よかど!鹿児島

企業家交流協会のモノづくり、人づくり、地域づくりのための支援活動や鹿児島の魅力などについて情報提供していきます。

出前講義/鹿児島での活動(375)

2014-10-31 19:27:02 | 鹿児島での活動

南さつま市の誘致企業で出前講義

講師は関西にアトムニクス研究所の社長

昨日は、南さつま市のかごしま企業家交流協会の「東洋ツール工業」での出前講義でした。

講師は、やはり当協会の関西に「アトムニクス研究所」の畑田社長で、鹿児島に恩師の米寿のお祝いで来鹿された機会に、南さつま市にある当協会の理事長をお願いしている東洋ツール工業の鹿児島工場の視察と幹部職員の方々に講演を1時間して戴きました。

この講演で、「隠れたチャンピオン企業」として、

①経営者のリーダーシップ

②独自のビジネススタイル

③世界又は国内のシェアトップクラス の三点を強調。

又、まず考えよ。そして素早い行動を。周知で考える。

・一生懸命頑張っている人は、知恵を出す人。中途半端な人は愚痴を言う。いい加減な人は、言い訳をいう。

・何かのために、事業・仕事をしているか。生きているか。そのために、農を充分使っているか?など、など。

私にとっても参考になる講演でした。

 

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奈良の伝統産業視察④/関西・東海地区での活動(108)

2014-10-30 08:33:28 | 関西・東海地区での活動

奈良のお寺はすごい。

巨大な観光施設・教育施設だ。

先週の奈良地域の伝統産業を視察する中で、寺院の役割が巨大であり、すごい観光施設、教育施設、更に伝統産業を守流施設だと思いました。

今回、国宝で、文化財の薬師寺とその別院の喜光寺を訪問し、講話をお聞きした。

山田管長、副住職、案内戴いた僧侶の方々の話がうまいこと。ビックリ。そこいらのガイドさんは足元にも追いつかないだろう。

歴史や学識は勿論、話術にたけている。

又、何より、墨や瓦、漬け物と、今回視察した伝統産業と係わっていることだ。このネットワークがうまく機能していることが、伝統産業の生き残りに関係していることを知りました。

   

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奈良の伝統産業視察③/関西・東海地区での活動(107)

2014-10-29 08:33:42 | 関西・東海地区での活動

城郭や寺院の屋根にそびえる鬼瓦

それは瓦を超えて芸術作品

今回の奈良の伝統産業を支える企業視察で、目を引いたのが瓦。特に、鬼瓦はもう建築材ではなく、芸術作品だと強く感じました。

視察したのは、生駒山の麓にある「山本瓦工業(株)」

平成6年には、文部大臣より選定保存技術保持者【屋根瓦葺(本瓦葺)】という、いわゆる職人における人間国宝に認定された山本清一氏が創業した「屋根屋」と「瓦屋」の両方を行う企業だ。

山本清一氏が、主に手掛けた仕事は、法隆寺金堂、松本城、姫路城、東大寺大仏殿、薬師寺伽藍、唐招提寺金堂、平城宮跡朱雀門、大極殿、東本願寺などがあり、その他多くの伝統的な建築物の復原、再建などだそうだ。

何事も、真剣にやっていれば疑問も出てくる。わからないながらも、毎日真剣に心からやっているうちに、自然と手が勝手に動くようになる。
技術をまもっていくため、また文化財を残そうと思えば、人を育てなければなりませんから、そういう職人を育てつつ、「ものづくりはひとづくり、ひとづくりはくにづくり」を理念に、現在は次世代の育成に力を入れている。 という信念で企業経営を行っている。

やはり、都のあった奈良の産業はすごい。伝統文化を産業が支えている。支えているのは経営者。経営者を支えるのはやはり人材だ。

今回の奈良の視察で、経営者が優秀な人材を養成するために努力している姿に何回も触れた。鹿児島は人材供給県といわれるが、いかにして優秀な人材を確保、育てるかを真剣に考える時かも知れない。

     

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奈良の伝統産業視察/関西・東海地区での活動(106)

2014-10-28 09:45:15 | 関西・東海地区での活動

伝統的製造手法を踏襲

オンリーワンの奈良漬け

先週の視察の中の一店は、開店が江戸時代末期の「(株)今西本店」。純正奈良漬けの元祖製造元である。

清酒粕のみで10年以上熟成させた奈良漬けは今西本店のみだそうだ。

現在、一般的な奈良漬けは6ヶ月前後、長くて1年くらいしかつけないつけない即製品が多いそうだが、今西本店では国産の原材料を厳選して用い、瓜で3年以上、胡瓜で6年、西瓜5年、漬け、その間5回、6回と清酒粕のみで漬けかえること二より塩分と水分を抜く昔ながらの製法をかたくなに守っているとのこと。

