よかど!鹿児島

企業家交流協会のモノづくり、人づくり、地域づくりのための支援活動や鹿児島の魅力などについて情報提供していきます。

曽於市からの補助事業実施中/鹿児島での活動(81)

2010-06-30 00:50:24 | 鹿児島での活動

曽於市の「農商工等・移住体験」サポート支援事業に

現在取り組み中ですが、口蹄疫に邪魔されてます。

今、全国の注目を受けている口蹄疫の浸入を防ぐために、全力で取り組みをされている畜産のまち「曽於市」から補助事業を採択いただき取り組んでいます。

当協会は、昨年度から鹿児島県の補助を戴き「移住・交流」事業に取り組んでまいりました。昨年度は、専用のWebサイトの開設・オープン、関西地区での移住交流サポーターの任命、鹿児島への就業体験ツアー商品の開発等を行いました。


今年度は、昨年度商品開発しました「就業体験ツアー」の取組を更に拡大・拡充していくために、曽於市から支援を戴き、同市をモデルに自然豊かで食材豊富、人情にあふれた曽於市内の「農業・商業・工業等あらゆる産業分野」を舞台にした「いつでも、誰でも、どこからでも」就業体験ができる受入農家等の整備、Webサイトでの広報活動、モニターツアーの実施などの取り組んでおります。

○具体的な取り組み内容は、

・関東・東海・関西地区における移住・交流サポーターの任命
・各農家・企業・団体等への受入体制の整備 
・曽於市向け就業体験型旅行パッケージ商品の開発 
・Webサイトでの情報発信
・就業体験モニターツアーの実施など です。

それにしても、。曽於市をはじめ関係地区の農家の皆さん、そして・関係者の方々、心から一日も早い口蹄疫の撲滅をお祈りいたします。

かごしま企業家交流協会

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高校生等向け「SPP講座」実施/鹿児島での活動(80)

2010-06-29 07:01:56 | 鹿児島での活動

今年度も、昨年度に引き続き高校生向けに「SPP講座」を実施します。

7月23日(金)~25日(日)にかけて鹿児島大学で集中的に開講します。


当協会では、昨年度は「独立行政法人科学技術振興機構」の支援を戴き、「サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト(SPP)事業」として、鹿児島県内の工業系の高校生を対象に講義・実験・実習型の講座を実施致しました。


今年度も当協会と鹿児島大学が連携し共済事業として、鹿児島県内の工業系の高校生と鹿児島大学の学生・大学院生等を対象にした講座として、下記の内容で実施致します。

◇実施日程・場所  7月23日(金)~25日(日) ・鹿児島大学 理工学総合研究棟 

◇テーマ      『連携による持続可能なエネルギー革命への道』

◇講義・実験内容 


講義①「持続可能な発展とエネルギー消費と将来」
講義②「我々の環境の変化と持続可能な社会モデル」
講義③「プラスティックの循環システムと新材料の開発」
講義④「地球の循環型システムを利用する技術「ヒートポンプ」の応用」
講義⑤「持続可能な社会の産業界の課題と次世代に期待すること」
講義⑥「熱帯雨林を次世代にも!」
実験①「持続可能なエネルギー源の探索」   
実験②「PETを材料にして加工の実験」
討論①「持続可能な発展」の意味?どうして?
討論②「私と環境・エネルギー・経済の関係について」
討論③「総括:持続可能な発展のために」
その他 ①Farewell Party

今年度は、高校生、大学生と一緒になって、一般の方も若干名参加を募集しています。企業の方は、当協会までご連絡ください。もちろん受講料は無料です。

 
○「サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト」事業とは、

児童生徒の科学技術、理科、数学に対する興味・関心と知的探究心等を育成するとともに、進路意識の醸成及び分厚い科学技術関係人材層の形成を目的として、学校等と大学・科学館等との連携により、科学技術、理科、数学に関する観察、実験、実習等の体験的・問題解決的な学習活動を実施するものです。 

 

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鹿児島県から事業受託/鹿児島での活動(79)

2010-06-28 07:00:44 | 鹿児島での活動

昨年度の補助事業に引き続き今年度は鹿児島県からの委託事業を受

県内の交流居住情報を収集し、県内外に情報発信する事業です。

当協会では、昨年度、鹿児島県の補助事業として、「鹿児島・関西夢の架け橋サポート事業」を実施し、関西地区から鹿児島への移住を促進するためのPR用のWebサイト、就業体験ツアーパッケージの開発、受入体験先の整備、移住交流サポーターの任命などの取組を行ってまいりました。

