私の町吉備津

岡山市吉備津に住んでいます。何にやかにやと・・・

大山津見神は喜んで・・・

2018-12-02 16:21:03 | 日記
邇邇藝命は大層喜んでその結婚を承諾し、沢山の“代之物<シロノモノ>”を取り揃え嫁に出すことを承諾します。更に、驚いたことに、その姊である

            “石長比売<イハナガヒメ>”

 も一緒に副えて差し出しております。姉妹を同時に妃にする例は古代ではしばしば見られます。

 我が町吉備津の大神様である大吉備津日子の父親「考霊天皇」の皇后が「意富夜痲登玖邇阿禮比売<オホヤマトクニアレヒメ>」で、その妃にはその妹の「縄伊呂杼<ハヘイロド>」がなり、その子供が若日子建吉備津日子命です。この兄弟二人して、後に、吉備の国を「言向和コトムケヤハシ>」ます。

 このように古代社会では姉妹が一人の男性と結婚する例は沢山見られたのです。