だから、一般の奈良漬けに比べ、色も黒く、塩分はほとんどないそうだ。

又、使い終わった酒粕に魚や肉などを漬けても美味しく食べられるという。清酒粕がいいのだろう。

その代わり、値段も結構な値段だ。木樽詰め合わせなど、27,000円だ。

いいものを作れば、それ相当の値段で売れる。いい消費者は高いものでも買い求める。そこにビジネスチャンスを求めた奈良の企業家精神と伝統産業の強みを感じました。

           今西本店・奈良漬

         
 
          画像準備中

 

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伝統産業に学ぶ/関西・東海地区での活動(105)

2014-10-27 10:47:17 | 関西・東海地区での活動

奈良の伝統産業を視察

守りと攻めの企業戦略

先週は、奈良県の伝統産業を市町村職員を案内して視察を行いました。

これまで、先端技術を持って取り組んでいる自動車や家電などの製造業を視察してきたが、今回は地域資源を活かした伝統的な産業を学ぶことで、何か企業誘致や企業化に活かせないかという目的で奈良県の企業を視察してきました。

その内の一つが「墨」。「(株)呉竹」では、

材料確保、人材確保に苦心しながらも、110年を超える伝統的な製造方法をしっかり守つていること。

には、30年に渡る海外でのマーケティング経験、10年に及ぶ日本市場のリサーチを行うという努力。その成果を持って、新商品の開発、例えば、芝生用着色剤、液体融雪剤、導電性塗料によるコンデンサーへの活用、化粧品筆(アイライナー)への活用などを行っている、というすばらしい成功努力に感心させられました。

更に、従業員を大切にという精神で、託児所開設、残業ゼロ化などワークライフバランスにも積極的に取り組まれている未来型の企業経営にも感動を覚えました。

伝統産業を守りながら、事業領域の拡大という攻めの事業展開をして生き延びていく姿には、色々と学ぶものが多い企業視察でした。

 

     

 

        

    

 

 

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空飛ぶ車/どうなる日本経済(346)

2014-10-22 09:20:14 | どうなる日本経済

トヨタの空飛ぶ車

誰も傷つけない未来

先日、トヨタの空飛ぶ車の記事が掲載された。築いて読んだ人も多いと思う。

富士山の麓にあるトヨタ自動車の東富士研究所で、ひそかに「空飛ぶ車」の研究が進んでいるようだ。

記事によると、詳細は伏せられているが、プロペラを使ってホーバークラフトのように浮く車を念頭に技術開発を急いでいるという。SF映画で見る光景だが、トヨタが大まじめに取り組んでいるというから現実の話だ。

トヨタは、「空を飛べば道路での衝突事故も無くなる。これは安全な車づくりの一環だ」と言うことらしい。

世界を観ると、既にいこのTF-Xでは垂直離着陸が可能になり、利便性が格段に上がるので発売されれば空飛ぶ自動車というジャンルがより普及していくことは間違いないと見られているそうだ。

空飛ぶ車の普及は思ったよりも早くやってくるのかもしれないといわれる。20年以上前か世界初の空飛ぶ車を販売しているところがある。Terrafugiaが、現在受注受付中のThe Transitionの次世代機にあたる「The TF-X」を開発しているとのこと。

空飛ぶ車の開発に着手し、車体の設計を煮詰めてきたスロバキアの「エアロもビール社」が、遂に「飛行自動車」の最終プロトタイプを完成させたということだ。

興味津々の未来の「空飛ぶ車」、見てみたいものだ。

          flyingcar1.JPG 

                                 

              「空飛ぶ車」の画像検索結果  「空飛ぶ車」の画像検索結果

                          画像はyoutubeより

 

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名古屋市でかごしま暮らしセミナー開催/関西・東海地区での活動(103)

2014-10-20 16:50:48 | 関西・東海地区での活動

今年3回目のかごしま暮らし・交流セミナー

名古屋市中央区の「中日ビル」で開催

昨日は、今年、東京、大阪に次いで3回目の「かごしま暮らし・交流セミナー」を名古屋市で開催しました。

県内5市町村と、県の関係機関、名古屋市から曽於市へのUターン者など、10数名で、前日18日の夜は、東海地区の県人会幹部、当協会の委嘱する移住サポーターなど、総勢24名による交流会を開催し、色々情報交換を行いました。