今年度も、引き続き鹿児島県企画部から「交流居住事業」の委託を受け、県内の交流居住情報を収集し、県内外にその情報を発信していくことになりました。
そのために、専用のWebサイトを構築し、県内の市町村、交流居住に係わる団体等から情報を収集し、掲示板やメールマガジン等のシステムを整備し、積極的に県内外に情報発信することにしております。

この受託事業は、今年度内の仕事ですが、できるだけ早く作業に取り掛かり、県内外に情報提供できるよう頑張っていきます。

ぜひ、県内の交流居住等地域づくりのための活動をされている市町村や交流居住活動団体等の皆様方から情報提供をお待ちしております。

また、県外の鹿児島県人会・同窓会組織や企業・団体等、鹿児島に関係する皆さん方、あるいは鹿児島に興味をお持ちの方々、鹿児島県内の交流居住に関するイベントなど様々な情報をメールで定期的に提供させて戴きます。メールアドレスの登録をお待ちしております。

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中国企業の日本企業の買収が加速④/どうなる日本経済(55)

2010-06-25 04:46:07 | どうなる日本経済

日本企業だけではない中国企業の買収

実は世界中で、中国政府の支援で加速しているそうです。

今や、中国の世界中での資源買収の勢いはすごいものです。自動車からあらゆる資源を買い尽くしているようです。

主な中国企業による海外企業のM&Aが、日経ビジネスに掲載されていました。

中国は、90年代から市場開放政策を強化し、安価で豊富な労働力を武器に日本企業など外資企業を呼び込んだ事実は皆さんご存じの通りです。今や中国は「世界の工場」と呼ばれていますが、5年前と2年前に、私も中国各地の工業団地等を回りましたが、その規模たるや、鹿児島での工業団地売り込みが、何だと思われるぐらいに、ダイナミックなものでした。本当に驚かされました。その時に中国政府関係者からは、日本の先端技術を持っている中小企業の技術力に対し強い関心が示されました。

             

                       日経ビジネス掲載10.6.21号

中国で大量に生産される安価な製品だけでは、将来的にみて競争力がないとの判断があり、そこで、打ち出されたのが、外国企業が持つ技術力やブランド力を得る手段として、M&Aだったのでしょう。中国は金の力で、世界を丸ごと買い尽くす施策にでたのです。当然と言えば、競争の世界当然ですが、2兆ドル強と言われる世界一に積み上がった外貨準備高が中国のM&Aを後押しした結果になったのだそうです。

今、私達の近くの技術力のある中小企業もねらわれているかも知れないと思うと、不気味な怖さも感じます。まずは、自力で企業運営できる力を付けるのが対抗策ではないでしょうか。

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中国企業の日本企業の買収が加速③/どうなる日本経済(54)

2010-06-24 07:00:29 | どうなる日本経済

経営不振に陥った日本企業の中国企業によるM&Aは今後も加速するのか?

レナウン、本間ゴルフ、ラオックスなど著名企業の買収事例の成功がカギになるのでは。

韓国企業による鹿児島のゴルフ場の事例はあるが、まだ、製造業へのM&Aの話は聞かないが、日本では、確実にその事例が増えつつあるのには、不安もある。

中国企業が日本企業の経営不振に陥った企業を救っている事例が日経ビジネスで報道されていたが、中国の買収に帝国データーバンクの調査では、78.1%の企業が脅威になると回答している。

いずれにしても、今や中国企業は日本の経営不振企業を買収・資本参加する資金力、人材を確実に持っているという事実だ。

日経ビジネスによると、中国企業のM&Aの事例として、

○製造業で

・本間ゴルフ、アキヤマ印刷製造、MSK(太陽電池)、オギハラ館林工場(自動車部品)、日興電機工業(自動車部品)、池貝((工作機械)

○衣料で

・レナウン、フェニックス(スポーツウェア)

○その他で

・ラオックス(家電量販)、SJI(システム開発)、山九製薬(旧東亜製薬)

