもないことになるのが面白い。

もう一つは"The Brothers Grimm"。名前の通りグリム兄弟が村で起きた少女連続失踪事件に挑むというファンタジー映画。監督がテリーギリアムなんでちょっとダーク。複数のグリム童話の要素が盛り込まれている。兄弟を演じるのはマットデイモンとヒースレジャー。兄弟は怪物騒ぎをでっち上げてはそれを退治するふりをして稼ぐ詐欺まがいなことをしている。それがドイツに進駐しているフランス軍(ナポレオンの時代らしい)につかまって恩赦と引き換えに上記の事件の調査を命じられたというわけ。
お目付け役(?)のカヴァルディがちょっと面白いキャラ。拷問が得意らしいが根はいい人っぽい。

最近レコーダのDVDドライブが調子悪い(ローディングに失敗する)のでHDDからの移動も急いだほうがいいかも。


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