昨日の名古屋市の栄地区にある「中日ビル」7階でのセミナーには、50名の予定を超え、50数名の参加を戴きました。

まだまだ、東海地区での鹿児島への移住への理解度は低く、これから更なるPR、周知活動の必要性を強く感じました。

ただ、県人会や移住サポーターなど、鹿児島への協力者の理解を少しでも深められ、今後の足がかりなど、基礎体制が少しは出来ている感じもあり、今後に期待も感じる点もあったので、今後更なる工夫をしながら、頑張っていきたいと思います。

協力戴いた関係の皆さんありがとうございました。

 

 

 

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地域づくり養成講座で映画作成/鹿児島での活動(374)

2014-10-17 08:38:43 | 鹿児島での活動

出来ました4本の映画は力作

素人とは思えない感動の映画だ!!

とうとう出来ました。

9月からかごしま企業家交流協会が開催していた映画づくり手法による「地域リーダー東青講座」の受講生が、講座の副産物として作成した4チームの4本の映画です。

4チームの映画は、

観光チーム 「七海の旅立ち」  8分

食チーム 「命。つなぐもの」  5分

まちづくり 「頑張れ俺!」  14分

文化チーム 「薩摩ロックマン」 6分

それぞれチームの個性、チームワーク力、発想力を発揮した魅力ある作品に仕上がりました。

この作品は、受講生には、DVD化して配布することになりました。

後、これをどういう形で活用、あるいは情報発信するかこれからゆっくり考えたいと思います。

 

   

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自動車部品のIT化/どうなる日本経済(345)

2014-10-15 09:44:15 | どうなる日本経済

自動車部品のIT化

ますます競争激化

日立製作所が自動車部品IT化で分野で攻勢をかける。との記事が掲載された。

今や、自動車のIT化加速の勢いは止まらない。日立製作所が自動走行などに必要な新技術を10日に初公開し、関連する自動車部品を世界の自動車メーカーに売り込み始めたそうだ。

自動車のIT(情報技術)化の加速を自動車部品メーカーが好機ととらえ強化している。

異色の存在では、あのグーグルも強力なライバルの一つだそうだ。

今回公開された運転支援システムは、「カーブでもブレーキを踏まずに勝手に減速する。」「道路上の白線を連動させて自動走行する技術。」自「動で駐車スペースを見つけ、運転者がハンドルを触ることなく、駐車する技術。」などだ。

又、公開されていないが、日立にはとっておきの技術があるという。車部品にセンサーをつけて稼働状況を常時把握。不良部品があれば素 早く察知し、交換を促す仕組み。「この技術が実現すれば、リコール車両を減らすことができる」ということらしい。

まさしく、自動車のIT化は加速しているようだ。昨日掲載した衝突防止システムなど、自動車のIT化は、今後の技術開発が楽しみだ。 

 

日立では、自動車部品の売上げを、今売上げ一位の情報産業部門の2兆円の売上げまで持って行くというから、この本気度ハマチがいないだろう。

                  

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車が衝突回避になる。/どうなる日本経済(344)

2014-10-14 09:22:32 | どうなる日本経済

トヨタ全車種を衝突回避車に

国内向けは18年をメド

実現できたら交通事故が激減するのだろうか。

トヨタ自動車は18年を目処に、歩行者や前を走る車との衝突を察知し、車を減速して止める自動ブレーキを、国内で販売する乗用車の全車種に導入する方針を固めたとの報道がなされた。

レーダーとカメラの機能を組み合わせ高性能を実現し、15年から順次、車両改良を機に搭載していくという。人にも対応できる自動ブレーキはまだ少なく、最大手のトヨタが全車種に搭載することで、衝突を回避する安全技術の普及に弾みがつきそうだといわれているが。

 トヨタが搭載を進めるのは、レーダーとカメラを併用する次世代タイプで、車や人に衝突しそうになると自動的に減速して止まる。レーダーで検知した情報に、カメラがとらえた立体的な情報を加えることで衝突の危険をより早く認識し、車だけでなく歩行者も検知できるようにしたものだそうだ。

車の全車種で、廉価版と通常版の②種類。価格は廉価版で5万円、通常版で10万円以下になると言う。ただ、安全に止まれる速度は最大で時速40キロ。赤外線も前方に当てるため、夜間の飛び出しにも対応できるとのこと。

事故が多いのは、スピード違反が多い、この最大40キロを60キロ程度までアップできると、かなり事故防止につながると思われるが、今後に期待がされる。

また、既存の自動車にもオプションでつけられるシステムになると更に良し。今後の技術開発が期待される。

   

 

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