を掲載している。

これは、あくまで一部に過ぎないだろう。身近なところで、中国企業の食指が伸びているのは間違いない現実なのだろう。

どうするか、 菅政権が言っている強い日本経済を急いで立て直すことに尽きぬのではないだろうか。

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中国企業の日本企業の買収が加速②/どうなる日本経済(53)

2010-06-23 07:15:43 | どうなる日本経済

 

神奈川県の自動車部品メーカーが中国の同業の参加に。

国内の大手企業への買収が棚上げ、中国企業に買収される。

神奈川県の秦野市にある自動車部品メーカー「日興電機工業」が、今年2月に中国の「寧波龍昇」の傘下になったとのこと。同社は、1933年創業でいすゞ自動車系列で商用車向け電装品などを手がけ、かっては東証2部の上場企業だったそうだ。

ところが、事業多角化の失敗などから99年に会社更生法の適用を申請し、大株主になったのが、大和証券PIと米の著名投資家だったそうだ。05年には会社更生法の手続きも完了し、コマツなどへの建設機械用部品の売り上げも好調で、07年度は売上げ高75億円と順調に回復してきたために、大和PIらは保有株売却の検討を始めた。一時は、国内の大手企業4社が買収を検討したそうだが、08年のリーマンショックで棚上げとなり、そこで、買収に身を興味を示してきた中国の寧波の傘下に入ったとのこと。

理由は、中国側が日興電機の独立性を尊重し、経営体制や従業員の処遇を当面維持するとの方針を踏まえ、草野社長が長期的には中国資本の傘下も悪くはないとの判断だったそうだ。寧波側は、日興電機をグループの重要な研究開発拠点として位置づけているとのことで、今後中国側から人材の受け入れも進めるとのこと。

この中国企業による日興電機M&Aのケースが成功するのか、今後の実験台として注目されているのは間違いない。

今、報道されているように中国の元相場が弾力化され元高傾向が続くと、中国企業による日本企業の買収が加速するのではとの話も現実味を帯びてきて、本当にこの傾向が加速するかもしれない不気味な感じもしています。

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第1回工場長会議/鹿児島での活動(78)

2010-06-22 07:32:03 | 鹿児島での活動

22年度の第1回目の工場長等会議を開催しました。

今年度は初めて、講演会を組み込みました。

かごしま企業家交流協会の会員企業で、鹿児島に進出されている企業の工場長等会議を6月17日(木)に開催しました。

今回は初めて、鹿児島大学の理工学研究科の小原幸三教授をお招きして、同教授が現在取り組んでおられる「再生可能なエネルギー・ビジネス」と、「連帯によるエネルギー革命」について講演をして戴きました。

同教授は、当交流協会の理事も務めて戴いており、当協会の活動に積極的に協力を戴いております。

昨年度も、JST(科学技術振興機構)の助成を戴き、県内の高校生を対象にしたSPP(サイエンス・パートナー・プロジェクト)事業(講義・実験・討論など7日間)の実施や、企業の社員教育の実施などを連携して実施させて戴くなど、積極的に当協会活動の支援を戴いております。

小原教授の、将来の鹿児島を担う若者への教育に対する思いは、並々ならぬものがあり、その情熱には頭が下がりる思いをしております。今年度も、当協会と連携して7月に3日間、高校生等を対象にしたSPP事業を鹿児島大学で実施することになっております。

ぜひ、この講座を聞いてみたい方、又、協力戴く企業の方がありましたら、ぜひ参加・支援をお待ちしております。

      

            鹿児島大学小原教授                 講演の様子

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中国企業の日本企業買収が加速①/どうなる日本経済(52)

2010-06-21 07:13:08 | どうなる日本経済

アパレル大手のレナウンが、中国企業「山東如意科技集団」の傘下に。

山東如意がレナウンの株式の41パーセントを握り筆頭株主になった。

レナウンといえば、1902年創業の「ダーバン」「シンプルライフ」など、男女向けに複数のブランドで有名な名門企業である。同社が中国企業の傘下になったとの報道には驚かされました。

同社は、90年代には、英国の高級衣料ブランドの「アクアスキュータム」を買収し、世界的にも有名になった企業である。それが、最近では流行に追いつけず、経営不振に陥っていたとは、びっくりである。店舗削減などリストラを進めてきたけど、今年の2月期の決算でも最終損益が109億となり、4期連続の赤字だったそうだ。

