トップでなければビリと同じ。
2位は儲からず。3位以下は赤字になる。
「世界一企業」その強さは、危機との時こそ発揮される。リーマンショック後の世界的な金融・経済危機から真っ先に立ち直った企業を見直せば、その多くが世界一企業だ。
「少子高齢化が進み、ますます国内市場が縮小していく中、日本企業の活路はグローバル市場しかない。」日経ビジネスにこのような記事が掲載された。
まさに、現在の日本の置かれた状況だろう。
「トップでなければビリと同じ」。HDD用スピンドルモーターの世界市場で80%近いシェアを誇る日本電産の永守重信社長がよく言う言葉だそうだ。同社長によると、「グローバル競争時代には、トップ以外は大きな利益は得られない。2位は儲からず、3位以下は赤字になる。」という。実際、日本電産のHDD用スピンドルモーター事業は大幅増益になり、2010年3月期の過去最高益に貢献したが、3番手と言われるミネベアのHDD用スピンドルモーター事業は赤字だそうだ。
だからこそ、やはり、目指すべきは「世界一」なのだそうだ。
と言うことは、日本企業が生き残るためには、やはり「世界一」企業がいくら出来るかに掛かっていると言えるのだろうか。
かごしま企業家交流協会
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