私の町吉備津

岡山市吉備津に住んでいます。何にやかにやと・・・

エビネランの花が

2019-04-25 09:15:07 | 日記
 「わが園に梅の花・・・」ではありませんが、ここ吉備津でははめったにお目にかかれないのではと、私一人で毎年悦にいっている「万緑叢中白一点」とばかりに、今、我が苑で、エビネが白い顔を覗かせております。

            

 これが「エビネ」の花です。今年は、その原因は不明ですが、例年とは少なく、9本しか姿を見せませんでした。でも、この花を見ていると、何かほっとした気の休まるような不思議な感覚を味わうことができる2週間ほどの私の楽しみです。

  今日も、又、例によって「三種の神器」を傍に於いて、私の自慢話に白い可憐な花を見ていただいております。

            

            

 

   自慢話はその日を豊かに送る私の秘訣でもあるのですから、お笑いください。

      
      “エビネ咲いて 五月の風を 我が苑に
                   令和と共に 招き寄せたり”

三種の神器②

2019-04-24 14:24:13 | 日記
 天皇の伊勢神宮参拝時の侍従の持つ「2つの入れ物」を問題にしていますが、新聞の報道によると
  『「三種の神器」の剱と璽を手にした侍従らと・・・』
 有りました。この「剱と璽」と云う言葉は何時頃から日本にはあったのでしょうか???
「紀記」には此の字が見ることができますから、奈良時代の中ごろにはもう既に有ったことが分かります。「大宝律令」にはないかと念のために調べてみました。
 すると、「大宝令」の踐祚条の第十三条にありました。

  “凡踐祚之日、中臣奉天神之壽詞。忌部上神壐之鏡剱”

 と。「即位の時には、忌部が三種の神器を奉る」とあり、「璽の次にある之の字は衍文で神璽は八坂瓊の勾玉ならん」と説明があります。
 701年以来、新しい天皇の即位式の時には、必ず、玉と鏡と剱を捧げます。

 では、何故、今期の天皇の伊勢神宮参拝には二つの寶物が選ばれたのでしょうか???ね

何故2つの箱か、そこには一体何が???

2019-04-23 10:11:49 | 日記
 この私のブログを見られているお人は、どうお思いでしょうか???
 
 今回の行事は天皇の踐祚に伴う皇室行事です。さて、誠に失礼とは存じますが、この「踐祚<センソ>」とはどんな皇室行事でしょうか??? 辞書によりますと
 「皇嗣が天皇の位を受け継ぐこと。踐祚に伴う儀礼として、踐祚の式、賢所の儀、皇霊殿・神殿奉告の儀、剱璽渡御の儀、朝見の儀がある。」
 と記されております。
 平成天皇の踐祚の場合は、天皇の崩御に伴う踐祚ではなく、生前の退位に伴う踐祚ですから、事前にその報告の為に天照大神が祀られて伊勢神宮に参拝されたのです。これも前例に則った儀式だと思われます。
 それなのに、どうしてアマテラスから送られた三種の神器を、すべて、持参しなかったのでしょうかね???
 一つの箱に勾玉と鏡を二つ入れて一緒に運ぶということは、到底、有り得ないことです???
 だったら、この一つの箱には一体どちらの寶物が入っていたのでしょうか。どう思われますか。

三種の神器とは・・・なぜ2箱なのでしょうか???

2019-04-22 14:04:21 | 日記
 もう十分に御存じでしょうが、「三種」とは古事記には

         “八尺勾璁鏡及草那藝剱”

 とありますが、日本書紀には

         “八坂瓊曲玉、及八咫鏡、草薙剱、三種宝物”

 です。
 そうすると、「記紀」を読む限りでは天照大神は三つの箱に夫々の宝物を入れて手渡されたと読めるのですが、新聞の写真は、いくら目を凝らしても、陛下の従者の手にしているものは二つの入れ物ですよね。陛下は二つしか宝物を入れた箱を持参されなかったのでしょうか。手前にあるのは「剱」です。すると後者の持つ箱には二つの寶物が一緒に入っていたのでしょうか??????????
 「有職故事」には??と思って見たのですが載ってはいません。どなたかご存じのお方はお教え願えねがえないでしょうか。なぜ二箱なのかを・・・・・・・

           

天皇皇后が伊勢神宮へ・・・

2019-04-20 09:54:06 | 日記
 「両陛下、伊勢神宮を参拝」との新聞報道が為されており、その際のお写真が載っておりましたました。

                

 そして、「皇室への親しみ」76%との報道もなされておりました。多くの日本人が天皇を心から大変敬愛しているということが分かります。

 さて、この写真の説明で
 『「三種の神器」の剣と璽を手にした侍従らと参道を進み・・・・』とあります。前方の侍従が捧げ持つ箱は剣を入れてある箱で、後者のは「璽(じ)」だろうと思われ、有職故實に則ったものだとは思われますが、どうして従者が3人でなく2人なのでしょうかね。この二つの持ち物が気になって仕方がありません???
 だって「三種の神器」です。古事記には天照大神がその孫「日子番能邇邇藝命」が豊葦原水穂国に天下る時に授けた皇位を継承するための神器です。と云う事は「三つ」御品がある筈です。なのに、なぜこの写真にあるように侍従は二つの物しかもっていないのでしょうかね???
 そこら辺りの解釈はどうしたらよいのでしょうかね。そこら辺りについて、これ又、大変な余残事ですか、二,三回に分けてもう少し深く掘り下げて追及してみたいと思います。よろしかったらお付き合いください?????