そこで、右肩上がりの中国経済を頼りに、中国のアパレル界で注目の成長企業である如意との交渉を続けてきて結果、今回の傘下へとなった。早速経営陣も7人の内、3人が如意から乗り込んでくるとのこと。将来は、中国から部課長クラスも迎え入れたり、工場での人事交流も進めることになるそうだ。

日本の大手自動車メーカの中国進出の裏で、逆に中国企業による日本企業の買収が、アパレルや自動車部品、家電量販店で加速しているとの現実をどう受け止めるべきなのか。ちょっと前までは考えられない状況だ。中国人幹部が日本企業の社内に乗り込んでくると、日本経営や社内の仕事はどう変わるのか、この流れが本当に加速するのか、一部なのか?。日本経済の行方にどのような影響を与えるのか、今後動向をしっかり見守る必要があるのではないでしょうか。 

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企業誘致の心構え③/鹿児島での活動(77)

2010-06-17 07:00:03 | 鹿児島での活動

いかにして人的ネットワークを構築するか。

あらゆる機会を通じて、人との出会いを作り、それを活かす。

企業誘致には、あらゆる所から誘致の情報を収集することが大事だ。この人脈は多ければ多いほどいいと思う。

私は、鹿児島県の大阪事務所勤務時代、できるだけいろいろな業界の集まりには積極的に参加することにし、その際に少なくとも、多くの人と名刺交換し、話を聞く、伝えることに努めました。

その意味では、誘致対象の企業のみならず、銀行、信託銀行、証券会社、建設会社、商社、シンクタンク、コンサルタントなどとの人脈・ネットワークを持つことも大事です。これらの機関には立地に係わる情報が集まることが少なからずあるからです。

また、自治体の中には企業誘致懇話会や委員会などをつくり、県の出身者、業界団体の幹部、シンクタンクの研究員などをメンバーとし、定期的に会合を開いたり、メンバーを訪問したりして、会社の斡旋、企業情報の提供、企業誘致戦略の相談や情報収集などを行っております。こういう場を積極的に活かすことも大事です。ややもすると、参加することが目的で、自ら積極的に名詞交換や話しかけることをしない担当者が見受けられるが、ここで、積極的に行動し、人的ネットワークを構築できるかが、まず、スタートラインではないでしょうか。

私は、その意味では、その延長上に「かごしま企業家交流協会」を設立し、今この人的ネットワー上で、「人づくり、ものづくり、地域づくり」を支援する活動を続けております。

当協会の設立や活動内容も、人的ネットワーク構築の一つのモデルとして参考にしていただければ幸いです。

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口蹄疫③/鹿児島の話題・情報(53)

2010-06-16 07:28:09 | 鹿児島の話題・情報

この畜産の危機、ぜひピンチをチャンスに。

新たな畜産農家に生まれ変わるためのチャンスにできないものか。

一昨年9月にリーマンショックで始まった「世界的な金融危機」を乗り切るために、各企業は、現状の仕事の進め方を見直し、コスト削減など、生きるか死ぬかの危機乗り切りのための努力を重ねてきた。今も続けている。この乗り切りのノウハウを今回の口蹄疫ウイルス防疫にも活かせないものだろうか。

電子機器や自動車産業界では、一昨年9月のリーマンショック後の、世界的な危機乗り切りのために、死ぬ思いで、努力を重ね、今蘇ってきている。

先日の新聞の記事に、大隈半島の畜産農家の親子が、口蹄疫を防ごうと、自動消毒装置を親子で手作りしたとの紹介がなされていた。家庭用センサーライトを改造して、消毒液を車両全体に散布し自動消毒するというものらしい。このピンチに積極的に立ち向かう姿に頼もしさを感じたのは私一人だけではなかったはずです。

この際に、製造業界に導入されているノウハウを畜産農家向けに導入を考えるべきではないだろうか。例えば「3S,」あるいは「5S」の導入、「クーリングルーム」システムや「小型自動消毒装置」の導入も手始めの一例かも知れない。地域向けには、幹線道路等での「洗車システム」を活かした「自動消毒装置」の導入など。

今、まさに農商工連携が言われている時である。畜産農家や農業法人と地域の製造業が知恵を出し合い、安心・安全な畜産業を守るための新たなシステム、仕組みを作り出すチャンスと捕らえ、このピンチを乗り切ってもらうことを提案したい。

 

かごしま企業家交流協会

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