”御帯・御裳・御衣・御褌。御冠。左右の手纒”
これがイザナギが身を清めるために投げ捨てた御自分の身に着けていたものです。ちょっと昨日載せた絵をもう一度見てください。
どうでしょう、この絵を見る限りでは、昨日の帯の外に、「上服」と「ズボン」しか有りません。古事記にあるイザナギが投げ捨てた衣類から推察すると、この絵の作者は、そこまでの知識がなくて、現在の男性の服装から数量して、簡単に、このような構図を頭に置いて描いたのではないかと推測しておりますが。当時の男子の服は、写真のような2オイースではなく、「御裳・御衣・御褌」の3ピースに分かれた服だったのです。それを、「日本風俗史」には、こんな服だったと描いておりますので、ご参考までに見てください???
どこが違うのかお分かり頂けると思いますが、どうでしょうかね