木咲之佐久夜毘売<コノハナノサクヤヒメ>が、一般に知られておる名前とばかり思っていたのですが、豈はからんやです。日本書紀には、その名前を
“吾田鹿葦津姫<アタカアシツヒメ>”
と、そして亦の名は「木の花の開耶姫」と申す、とででおります。
ということは古事記に記されている「木咲之佐久夜毘売」は、本来の持つこの女性の持つ正式な名ではなく、所謂、「あだ名」に近い名で、姫をやや嘲り卑下して邇邇藝命がそう呼んだのではないでしょうか。「あなたのことはあまり信用していないのですよ。」と。
なお、古事記には
“阿多都比売<アタツヒメ>”
とあります。
“吾田鹿葦津姫<アタカアシツヒメ>”
と、そして亦の名は「木の花の開耶姫」と申す、とででおります。
ということは古事記に記されている「木咲之佐久夜毘売」は、本来の持つこの女性の持つ正式な名ではなく、所謂、「あだ名」に近い名で、姫をやや嘲り卑下して邇邇藝命がそう呼んだのではないでしょうか。「あなたのことはあまり信用していないのですよ。」と。
なお、古事記には
“阿多都比売<アタツヒメ>”
とあります。