国内市場は縮小を背景に
日本企業の海外企業のM&A増加
来年3月期の連結赤字がパナソニック7,650億円、シャープも昨年を上回る大型赤字予想がされ、地方の工場も大手ITや家電メーカーなどが工場撤退をするという厳しい現状の中で、
大手企業は、生き残りをかけた容赦ない「選択と集中」化を進めている。
その反面、日本企業による海外企業の合併・買収(M&A)が、2012年1〜9月に前年同期比7.4%増の364件に上ったことが、M&A助言会社レコフ(東京)の調査結果を新聞各社がこぞって発表している。
この調査内容は、今年1〜9月までの結果だが、22年ぶりに過去最多を記録しているという。
国内市場の縮小を背景に、一方で海外に事業展開する企業が増加した結果とはいえ、何か複雑な思いがする。
長引く円高も海外投資には追い風になっているらしい。
この勢いで行くと、10月以降も、先日大々的に発表されたソフトバンクの米携帯電話大手スプリント・ネクステルを約1兆5700億円で買収することなどからすると、
ますます海外企業のM&Aの勢いは衰えていないようだ。
年間を通しても、予測されているのは、過去最高だった1990年の463件を上回る公算が大きいと、報道されている。
今や、日本経済を支える大手企業は、国内よりも国外に向いているのだろうか。
これからもその動向から目が離せない状況が続く。
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